病人の証明
まだ会社には行けそうにないくらい体調が戻らないので、やむを得ずもう一日だけ休む代わりに、あんまり行きたくはなかったのですが、医者に行くことにしました。やたら金ばかりかかるので、なるべく行かずに済むならそうしたかったのですが、やむを得ません。
不思議なもので、そこで処方してもらった薬を飲んだら、数時間後にはあれだけ酷かった頭痛がだんだんと治まっていくのです。まさに私にとって必要な薬でした。
自宅のすぐ近くにクリニックが開業したから、そこへ行ってみようというだけのものだったのですが、これが逆に良かったようです。酷い風邪をひいたときは、これからはここに来るといいのかもしれません。歩いて行ける距離だし、薬の処方が確かなら、それ以上のものを医者に求める必要もないでしょうから。もう駅前の医者まで行かなくてもよくなったのは幸いです。
明日からは仕事にも行けそうです。
ところで、ついにヒメっちから、こんなことを言われてしまいました。
「ヒゲくらい剃ったら?」
そういえば、徹夜作業になった先週水曜日の朝剃ったきり、私の顔の周りのヒゲは伸び放題でした。3ミリから4ミリくらいの長さになっていたと思います。
「今は病人だから」
などと、意味のわからない理由でごまかしておきました。5日間も剃らないままで延び放題だった無精ひげは、私を本当に病人のように見せていたでしょうから。
ヒメっちとしては、早くいつものお父さんに戻って欲しいという気持ちがあったんでしょうね。
でもせっかくなので、ヒメっちはそのように言いますが、明日の朝までこの無精ひげはとっておこうと思います。
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