天候不順を心配しながらも、幼稚園の運動会が予定通り開催されました。
去年も一昨年も、毎年前日まで雨を心配しては、当日になったらその心配はなんだったんだろうというくらい綺麗に晴れてくれていたのですが、今年はちょっと勝手が違いました。これくらいの雨ならまあなんとか・・・というレベルではあるのですが、地味にまだポツポツ降っているところで、昼に向けて止む傾向にあるという天気予報を信じての強行スタート。
これが、ある意味とっても思い出深い運動会となってくれました。ヒメっちの幼稚園最後の運動会としては、大変だったけどこれもまたよしというところでしょうか。
雨が止みきらなくても、園児たちはみんな元気です。開会式から、まだまだ小さな子どもたちが両手をめいっぱい振りながらの行進。私自身は運動会は好きじゃなかったけど、子どもたちの一生懸命な姿は見ているだけで癒されます。
年長組みの徒競走が、ヒメっちの最初の出番でした。
昨年に続き、今年もヒメっちは一等賞。その決定的瞬間です。二番目の子を振り返っている余裕さえありました。
このとき、雨がまた強く降り始めていました。三学年すべての徒競走を終えたところで、運動会は中断となってしまいました。まだ始まったばかりです。
保護者席でも、この後どうなるんだろうという話題で持ちきりでした。我が家の私を除く三人は、明日からママっちの実家に行くことになっていたので、少し遅くなっても今日中に運動会を終わらせて欲しいところでしたが、場合によっては明日に続きをやることになるのかもしれない、などと話していたところです。
中断している間、ヒメっちたちは教室で円を描いて歌を歌ったりなどしていました。椅子を全部園庭に出してしまっているので、教室の中はガラーンとしています。
その間は、客席にいる未就園児たちも退屈だろうと、通園バスを開放してくださいました。私も乗ってみたけど、さすがは幼稚園バス。ナイトっちが座っていると普通の座席に見えますが、私はこのシートに、膝をまっすぐ入れて座ることができませんでした。
それくらい、座席の前後の幅が狭いのです。巨人にでもなったような心境でした。
雨がマシになって、一部の種目を割愛することが決まって運動会は再開されましたが、まもなくまた雨が強くなりだして、やむを得ずまたしても中断。いったん全員自宅に戻り、昼食をとった後、午後1時半から再開することとなりました。
実際、再び幼稚園に訪れた1時半には、暑いくらいの日差しの降り注ぐ天気に変わっていたから皮肉なものです。
気を取り直して三たび運動会スタート。次のヒメっちの出番は、「磯節まつり」というお遊戯です。法被に身を包み、和風のBGMで勇ましく踊っています。
子どものお遊戯といっても、見ごたえのあるものでした。こんな小さな体で、綺麗にそろって踊っているのですから。
そしてその見ごたえは、次の種目、「パラバルーン」へと引き継がれます。雨のために割愛された種目があったため、「磯節まつり」と「パラバルーン」は続けて演じられることとなったのです。
「パラバルーン」は、この幼稚園の伝統的な種目です。毎年、年長組は必ずこの演技をします。一ヶ月前から取り組んでいる練習でも、この種目に一番時間をかけるようです。
ヒメっちが、うまくできるかどうか心配、と言っていましたが、なかなか堂々としたものでした。
全員ピッタリと合った息で、ただの大きなビニールシートを、午前中まで雨で濡れていたグラウンドの上に巨大な風船の山に変える魔法の演技。一昨年、この演技をヒメっちたちの二年先輩がやっているのを見て、こんな素敵な演技を二年後のヒメっちがやるんただろうか、などと、このブログにも書いていましたが、まさにそれが現実になって私の目の前に広がっているのです。
ほんとに大きくなったんだね。
最後の見せ場は、リレーです。ヒメっちは二番手。最初のランナーの子からバトンをもらうところでてこずって、ヒメっちが走り始めたときにはトップのグループの走者とは半周ほど差がついていました。
でも、ヒメっちのグループ、かなり頑張ったみたいです。アンカーの子がまたものすごく速くて、結果は4グループ中三位でした。
一部の種目を割愛しながらも昼過ぎまでかかってようやく終了した今年の運動会。最後にクラスごとに行われる表彰式でのヒメっちの表情が、すべてを語っているように思います。
ナイトっちも、ヒメっちが貰ったものがよほど気になったのか、思わず駆け寄っていったくらいです。
一等賞のご褒美にちょっとした買い物をして、帰宅する頃にはもう全員クタクタでした。それでもやはり、ヒメっちの誇らしげな表情は、何にもまして最も価値のあるものです。
ヒメっちにとっては、これが幼稚園では最後の運動会ですが、来年にはナイトっちが年少として入園します。ナイトっちの運動会となるのです。
一回目の中断の後、ナイトっちが唯一参加できる種目に、ママっちと一緒に参加したときは、ナイトっちはわけがわからずただ泣いていただけでした。三年前はといえば、ヒメっちだって似たようなものです。
でも、その三年の間に、子どもってこんなにも大きく逞しく成長するものなんですよね。ナイトっちだって大丈夫。これから、ヒメっちと同じように驚くような成長ぶりを見せてくれるのでしょう。
二人の今までと、そしてこれからの成長ぶりを、心から誇りに思います。
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