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2008年7月 2日 (水)

イメージで引き算

 計算というのは面白いもので、なぜそういう答えになるのか説明ができないけど、正解だけはわかるっていうような経験、子どものころに持っている方はわりといるんじゃないかと思います。私自身、まだ習ってない計算方法だから理路整然と説明することはできないけど、感覚的に正解だけは間違いなくこれだ、と感じ取るようなことがあり、でも説明できないから歯がゆい思いをしたことがあります。

 足し算がだいたいできるようになってきたヒメっち。先日、引き算にも挑戦してみました。

 30から1を引くと・・・。

 という会話を始めるとき、なぜかヒメっちは、30枚ある紙をヤギさんが食べていく、というシーンを想像しながら会話を進めようとするのです。なぜヤギさんと紙なのかはよくわかりませんが、考えやすいように自分で例え話をまず最初に作ってしまうところは、なかなかいいセンスしています。

 それにしても驚いたのは、繰り下がりのあるような計算でさえ、ヒメっちは頭の中でしてしまうのです。間違えることもありましたが、残り21枚の紙のうちから3枚の紙をヤギさんが食べちゃったら・・・という出題で、ちゃんと18枚と答えるのです。

「どうして18枚だと思ったの?」

 と聞いてみるのですが、説明はうまくできないのだそうです。

 ただ、18枚だと「ひらめいた」んだそうで。

 頭の中にヤギさんと、21枚の紙を過不足なくイメージしているはずはないので、もう少し論理的に考えているんじゃないかと思うのですが、その過程を説明するにはまだ少しロジカルな論法が出てこなくて、結論だけが「ひらめいて」出てくるような気になっているんでしょう。

 繰り下がりの計算なんて教えてもいないのに、子どもは知らないうちに何でも習得していくものですね。

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