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2008年7月31日 (木)

カチカチ山のタヌキの気持ち

 先週土曜日に行ったプールは、2時間もありませんでした。

 ところが、その間だけで、かなり日焼けしてしまったらしいのです。私以外の三人はみんな、日焼け止めをしっかり塗っていったので、それほど影響はなかったようですが、そういうのにあまり頓着しない性格の私が、実は一番影響を受けていたりします。

 土曜日当日の夜はそれほどでもなかったのですが、翌日の入浴中には、タオルで背中を擦るのも厳しいような状態に。今朝になってようやく、痛みは収まり、猛烈にかゆくなっているような感じです。

 そのとき一緒に入浴していたヒメっちが、痛がる私をおかしそうにしていました。

 ただ、ヒメっちも少しだけ、日焼け止めが行き届かなかったところが焼けてしまったみたいで、部分的に痒いらしいです。

 体が生理的にそのような状態になるのが、不思議でならないようです。

 日焼けっていうのは軽い火傷みたいなもので・・・・。

 と説明は一応してみるのですが、まだまだうまく理解できない様子。

 これこそ、体で覚えていくしかないことだから、しかたがないね。

 ナイトっちがそんな症状になってしまったら、どこが痛いのかまだうまく伝えられなくて泣くことしかできなくて、大変だったかもしれません。

 私もしばらくは、子どもを背中に背負ったりできないでしょうね。プールは楽しいんだけど、こういう後遺症が残るのがいただけないです。

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2008年7月30日 (水)

平日の子どもたち

 夏休みに入ると、まだ宿題もない幼稚園の子と、入園もまだの言葉もたどたどしい幼児の二人のいる我が家は、それこそおもちゃ箱をひっくり返したような毎日なんでしょうけど、普段仕事に出ている私には、それがほとんどわからないような状態です。毎日、帰宅したらもうみんな寝てるし、会話するチャンスといえば出勤前の朝の数十分程度。

 そこで、今日は思い切って早めに帰りました。仕事はたまってますが、その日のうちに片付けなくてはならない急なものはもうなかったので、途中の仕事も打ち切って、まっすぐに自宅へ。

 久しぶりに聞く「おかえりなさい」の声。玄関まで競ってやってきてくれる子どもたち。

 何度見ても聞いてもいいものです。

 入浴前つまり歯磨き前だから、お父さんの食事を少しつまみ食いしてもいいなんてことも、覚えています。ここ一ヶ月くらい機会がなかったのに。歯磨きが終わった後だと、私の食事を食べたいなどとは二人とも言わなくなっているのに、今日ばかりは、何度も「あれ食べたいこれ食べたい」と言ってきました。私も子どもたちの言うがままに食べさせちゃうんですけどね。

 体は疲れているのに、二人を一緒に抱っこしたり、腕相撲にもつき合わされました。まだまだ、ヒメっちとナイトっちが計4本の腕でかかってきても、負ける気はしません。私がわざと負けたときが、遊び終了の合図。

 二人はやがてママっちの待つお風呂へ。そのお風呂から出てきた後も、二人ともなかなか寝ようとはしませんでした。

 ナイトっちはたくさんお昼寝したからわからなくもないのですが、お昼寝もなしで二度も外出していたヒメっちがなかなか寝なかったのは、平日に私が早く帰ったことでいつもとは違った興奮状態にあったからなんでしょうね。私が普段自宅に帰りつく11時くらいの時間でも、二人ともしっかり起きていましたから。

 毎晩こんなだとどんなに楽しいかと思うのですが、そうはなかなかいきません。また明日から、気持ちを切り替えて頑張らなくちゃ。

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2008年7月29日 (火)

雷雨と電車故障

 帰宅したら夜の12時10分前。

 通常でも11時になる時間にようやく会社を出たわけなんですが、仕事を終えた頃、雷は鳴ってるし、雨は凄い勢いで降ってるし、なんともついてない夜だと思っていたら、ついていないときは、とことんまで重なるものです。

 帰りの最初の電車を降りて品川駅まで着いてみたら、雷雨とは関係なかったようですが、その先の電車が信号故障で止まってる・・・。品川の隣の大崎まで行ければなんとかなるのですが、その手段がないという状態でした。

 しかたないので、振り替え乗車券をもらってまったく別なルートで3時間近くかけてどうにか帰り着きました。自宅の最寄駅から先は雨が降っていなかったのがせめてもの救いでした。

 こんなことあるんですね。おかげで、読んでる途中の推理小説がすごく進みました(笑)。

 小説を読んでいるときも、気がついたら子どもたちの顔を思い浮かべています。遠回りな振り替えルートでも、帰り着けることが保障できていることがわかればとりあえずは安心できるものですが、早く子どもたちの寝顔が見たくなってしまうのは避けられないことのようです。

 明日は早く帰ろう。あさってでもできる仕事はしないで帰ろう。

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2008年7月28日 (月)

子ブタの授乳

 毎日暑い日が続きます。ついこの前までは、よく雨が降るし、傘を手放せないでいたというのに、しばらく降らないと思ったら事後報告のように梅雨明けが発表され、それからは真夏日が連続記録更新中。

 子どもたちは、アイスを喜んで食べたがります。

 値段が安くていいんですけど、プラスチックの容器に入っている、凍らせて端っこだけ切り落として吸うようにして食べる氷菓がありますよね。あれを子どもたちに食べさせていると、こんな写真が撮れました。

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 まるで子ブタの授乳(笑)。

 赤ちゃん卒業してまだ間がないイメージの消えないナイトっち。言葉もたどたどしいし、オムツだって取れないし、幼児の入り口にようやく立ったばかりのナイトっちならではの表情です。

 でも、パソコン触らせたら勝手にネツトサーフを楽しむし、文字はもうほとんど認識してるし、3キロくらいの道のりなら歩ききるし、通常の幼児にはなさそうな得意技も持っています。

 子どもの成長って不思議なものです。

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2008年7月27日 (日)

バースデーフルーツポンチ

 毎年開催されるこの季節の地元のイベント、商店街の夏祭り。今年も子どもたち二人連れて行ってきました。暑いし人は多いしで、何しに行ってるんだろうって印象はあるのですが、子どもたちが喜ぶのでつい連れて行ってあげたくなるところです。

 いろんなものを食べましたが、その中で写真に残せたものを一枚だけ。

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 二人が背を向けているのは、仲が悪いからではありません。

 ナイトっちの左側にママっちがいて、ヒメっちの右側にいつも幼稚園でよく一緒に遊んでいるMちゃんがいるからです。二人とも、暑い中のカキ氷が美味しかったみたい。

 お祭りの話はここまでにして、あとは自宅に戻ってからのことを。

 実は私、おととい誕生日でした。お祝いがまだできていないということで、ママっちとヒメっちが共同で考え出してくれたのが、ケーキもいいけど今回はちょっと変わったものを作ってみようということで、フルーツポンチを作ってくれることとなりました。

 スイカを半分にして中身をくりぬいたものを器にして、サイダーでその中を満たし、スイカの実や他のカットフルーツ、杏仁豆腐などを入れてできあがり。

 なかなか手の混んだものを作ってくれました。

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 子どもたち二人とも、何度もお代わりを繰り返して、これだけあった量を食後の一回で4人で食べきってしまいました。やっぱり、こういうものは入るところが違うものみたいです。

 メロンがちょっと固かったけど、スイカは甘かったし、美味しかった。

 みんなありがとう。

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2008年7月26日 (土)

失敗の多い市民プール

 確か一昨年の夏、初めて市民プールに行ったとき、これが失敗の連続だったようなことを書いた記憶があります。

 どうもここの市民プールとは、相性が悪いみたいで。

 今日、この夏初めてのプールへと、家族で行ってみたのですが、ヒメっちは十分に楽しめたその一方で、ナイトっちには可哀想なことをしてしまいました。

 もう少ししっかり確認しておけばよかったんですが、水遊び用のオムツを着用してても、オムツのまだ取れない子は来てはいけなかったのだそうで。プールのホームページにはそんなこと何も書いてないし、来てからそんなこと言われてもこちらとしては困るんですけどね。

 スタッフに見つかって、しばらくはねばったのですが、やっぱりダメでした。お金は返してもらいましたが、「衛生上の問題」なんだとかで。

 でもよく話を聞いてみたら、水着だったらいいんだそうな。オムツの子でも、防水性のオムツではなくて、水着を着させていれば大丈夫というのは、衛生上の問題というより、単に周囲の目を問題視しているだけのように思えます。

 いかにも公共が運営しているところが言いそうなこと。

 まだ遊び足りなくて泣き叫ぶナイトっちを、ママっちが連れて帰ってくれました。

 ほんとにナイトっちには申し訳なかったなあ。今度、水着をナイトっち用にちゃんと買って、またここに来よう。オムツが取れてなくても、見た目水着着ていればいいらしいから。

 ナイトっちとママっちが引き上げた後、次の休憩タイムに入ったところで私とヒメっちも引き上げました。ナイトっちの問題で、私もママっちもほとんどヒメっちと一緒にいられなかったので、ヒメっちには一人で遊んでいてもらったのですが、楽しんではくれた様子。水中で目を開けることができて、プールの中が見えたのが嬉しかったと言っていました。

 どんどん新しいことに挑戦していくヒメっち、なかなか頼もしい。

 おなかが空いたから帰ろうということになって、帰り道で見かけた夢庵というファミレスに入ってみました。

 ここでヒメっちの体調に異変。最初はおいしそうに料理を食べていたヒメっちなんですが、食事中に何度もトイレに行きたがります。

 どうやら、おなかを下してしまったらしいのです。

 後で聞いてみたら、同じ頃ナイトっちもおなかがゆるかったらしく、これはプールの影響だったのかも。ママっちの言うとおり、お泊り保育の前にはプールを持ってこないようにしておいて正解だったかもしれません。

 まあおなかを下したといっても、少しお昼寝した後はもう回復していましたけどね。

 なかなか思うようにいかない市民プールですが、今度はナイトっちのために子ども用水着も買いなおして、また仕切りなおしたいと思っています。

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2008年7月25日 (金)

KYな土産話

 昨日はお泊り保育から無事に帰ってきたヒメっちの武勇伝を書いたわけなんですが、実は、手放しで褒め称えるにはひとつだけ難点があったことを、昨日の記事では書くのを敢えて避けてみました。そのお話を、ここであらためまして。

 帰宅するなりヒメっち、ナイトっちが遊んでいたパソコンを取り上げて、ゲームに夢中だったのです。私は仕事を午前半休してでもヒメっちの話が聞きたかったのに、前日まる一日ゲームから離れていたからなのか、そっちが気になって仕方がない様子。11時には仕事に向かわなくてはならない私は、何度もヒメっちをパソコンの前から引き剥がして、話をさせなくてはなりませんでした。

 ママっちも私に協力してはくれるのですが、親が二人がかりでも、ヒメっちはそんなこと意にも介さず、隙あらばパソコンへと寄っていきます。そして、ナイトっちの握るマウスを取り上げてしまうのです。

 親は限られた時間の中でできるだけ土産話を聞きたいというのに、そんなことをヒメっちはまだ気にかけてはくれないんですね。家に帰ってきたなら、もうそこは幼稚園ではなく自宅流の遊び方にさっさと切り替えてしまうのです。

 要領がいいといえば聞こえはいいけど、もう少し私に気を使ってくれてもよさそうな気もします。

 このあたりが、幼稚園児と小学生とのせめぎあいなのかもしれません。

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2008年7月24日 (木)

お泊り保育から無事帰還

 昨夜、また東北地方で大きな地震があったようですね。私はまだ起きていたので、結構大きな揺れだったのを覚えています。

 東北の地震を東京で感じるくらいなんだから、震源での地震はかなり大きかったと思いますが、夜中だったせいか、それほど大きな被害にはならなかったようで、まだ不幸中の幸いでした。

 昨日から幼稚園に一泊しているヒメっちのことがちょっと心配にはなりましたが、私が揺れを大げさに感じたのは、マンションの9階にいるからという理由もあるだろうし、平屋の幼稚園ならそんなに大きな被害になるとは思っていませんでした。

 でも、さすがに園児を預かっているその夜に、体感するような地震が起こったら、幼稚園の職員さんたちは気が気じゃなかったでしょうね。

 とはいうものの、特に幼稚園から緊急の連絡があったりしたわけでもなく、お泊り保育は無事に終了したようです。

 仕事の帰りの遅い私は、ヒメっちの土産話が聞きたくて、仕事を午前半休しました。こうでもしないと、ヒメっちが起きているときに家にいられるのは、週末まで棚上げになってしまうからです。

 おともだちと並んで眠ったヒメっちは、朝の9時過ぎに自宅に元気に帰ってきました。

 昨日の遠足で遊んだアスレチックと水遊び、みんなで食べた晩御飯、就寝前のアニメ映画の観賞、興奮してなかなか眠れず先生に何度か注意されたこと、それでいて朝は4時半に目が覚めてしまって他の早起きしてしまった子とじっとしてなきゃいけなかったこと、朝ごはんで食べたデザートのことまで、ヒメっちはいろいろと話してくれました。

 通いなれた幼稚園に一泊しただけの短い冒険でしたが、ヒメっちにとってはしばらく忘れることのできない楽しい思い出になったことは間違いなさそうです。

 たった一日だけの、十分に設定された安全のもとではありますが、ヒメっちはもう、親もとを離れてすごすこともできるようになっているのです。

 成長したんだねえ。もういつ小学校に上がっても大丈夫のようです。

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2008年7月23日 (水)

我が子のいない夜

 毎週水曜日はノー残デー。とはいっても形ばかり。結局帰りは、いつもより少し早かったとはいっても10時近かったわけなんですが、早く帰っても今日は、ヒメっちが待っててくれないことはわかっていました。

 ヒメっちは、幼稚園三年間の中でたった一度だけの機会でもある、お泊り保育に参加しているのです。午前中は遠足に行き、午後は幼稚園で遊んで、夕食もシャワーも、しそて寝るときも、一日ずっとおともだちと一緒。いつもは午後2時には終了してしまう幼稚園が、翌朝まで続くという一大イベントです。

 一ヶ月以上も前から、ヒメっちはこの日を楽しみにしていました。今朝は私の方が自宅を出るのは早かったのですが、準備もしっかり済ませ、いよいよ当日がやってきたことに、胸を躍らせていたようです。

 夜、帰宅したとき、ちょうどママっちとナイトっちがお風呂から出てくるところでした。

 ナイトっちだけが眠そうにしている我が家。ヒメっちの姿のない我が家。

 なんだか、とっても物足りない気分です。

 おねしょの心配もないので、安心して送り出したとは言うものの、ひと晩我が家以外のところにヒメっちだけがいるという事実は、私にはさびしいという感情が一番強いもののようです。もちろん、そこまでのことができるようになっているというヒメっちの成長が嬉しい反面なんですけどね。

 幼稚園からは何のトラブルの報告もなかったところを見ると、きっと成功に終わったのでしょう。今頃はきっと、なかよしのおともだちとぐっすりと眠っている頃。

 土産話をたくさん持って帰ってきてくれることと思います。明日の朝帰ってくるのを、楽しみにしていましょう。

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2008年7月22日 (火)

初日に劇場ど真ん中の座席GETの舞台裏

 先日観に行ったポケモンの映画。初日の上映で劇場のど真ん中の一番いい席を確保したというお話を書きましたが、そのときのタネ明かしを。

 私はあまり頻繁に映画を見に行く趣味は持たないので、もしかしたら映画好きな人からしたらそんなの常識だよってことになるのかもしれませんが、二ヶ月ほど前に購入済みの前売り券を座席指定券と交換できるのは、観に行く予定の日の二日前からというのはどこの映画館でも当たり前のことなんでしょうか。

 二日しか前倒しにできないというのは不便ですよね。でも、我が家から一番近いポケモンを扱う映画館は、そういうものなんだそうです。

 私はそんな暗黙のルールは知りません。前売り券を買ったときにも、その売り場で入場券との引き換えはいつからできるのかと、はっきり売り場のスタッフに聞いたときには、6月30日から可能です、という回答があったので、三週間ほど前から引き換えが可能だというならそういうものなんだと納得していました。

 ところが、その6月30日とスタッフが言ったのは、入場券のことではなく、前売り券についている特典の引き換えのことだったらしいのです。私は入場券との引き換えはいつできるのかとはっきり聞いたのですが、前売り券は映画館の正式なチケットカウンターではなくグッズ販売などをしている売り場で売っているせいもあったからか、スタッフも十分に教育されていなかったようで、入場券より先に特典の説明をするなどという的外れなことをしていたのです。

 でも私は、6月30日以降なら引き換えてもらえると説明してもらっているわけですから、実際には7月2日くらいになってしまいましたが、まだ初日のチケットが残ってるかな、などと考えながら、再び映画館に、チケットの引き換えだけを目的に行きました。

 そしたら、チケットカウンターの受付のお姉さんから、「7月19日をご希望なら、17日にもう一度来てください」というなんとも無味乾燥な答え。

 こっちは6月30日から交換可能という説明を受けていると言っても対応が何も変わらないので、私もこれにはかなり腹に据えかねました。

 館内中に聞こえるような声でスタッフを罵倒して、責任者を引きずり出しました。

 責任者といっても30過ぎの若い人でしたが、やっぱり最初は、6月30日というのは特典の交換開始の日で云々と始まります。こちらは特典の話など最初から聞いていないし、興味もないのに。

 もう一度17日にチケット交換のためだけにこの劇場まで来なければならない事態だけはなんとかしろと、私も譲りませんでした。

 結局、前売り券のまま19日に来館すれば、そこで入場券と交換してもらえることで決着。飽くまで例外とは言っても、やろうと思えばできるのです。事務的な処理に、その特別ケースを常に頭に入れておかなくてはならないという煩雑さが当日を迎えるまで残り続けるのだから、劇場としてはやりたくはないでしょうけどね。

 その場で、まだ座席指定のまったく始まっていない劇場の好きな座席を選んでいいということになり、客席のど真ん中の2つの席を押さえてもらうことになったのです。

 劇場にしてみれば、とんでもないクレーマーだったでしょうね。スタッフが嘘の説明をしたことから始まっているのだからしかたないことですけど。

 おとなしく引き下がるなどあり得ないことです。ヒメっちのためなら、汚れ仕事でもなんでもやりますから(笑)。

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2008年7月21日 (月)

もう子どもじゃないもん

 暑い日の続く三連休でした。最終日は、プールにでも子どもたちを連れて行ってあげようかと思っていました。プール用のオムツも何枚か買ってあって、全部使っていないし、ナイトっちも多分来年の夏はもう要らないだろうから、今シーズンのうちに使い切りたいし。

 ところが、プールを提案すると、ママっちから反対意見が出てしまいました。

 次の水曜日に、ヒメっちが幼稚園でお泊り保育に参加する予定で、これをヒメっちは指折り数えて楽しみにしているのです。昨日は食べたものを戻したり、食欲もなかなか出ないままのヒメっちに、あまり無理をさせるとお泊り保育に参加できなくなってしまうかもしれないというのが、慎重なママっちの意見でした。

 そういうことならしかたがないでしょう。プールなら来月もやってるだろうし。

 ということで、たいした外出もせず、のんびりとした休日となってしまいました。日々の疲れが吹き出したのか、私は昼間からとっても眠かったです。何度も回を分けては、汗びっしょりになりながら眠っていたようです。

 それはヒメっちもナイトっちも同じで、この暑い中、かなりしっかりとお昼寝の時間を取ったようでした。

 その分、夜中になっても寝ない二人。

「子どもはもう寝る時間だよ」と言ったときに、ヒメっちがこんなことを言い出しました。

「わたしもう、子どもじゃないもん」

 五歳っていうのは紛れもなく子どもだよ!!

 私とママっちの二人から一斉砲火を浴びて何も言い返せないヒメっちでした。

 小さな声でつぶやいていた苦し紛れの言い訳をなんとか解読してみると、ナイトっちよりは大人に近いと言いたかったようで。

 関係ないです。二歳も五歳も、子どもは子どもですから。

 ませていくその加速度だけは、大人なみかもしれませんが。

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2008年7月20日 (日)

工作大好き少女

 どこにも行く予定をしていなかった日曜日。何か考えようかと思っていた矢先、遠出は控えておこうと決定付ける出来事がありました。

 何が悪かったのか、午前中のそろそろ暑くなり始めた頃になって、ヒメっちが突然に吐いてしまったのです。

 昨日映画に連れて行ったときは元気だったのですが、そういえば晩御飯はあまり食べていませんでした。今朝も、朝ごはんがあまり進んでいなくて、食欲がなさそうな様子です。

 そこへ来て、まだ胃の中に残っていたものをほとんど戻してしまったから、心配ごとは重なります。

 今日も暑かったし、市民プールに連れて行けば喜ぶんじゃないかと思っていたのですが、おなかの調子が悪いのでは、止めておくほうがよさそうです。プールのことはヒメっちには話さないで、近場を少しお出かけするだけにとどめておきました。

 代わりに、今日はちょっとだけ冒険。

 私もママっちも自転車に乗って、ヒメっちも自分の自転車で、駅の向こうまで三人でお出かけです。ナイトっちだけ、ママっちの後ろです。

 ヒメっちが自転車で行ったところとしては、今までは近所の公園がせいぜいでした。これが駅の向こうとなると、車の多い通りも走ることになるし、踏み切りも越えなくてはなりません。十分に大冒険です。

 目的地は、最近よく行く児童書専門の図書館。私が子どものころにこんな図書館があったとしたら、きっと毎日入り浸っていただろうと思うほど、子ども向けの本が並べられている図書館です。

 ここに連れてくると、ヒメっちは必ず、工作の本を何冊か借りていきます。材料は、手近に手に入る、新聞紙や紙コップなどの捨てるようなものを再利用するものばかり。そういうコンセプトで書かれた本が、シリーズになって図書館に置かれているのです。

 ヒメっち、工作が大好きなんだとか。そういえば、このところ子どもたちが寝静まった後に帰宅すると、ヒメっちが作ったと思われるガラクタみたいなのがリビングによく転がっています。

 体調が悪いときは、これくらいの冒険でとどめておくのがいいでしょう。

 ナイトっちも、字をどんどん覚えています。二歳児向けの本を与えると、一字一字指差しては読んでいくのです。

「あ、ね。い、ね。」

 と、私に同意を求めながら。「あ、だね。い、だね。」と言っているらしいのです。「だ」が抜けてしまうんですね。なので、しゃべっていることにはよほど注意を払っていないと、何をしゃべってるんだか今でもわからないことが多いのですが、文字については、数字、アルファベット、ひらがなをもう、マスターしているのです。ひらがなに関しては、濁音の概念もそろそろわかってきているみたい。

 二人とも創造性の豊かな子に育ってくれて、私はとっても嬉しいです。

 あとは、もう少し栄養つけて、体力を戻すことかな。

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2008年7月19日 (土)

クライマックスで熟睡

 巷ではジブリの最新作「崖の上のポニョ」の封切り日ということで騒がれておりますが、我が家ではそれを尻目に、「ポケットモンスター ギラティナと氷空の花束シェイミ」を観に、ヒメっちと一緒に行ってきました。

 ヒメっちと二人で遠出するのは、以前に「プリキュア」の映画に行ったとき以来だったと思います。実に久しぶりのヒメっちとのデート。ポケモンの映画を観に行けるとヒメっちも楽しみにしていましたが、私もまた今日を心待ちにしていました。

 ちょっとわけあって、公開の初日に劇場客席のど真ん中の座席を取ることができていました。この理由については、また後日にお話します。

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 一番見やすい席に二人、ドリンクとポップコーンとパンフレットも持ち込んで、いよいよ映画がスタート。隣の席でヒメっちが、登場するポケモンの名前を教えてくれます。

 いつの間に、こんなにたくさんのポケモンの名前を記憶していたのだろう。私はポケモンのことはほとんどわからないので、ヒメっちの反応のひとつひとつが新鮮でした。

 関係ないけど、ピカチュウってやっぱり可愛いですね。あと、ポッチャマも可愛い。一匹欲しいくらい。

 物語がいよいよ佳境に入ってきて、サトシたちと悪役の若い学者とのバトルシーンが始まり、物語も終盤というころ、隣のヒメっちがなんだか妙におとなしい感じがしました。

 ふと見てみると、目がトローンとして、とっても眠そう。

 まもなく、座席にもたれかかって動かなくなってしまいました。映画が全部終わって、周囲が明るくなってもこのまんま。

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 途中、何度も起こそうとしたのですが、まったく起きようとしませんでした。気合入れて朝早く起きすぎたんですね(笑)。

 ピカチュウの冴え渡る10万ボルトも、他のポケモンたちの勇敢な戦いぶりも、ヒメっちは見逃してしまいました。残念だったねー。

 ポップコーンだけじゃおなかは膨れません。少し遅くなったけど、昼食を映画館の向かい側にあったロッテリアで取ることにしました。

 ハンバーガー一個ペロリと平らげてご機嫌です。

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 でもこの頃には、

「わたし、本当に映画館の中で寝てたっけ・・・?」

 などと言ってました。まあ、寝てるときは記憶はないからね。寝るとは思ってなかったけど。

 とっても暑かったので、サーティーワンのアイスクリームまでねだられてしまいましたが、久しぶりのヒメっちとのお出かけだし、ここはちょっと奮発しちゃいました。ママっちと近場に遊びに行っているだけのナイトっちがちょっと可愛そうに思えましたが、ヒメっちに約束してもらいました。

 家に帰ったら、ナイトっちの遊び相手にちゃんとなってくれること。

 これを条件に、アイスクリームを注文。

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 いい顔してます。

 前回、昨年度のプリキュアの映画のときにも行ったのですが、映画館のすぐ近くに、東映アニメーションのギャラリーがあります。ここにもついでにちょっと足を伸ばしてみました。

 そこでの企画は、前回がプリキュア一色だったのに対し、今回はどう見ても子どもというより、私くらいの世代を対象にしているようでした。なにしろ、「銀河鉄道999」の特集でしたから。

 いやー、懐かしかった。大好きでした、このアニメ。

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 久しぶりのヒメっちと二人で出かけ、ほぼ一日一緒だったこの日、私も楽しかったです。次は、11月のプリキュアの映画かな。また映画になってしまいますが、ポケモンよりは対象年齢も低いだろうし、女の子向けだし、次は寝たりはしないと思いますが・・・。

 今度また寝たら、しばらく映画には連れて行かないかも(笑)。

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2008年7月18日 (金)

トイレの訓練

 トイレトレーニングを始めたとこのブログに最初に宣言したときから、もう半年ほど経っているんですね。今もまだオムツの取れないナイトっち。トイレトレーニングとは時間のかかるものです。

 もうすぐ二歳と七ヶ月。日本語の発音は、単語レベルではわりとしっかりしたものも聞けるようになってきたナイトっちですが、まだまだ会話となると一方通行。ましてやトイレで用を足せるようになるのなんてまだ先じゃないかと思っていたのですが、本当に少しずつとはいうものの、半年前よりは進んでいるようです。

 私がその様子を見ることができるのは、朝のせいぜい30分程度なので、気がついたらかなり進んでいる、なんてことにもうすでになっているかもしれませんが、私の知る限りだと、ときどきオシッコをトイレでするのに成功したりしているみたいです。まったく出ないこともあるみたいですけど。

 ナイトっちがトイレに座ると、ヒメっちが熱心に応援してくれます。わずかでもオシッコが上手に出れば、「出たよ~」と報告するのもヒメっちの役目になってます。まったく、面倒見のいいお姉ちゃんです。

 でもナイトっち、このままだとオシッコも座ってするようになるかも。そうやってするようにしか教えていないから。

 どこかで、立ってするように教えてあげないといけないかな。でも、それを教えるのはやっぱり、父親の方がいいんでしょうか。ヒメっちのときは、全部ママっちにお任せしていたし、またその方がいいだろうとも思っていましたが、ナイトっちは男の子。ヒメっちの当時の経験があまり参考にならないこともあるのは確かです。

 すでにオムツの取れている男の子のいるご家庭の方が読者の中にいらしたら、ぜひともそのときの経験など教えてください。お願いします。

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2008年7月17日 (木)

久しぶりのおかえりなさい

 このところ、仕事で帰りが遅くなるのが普通になってしまい、毎晩11時に帰宅する日々が続いていました。

 水曜日は一応ノー残業デーとはなっているとはいうものの、自社に戻ってする仕事があるときには、わざわざ水曜日の業務後を選んだりするので、結局水曜日も遅くなってしまったりします。

 それでも、昨日の場合は九時ごろには帰宅できました。

 子どもたちが玄関まで競って迎えに来てくれます。実に久しぶりに、家族のみんなから「おかえりなさい」と言ってもらった気がしました。

 この程度のことが珍しいなんてのが、そもそも異常なことなのかもしれませんが、私にとっては貴重な瞬間です。平日はあんまり子どもたちと一緒にいる時間もなくなってしまったけど、帰りを待ってくれている家族がいるっていうのは、素敵なことですね。

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2008年7月16日 (水)

お姉ちゃんはつらいね

 私が子どもたちを二人ともお風呂に入れるときは、私に続いて先に入ってきた方を洗い始め、後から入ってきた方には待ってもらって、先に洗い始めた方を一通り洗い終えてから二人目にとりかかります。

 でも、二人同時に入ってきたときは、先に洗うのはどちらがいいか、迷うこともあります。二人とも先に洗って欲しいと言うからなんです。

 先の方がいいという理由はただひとつ。空いている時間は遊んでていいということにしているので、先に洗ってもらえば、その後はもうひとりの洗いの時間と私が自分自身を洗っている時間は続けて遊びの時間にできるからです。後になると、遊びの時間が分断されてしまいます。

 ヒメっちはそこまで計算した上で言っているのですが、ナイトっちはただヒメっちの真似をして先がいいと言っているだけなのかもしれません。

 でも、二人とも先がいいという以上、公正に決めようということで、その場でくじ引きで決めることにしました。

 そうは言ってもお風呂の中です。くじ引きにできそうなものがないので、子どもたちの顔を拭くときに使っているガーゼを丸めて私の左手の中に子どもたちには見えないように詰め込んで、「右手か左手か、どっちに入ってる?」という簡単なくじ引きを即興でこしらえました。

 先に選ぶ権利をナイトっちに自発的に譲ってあげたヒメっち。優しいお姉ちゃんぶりを発揮してくれます。

 そして、ナイトっちは見事に当たりを選択。

 私の左手のほうが若干膨らんでいるように見えていたので、ヒメっちにはどちらが当たりなのか分かっていたと思うのですが、ヒメっちは仕方なく、当たりじゃないことをわかってて外れの右手を選びました。

 ナイトっちを先に洗うことが決まって、ヒメっちはちょっと納得できない気持ちがあったようです。

 たかがお風呂で洗ってもらう順番なんですが、子どもは変なところにこだわります。ヒメっちはその後、泣き出してしまいました。

 でも、くじ引きで決めた結果なんだから、泣いてもその結果を変えることはしません。私は、ナイトっちを先に洗うことにしました。

 ナイトっちを洗っている間、ヒメっちはずっと泣いていました。ヒメっちの番になっても泣き止まないので、ここはしっかりと言い聞かせておこうと思ってこう言いました。

「ナイトっちのためにわざと負けてくれたんだよね。でも、本当に順番が後になってしまったのが、悔しかったんだね。

 お父さんは、君が弟のために負けるとわかってるくじ引きを選んでくれる優しい子だってちゃんと知ってる。くじの結果は君が後になったんだからそうするのはしかたないけど、君がわざとそうしてくれた優しさはお父さんほんとに嬉しかったから、もう泣かないでいいよ」

 わかってくれたのか、その後まもなく泣き止んだヒメっちは、頭も体も洗い終わった後、ナイトっちとまた仲良くお風呂の中で遊んでいました。

 子どもはわけのわからないことで我を張ったりしますが、後からでもしっかりと向き合っていれば、わかってくれるものなんだと思います。

 私自身、勉強の毎日です。

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2008年7月15日 (火)

都会の牢獄

 本来、人間が入り込むのに適さない場所というものはいたるところにあります。

 自然にできたもので言えば、青樹が原の樹海だとか、活火山の火口だとか。

 人の手によるものだとしたら、下水道の中とか夢の島のど真ん中とか。

 こういう、およそ人がいるのに絶対に適するはずのない場所というのは、たとえば都会の真ん中の建物の中にもあるのです。

 今月に入って、うちの会社が納入して一年になるシステムが、立て続けに不具合を出して、そのたびに対応に追われていました。そして、調査だのメンテだのといった名目で、行きたくないけど行かざるを得ない場所があります。

 浜松町から東京モノレールで一駅のところにある、天王洲アイルに聳え立つ巨大なデータセンター。たくさんの会社がそれぞれ所有するサーバー機を、厳重に管理・運営することを事業としている会社です。ここで、その不具合をまだまだ内包しているシステムをインストールしたサーバー機が稼動しているのです。厳重なセキュリティがひとつの売りになっているようなものなので、外部からのリモート操作はできません。現場に行くより他、作業のしようがないのです。

 サーバー機が熱を帯びないように、大型の空調機が24時間動き続けています。通常の冷房では考えられない、14度という温度設定で、呼吸もできないような強い風が広いサーバールーム内を吹きすさんでいるような場所です。

 冷蔵庫並みの室温ではないので、入室してすぐに寒くなるわけではありません。実際、春先くらいの自然の気温と変わらない程度です。

 でも、そこに一時間もいたら、その絶え間なく吹き続ける風に、確実に体温は奪われていきます。

 何百台ものサーバー機が整然とラックに入れられている光景は、映画にでも出てくるようなハイテクな印象を与えてくれますが、その広い部屋の四方の壁のうち、二面にはびっしりと大型の空調機が何台も並べられて、一斉に冷風を送り続けているのです。ゴーゴーと、風の吹く音だけが常に聞こえ続け、周りにいる人と会話することさえできないくらいの大きなその風の音は、一瞬も止むことはありません。

 サーバー機やラックや空調機にはお金がかかっていることは明白ですが、その一方、床も壁も天井も、建材が露出したままです。カーペット一枚、壁紙一枚見ることはありません。コストをかけないところには一切かけないという徹底ぶりです。

 CMなどではクールに演出されているIT産業も、現場は実は、こんな泥臭いものなのです。

 こんな人間が長時間いるようにはできていない場所に、今月に入ってもう三回訪れています。

 子どもたちの顔を思い浮かべては、頑張らなきゃと奮起するのですが、願わくばもう、行きたくはないところです。

 ヒメっち、ナイトっちが大きくなった頃のIT産業がどんな発展を遂げているかなんて、私にもわかりはしませんが、その時代にも多分、この都会の牢獄では、自然界でもなかなか発生しないほどの強風が何十年も止まらずに吹き続けているという事実を変えてはいないでしょう。

 二人がIT産業で働くことに興味を持つかどうかもまだわかりませんし、実際、ヒメっちが今一番憧れている職業はお菓子職人だし、そんな遠い未来のことはまったくの白紙の状態ですが、自分が従事するのではないとしても、いつか父親の仕事というものを知ろうとしてくれるときがあったら、広告などから来るイメージとは違った側面も説明してあげられる父親でありたいと思っています。

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2008年7月14日 (月)

五歳の先生、二歳の生徒

 先週土曜日の、あらかわ遊園まで行く途中の電車の中で。

 私は毎日乗っているのでもう何とも思わない電車ですが、これに乗っていること自体が、子どもたちにとっては退屈なもののようです。まだナイトっちは電車が好きだからいいけど、特にヒメっちは目的地に着くために我慢しているだけで、電車に乗ること自体はあまり楽しくないようです。過去には何度か酔ったこともあったので、なおさらなのでしょう。

 ところで、ナイトっちが電車の中でおとなしくしていないのです。車内のいたるところを指さして、自分の読める字を指摘します。まだ何を話しているかもほとんどわからないナイトっちが、電車に乗るとおしゃべり度3割り増しとなります。

 そこで、退屈しているヒメっちも、ナイトっちの字の練習に立ち会います。車窓に貼り付けられた広告を指差して、ナイトっちにひらがなを一文字ずつ読ませたりしています。漢字はまだナイトっちには無理なので、そこはヒメっちが読んで教えてあげたり、主語の後に来る「は」を、「わ」と発音するなどといったちょっと高度なことも、教えてあげていました。

 まだそこまで高度なことになると、ナイトっちには敷居が高いでしょうけど、この光景、ただの電車の中での家族連れの乗客というだけなのに、私には実にほほえましく思えました。

 五歳の姉が、二歳の弟に字を教えているんですよ。退屈なはずの車内が、なんともほのぼのしていました。

 それにしても驚いたのは、漢字とか「わ」と発音する「は」とか、自分は十分理解しているけどナイトっちにはまだわからないだろう、というような、教わる側のレベルを把握した上で物を教える、ということが、ヒメっちにはもうできているというところです。いい年した大人でもできない人がいるっていうのに。

 私なんかより、ヒメっちに教える役を預けた方が、ナイトっちの勉強にはいいのかもしれません。

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2008年7月13日 (日)

続きが気になるお年頃

 午後から仕事の予定が入ってしまっていました。仕事は好きですが、せっかくの貴重な週末を、たかだか半日程度の仕事のためにつぶされてしまうのはちょっと残念。取引先の顧客企業が困っているので、やむを得ないことではあるんですけどね。

 帰宅したら午後10時。平日よりは少し早かったけど、子どもたちは眠ってしまっていました。休日出勤の差し入れに貰ったお菓子を持って帰っていたのですが、それも渡せずに残念無念。それもまあ、しかたないことですね。

 午後からは仕事に出てしまうので、子どもたちとは午前中の数時間だけしか一緒にいられませんでした。後でママっちが児童館に連れて行ってくれるということになっていたので、外遊びはママっちに任せることにして、午前中の私はのんびりと、子どもたちと一緒にテレビ。

 日曜の朝といえば、ナイトっちと一緒に見るテレビは「炎神戦隊ゴウオンジャー」、ヒメっちとは「Yes!プリキュア5 GoGo」でございます。

 このプリキュア、今ちょっと物語が山場を迎えています。シロップというプリキュアたちの仲間の男の子が、敵組織に寝返ろうとしているという、なんとも緊迫した展開。いつもは滅多に30分おとなしくテレビの前に座ってなどいないヒメっちが、今朝のお話はよほど気になったのか、ずっとテレビの前から離れようとしませんでした。

 いつもは毎回一話完結タイプのこのアニメが、今回はとってもいいところで終わってしまい、続きはまた来週ということになっていました。

「えー、なんでここで終わるのー?」と、不満げなヒメっち。

 続きが気になるように構成するのがアニメを作る人たちの仕事だからねえ。それはしょうがないね。

 はい、このアニメのことです。先はもう見えてます。仲間を一度は裏切ろうとしたシロップを、まったく疑おうともしないで危険も顧みずに敵組織の場所までたどり着いたプリキュアたち。温かくシロップを迎え入れた後は、敵の女幹部とバトル開始。シロップと、シロップが敵に売ろうとしたアイテムは無事に取り戻すも、バトルの結果は引き分けで終了。

 多分そんな感じ。

 来週を楽しみにしているヒメっちには話せません。

 一週間後のプリキュアの展開を楽しみにしているヒメっちですが、次の日曜日の前の日、土曜日にはポケモンの映画を見に行くことになっています。プリキュアもポケモンもどっちも楽しみで、来週が待ちきれないヒメっちの、そのキラキラした表情を見ているのが、私は楽しくてしかたないのです。

 次の週末は休日出勤にならないようにしなくちゃね。

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2008年7月12日 (土)

あらかわ遊園にふたたび

 このブログの記録によると、もう二年半近く行っていなかったようです。

 本当に久しぶりに、あらかわ遊園に行ってきました。前回行ったときは、まだナイトっちは4ヶ月の赤ちゃんだったんですね。

 ナイトっちにはまだ、年齢的に乗れる乗り物が半分ほどしかありませんが、長いこと行っていなかったので、疲れたけど楽しい一日でした。

 最初に乗ったのは、ヒメっちが一番乗りたかったというメリーゴーランド。子どもたち二人が並んで木馬にまたがっているところです。私は回っているメリーゴーランドの上に一緒に乗ってカメラを持っていたので、実はこの写真を撮影していたときは、とっくに動き出しています。そうは見えないかもしれないですが。

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 こんな光景が見られるなんて、私としては夢のようなことです。

 でも、子どもたちにとってみれば、事前に買った券で乗れる大型の遊具も、入園後に別料金で乗る小型の遊具も、区別なんてないんですよね。次にリクエストされたのは、バスの形の乗り物でした。別料金といっても100円でいいんですが、目につくものに手当たり次第に乗りたがります。

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 運転士役はヒメっち。ナイトっちはその隣で見ているだけでいいみたいです。多分、今度連れてくるときにはそれじゃ満足しなくなってしまうでしょうけどね。このタイプの遊具は、ヒメっちにはもう必要ないだろうし。

 あんまり暑かったので、休憩所に入りました。カキ氷を作っているところに興味津々な二人。カキ氷機が、酷使されすぎていたからなのか、ちょっと調子が悪そうでした。

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 この休憩所の中が涼しくて、しばらく出たくないくらいでしたが、また子どもたちが元気になったので外へ。

 乗り物他にもいろいろと遊べるものが置いてある遊園地ですが、二人が夢中になったのがこのふわふわ。二歳からOKのものもあれば、五歳以上じゃないと入れないものもあって、下の写真は似てるけど実は、別々のふわふわです。

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 大人は入れないんですよね。子どもたちは楽しくていいだろうけど、保護者は外から見ているしかなくて、暑いだけです。いいなあ、子どもは楽しそうで。

 近くに水が流れるようになっている池があり、水遊びしている子どもたちが大勢いました。水着持参で来ている子もいるところを見ると、保護者の入場料だけでここで遊ばせているような家庭もあったのかもしれません。

 ヒメっちは水着を持ってきていなかったので、洋服のまま。下着の替えくらいはあったので、ワンピースだけ脱いで池に入ってしまいました。

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 このときナイトっちは、水が怖いらしくて入ろうとしませんでした。水遊びは好きなはずなんですが、どうしたんでしょうね。姉が喜び勇んで池の上流に向かっていくのを、ただ見つめていました。

 ほどなくして、空から雷の音が聞こえ出したので、ここで終了。ヒメっちはもっと遊びたそうでしたが、降られてはかなわないので撤収となりました。荒川区では降らなかったようですが、ちょうどこのころ、東京の南のほうではものすごい夕立が発生していたようです。

 みんなクタクタになって帰宅。二人とも楽しかったといってくれたので、私としてもそれが一番嬉しいことです。明日、私に仕事の予定が入ってしまったので、家族サービスは今日しかできないのもあって頑張りましたが、遊園地を家族みんなで楽しむことができるようになったことが、今日の最大の収穫です。

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2008年7月11日 (金)

心に刺さるキャッチコピー

「愛してるから、吸わないで」

「一本ずつ、がんに近づいていく」

 この2つのコピーは、私が毎日常駐している某大手IT企業の喫煙室の壁に貼られているポスターに書かれています。

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 どちらも強烈です。

 特に一個目の。

 このコピーと一緒に、いかにも子どもが描いたようなイラストが添えられています。

 このポスターを見るたびに、やっぱり煙草はやめなくちゃいけないかな、と考えさせられはするのですが、なかなかそれがどうしても・・・。

 でもね、そういうポイントに訴求してくる広告って、反則ですよ、反則。ひとつは子どもからの愛情こめたお願いで、もうひとつは完全に脅迫です。

 煙草そのものより、この広告で体を悪くしてしまいそう・・・。

 常に葛藤させられながら、煙草の先に火をつける毎日です。

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2008年7月10日 (木)

るるりん

 毎月届くベネッセの子どもチャレンジについてくる体験教材の中で、何ヶ月か前に、オジギソウの栽培セットなるものがありました。

 育てやすくて、触ったときにわかりやすい反応を示すこの植物は、子どもの科学への興味を惹かせるのにはうってつけの素材なんでしょうね。

 このオジギソウ、我が家で植えた種は、結局ひとつしか発芽までいたったのがなかったのですが、芽を出してくれたその一株だけは、順調に育っています。葉に触ってみると、あの特徴的な動きをしっかり見せてくれます。

 ヒメっちは、種を植えるときに、このオジギソウに「るるりん」という名前をつけました。できるだけかわいい名前がいいと本人なりに考えた末、語感がかわいい感じがするからと、「るるりん」に決めたのだとかで。

 今我が家では、普通に「るるりん大きくなったねー」などと会話しています。

 生きとし生けるものに対する「命」というものに触れることが、子どもの情操を育てることになるなら、これもいい方法なんだと思います。我が家はマンションだし、ペットは飼ってもいいことになっているのですが、それでも毎日犬や猫の世話をするのは大変なことです。なかなか同じマンションのヒメっちのおともだちの家のように、自宅内で犬と一緒に生活したりはできないし、またそういうおともだちをうらやましく思うのか、時々「犬を飼ってみたい」などと口走るヒメっちですが、そうはいきません。

 生き物に対する優しい気持ちを、このまま育てていってほしいものです。

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2008年7月 9日 (水)

一息に読んだハードカバー

 私は読書が好きですが、読むスピードは遅いです。それもかなり。

 内容の濃い本だと、文庫本でも一日あたり一~二時間の電車の中の時間を使って読むのだとして一週間以上かかることなど珍しくありません。漫画の本でも、活字の量の多いものだと、コミック一冊一時間くらいかけて読みます。

 それくらい読書スピードの遅い私が、行き帰りの電車の中ほぼ一往復、つまり二時間程度でハードカバーの本を一冊、読んでしまいました。

 いまさらながらですが、あのベストセラー、田村裕著「ホームレス中学生」です。

 読むスピードが速かった最大の原因は、一ページ内の余白部分の多さです。折り返された行がほとんどないくらい、短い文が並べられているような内容なので、読むスピードは自然と速くなりますが、書かれている内容も十分に面白かったです。

 特に、最後の項目で、28歳になった著者が亡き母に向けた手紙のようにして書かれたところなどは、自然と惹き込まれてしまいます。詳しいことをここで書くようなことはしませんけど。

 ただ私が読み終わった後に強烈に感じたことは、子を持つ親の責任がいかに重いかということ。子どもにとって、親の庇護がいかに大切なのかということです。

 これだけの苦労を中学生の頃から強いられてきて、それでも周囲への感謝を忘れずにいる著者、芸人の田村裕という人物、大した人だと思います。

 実はこの本、図書館で借りたものなんですが、昨年の11月に予約しておいたのがようやく今になって順番が回ってきて、読むことができたのでした。予約したときはたしか、100人以上の順番待ちだったような記憶があります。多分、今でも私の後ろには、100人以上の人が待っているんでしょう。

 私が二時間で読んでしまうのだから、そんなに濃厚な内容というわけではなく、逆にあっさりと読んでしまえる本なので、機会があった折にはぜひ読んでみては、と思います。今までにはないタイプの自伝本であることだけは間違いないですから。

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2008年7月 8日 (火)

これもひとつの成長

 子どもたちをスーパーに連れて行くと、最近よく買わされるものがあります。

「ふるふるシェイカー」という名前の、微炭酸入りのゼリー状のドリンクです。

 炭酸飲料なのに振らないと飲めない、というふれこみの、ちょっと変わった飲み物なんですけど、二人ともこれが今大のお気に入り。以前は炭酸飲料がどうしても飲めなかったヒメっちが、今では冷たい飲み物といえば必ず炭酸入りを欲しがるし、まだちょっと炭酸が苦手なナイトっちも、この「ふるふるシェイカー」だけは好きみたいです。

 今でも思い出すのは、4年ほども前のことでしょうか。ヒメっちに初めて炭酸を飲ませてみたときのことです。

 確か、レモン味のコーラか何かだったと思います。

 コーラを口に含んだ瞬間、凄い顔をしたまだ赤ちゃん顔のヒメっちの表情を、今でも覚えています。口の中で花火がはじけたような、そんな顔をしていました。

 最近、ナイトっちにも同じことをしてみましたが、やっぱり同じような反応がありました。血は争えません。ヒメっちほど露骨ではなかったような気もしてますけど。

 でも、子どもなりに大きくなっていくにつれて、こんな刺激も求めるようになっていくんですね。どうでもいいようなことなんですけど、子どもたちのこんな小さな変化も、親の目には新鮮に映るもののようです。

 冷たいものの食べすぎには注意してね、二人とも。

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2008年7月 7日 (月)

願いよ届け

 七夕です。

 あいにく天気は良くなかったけど、悪天候のせいで夜に星空が見えないときは、織姫と彦星の年に一度の再会は、また来年まで順延されるって設定だったかどうか、毎年七夕が来るたびにそのことが気になってしかたなくなります。子どものころから、そんなことばかり考えていました。

 星空なんだから、雨雲よりも向こうの世界なんだし、地上からは見えないってだけなんだから雲より上空から星空を見れはいいんじゃないの?

 だの、

 いや、そもそも、こと座のベガとわし座のアルタイルが事実上離れている距離はそれこそ天文学的な数字であって、地球から勝手にそう見えるだけの星空にそんな話をとってつけること自体ナンセンスだ。

 だの、どちらかというとあんまり夢のあることは考えない傾向がありました。

 そんな私も、さすがに五歳くらいのころと言えば、そこまでひねてなかったと思いますけど、もう覚えていないものですね。

 ヒメっちを昨日また図書館に連れて行ったら、受付に笹飾りが飾られていて、好きなように短冊に願い事を書いていってもいいようにしてありました。

 そこでヒメっちは、なにやら願い事を書いていたようです。笹に結びつけるところがうまくできなくて、受付のおばさんにやってもらっていました。

 後ろからちょっと覗いてみた感じだと、やっぱり「パティシエになりたい」と書かれていました。

 ヒメっちは今、お菓子職人という職業に、強い憧れを抱いているみたいです。

 織姫と彦星の再会劇より、今はヒメっちの夢が叶うことの方が、私にとっては大切な七夕への願い事となっているようです。

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2008年7月 6日 (日)

外食にて思う

 最近なんだか、物価の値上がりが激しいです。やはり、燃料の値上げがあちこちに飛び火しているんでしょうね。私にはよくわからない、日常的な食材の値段なども、ママっちから聞くところでは、数パーセント程度値上がりしているものが多いそうです。

 というせいなのかどうなのか、以前はこのブログにもよく話題になっていたミスタードーナツにも、ここしばらく行っていませんでした。実際、ここもドーナツの値段が上がっているし、コストのかかる古い商品は、端からどんどん消えていっているようです。

 私のいない平日に家族たちが行ったことはあったようですが、私自身がミスタードーナツに行ったのは、もう一年くらいはなかったように思います。

 今日はヒメっちの希望で、実に久しぶりにミスタードーツに昼食を食べに行きました。

 長いこといっていなかったせいか、子どもたちの食べっぷりが以前の記憶と全然違って見えます。特にナイトっち。時間がかかるのはしょうがないのですが、あまりこぼさなくなってるし、ドーナツのかけらを口まで持っていくときの動作がしっかりしてきています。

 やっぱり、時々家族で外食もしなくちゃいけませんね。まったく外食に行っていないわけではないのですが、子どもたちの食べることに対する反応は、常に観察していたいですから。

 明日からまた一週間、週末までは子どもたちの顔がほとんど見られないとは思いますが、子どもたちの成長ぶりを励みにして頑張ります。

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2008年7月 5日 (土)

三人でカルタ遊び

 すでに読み札が一枚なくなっている我が家のカルタ。確か、一昨年のクリスマスに、幼稚園にやってきてくれたサンタさんからもらったプレゼントに入っていたものです。

 ずいぶんと使い込んで、もう折り目がついてしまっている札も何枚もあるのですが、ヒメっちが、これを使って遊ぼうと言ってきました。

 二人でテーブルの上にカルタを並べ始めたら、そこに「僕も入れて」とナイトっちが入ってきます。

 初めて、三人でカルタ遊びをしました。

 といっても、読んだ札の取り札がナイトっちの目の前にあるときは、ヒメっちも私も、ナイトっちにハンデを与えます。

 ハンデの基準は、時間無制限。

 手近にある取り札にしかまだ目が行かないナイトっちですが、私もヒメっちもその札を取らないようにしていると、少し時間をかけて、ナイトっちは自分でその正解の取り札を取ることができるようになっていました。

「『あ』のカードを探してごらん」

 などと、もう言わなくてもわかっているようなのです。私が読み札を読んだだけで、カルタのルールもしっかり理解しているようで、読み札の最初に現れた文字の書かれている取り札を探し、自分で「はい」と言って百発百中で札を取ります。

 ようやく少しだけ会話ができるようになってきた二歳半のナイトっちが、ひらがなをもう、全部読めるようになっているのです。

 また何かご褒美を考えてあげないとね。

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2008年7月 4日 (金)

七夕ももうすぐ

 我が家のバルコニーに、とっても小さな笹飾りが飾られていました。

 きっとまた、幼稚園で作ったものを持って帰ってきたんだろうくらいにしか思っていなかったんですが、幼稚園には違いなくても、作ったのはヒメっちではなく、ナイトっちでした。

 月に二回のプレ保育で、ママっちと共同で作った、ナイトっち初めての笹飾りです。

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 折り紙の飾りつけなんか、全部ナイトっちがやったんだそうです。ママっちは、指示を少し出しただけで、手伝ってはいないそうです。

 織姫彦星の顔も、自分で描いたんだとか。ちゃんと目や口や耳を描くようになっています。

 きっとその一方で、また幼稚園では、特大サイズの笹飾りが、ガレージを所狭しと飾られているんでしょう。今年は年長の笹飾り、みんな上手になっているんだろうなあ。

 下の写真は、ママっちが撮影してくれました。

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 ある程度の年になったらもう、何も意識しなくなってしまった七夕という、風流だけどただそれだけのイベントが、子どもたちのおかげで新しいものに思えます。子どもたちの成長が、目に見える瞬間ですから。

 人それぞれ、素敵な七夕が訪れますように。

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2008年7月 3日 (木)

朝の奇跡

 今朝、出勤の準備をして玄関に向かおうとしたとき、ちょっとした奇跡が起きました。

 とてもはっきりとした滑舌で、「いってらっしゃい」という声が聞こえたのです。

 声の主はナイトっち。私が仕事に出かけるときに何て言えばいいか、理解してくれているばかりではなく、実にしっかりと、その一言を口にしてくれたのです。

 まだ眠そうな顔をしていましたが、言葉がどんどん成長しているということを、ナイトっち自ら証明してくれているようでした。

 もともと、少し標準よりは言葉の進みが遅いと思われていたナイトっちですが、文字の覚えは早いし、物の認識力も悪くありません。ただ、言葉が自分の口から出てくるのが少し遅いだけのようです。

 今でも、私のことは「おとーたん」だし、ママっちのことは「おかーかー」、ヒメっちにいたっては、まだ定着しているのかどうかさえ怪しい始末なのに、一方では「いってらっしゃい」をほぼ正確に発音するものなんですよね。

 私が仕事の帰りがいつも遅くて、子どもたちは着実に成長しているのにそのことに気がつかないだけのような気もします。ナイトっちと自由に会話ができるようになる時期は、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

 先が楽しみでならないような、いつもどおりの朝にふと訪れた奇跡の出来事でした。

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2008年7月 2日 (水)

イメージで引き算

 計算というのは面白いもので、なぜそういう答えになるのか説明ができないけど、正解だけはわかるっていうような経験、子どものころに持っている方はわりといるんじゃないかと思います。私自身、まだ習ってない計算方法だから理路整然と説明することはできないけど、感覚的に正解だけは間違いなくこれだ、と感じ取るようなことがあり、でも説明できないから歯がゆい思いをしたことがあります。

 足し算がだいたいできるようになってきたヒメっち。先日、引き算にも挑戦してみました。

 30から1を引くと・・・。

 という会話を始めるとき、なぜかヒメっちは、30枚ある紙をヤギさんが食べていく、というシーンを想像しながら会話を進めようとするのです。なぜヤギさんと紙なのかはよくわかりませんが、考えやすいように自分で例え話をまず最初に作ってしまうところは、なかなかいいセンスしています。

 それにしても驚いたのは、繰り下がりのあるような計算でさえ、ヒメっちは頭の中でしてしまうのです。間違えることもありましたが、残り21枚の紙のうちから3枚の紙をヤギさんが食べちゃったら・・・という出題で、ちゃんと18枚と答えるのです。

「どうして18枚だと思ったの?」

 と聞いてみるのですが、説明はうまくできないのだそうです。

 ただ、18枚だと「ひらめいた」んだそうで。

 頭の中にヤギさんと、21枚の紙を過不足なくイメージしているはずはないので、もう少し論理的に考えているんじゃないかと思うのですが、その過程を説明するにはまだ少しロジカルな論法が出てこなくて、結論だけが「ひらめいて」出てくるような気になっているんでしょう。

 繰り下がりの計算なんて教えてもいないのに、子どもは知らないうちに何でも習得していくものですね。

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2008年7月 1日 (火)

正直に、そして優しく

 私の職場では、最近多くの人の入れ替えがあり、その職場で長い間仕事をしていた人がその現場を離れるといったことが何度かありました。

 私の仕事に直接関係が深い人だけでも三人。ここしばらくは、その三人から仕事を引き継ぐ期間となっていました。

 そしてこの三人の方々は、三人とも丁寧なことに、最終日にお菓子を買って来て周囲の人に配るというようなことをしていました。

 その中の一人からは、草加せんべいをいただきました。

 といっても一枚だけなので、その場で食べてしまおうかとも思ったのですが、結局食べずにその日の仕事が終わってしまったので、上着のポケットに入れて持って帰りました。子どもたちが喜んで食べると思っていたからです。

 でも、おせんべいはたったの一枚。子どもたちはどうやってこれを食べるのか、私は何も言わずにそのおせんべいを、キッチンカウンターの上に何食わぬ顔で置いておいたのです。

 いつの間にかおせんべいがなくなっていたので、ママっちに聞いてみたところ、子どもたちがしっかり食べたのだとか。ちゃんと半分こして。

 草加せんべいなので、なにしろ固いです。ナイトっちには食べられないかもしれないから、ナイトっちがお昼寝している間に一人で食べちゃっていいよと、ママっちは言ったらしいのですが、ヒメっちは一人で食べようとはしなかったそうです。

 それじゃあナイトっちが可哀そうだからと、ナイトっちが起きるまで待って、仲良く半分ずつにして食べたんだそうです。

 優しい子です。

 少し前にも、子ども向けのイベントに連れて行ったとき、小学生以上しか参加できないというものがありました。せっかくここまで連れて来て、参加させてやれないのも可哀そうだと、ママっちは、幼稚園では標準より少し背の高いヒメっちを、小学校一年生と偽って参加させようとしたことがあったそうです。来年にはもう小学生なんだし、私もその場にいたら同じことをしようとしたかもしれませんが、列に並び始めてすぐ、ヒメっちが自分から、やっぱり参加しなくていいと、列に並ぶのをやめてしまったんだたそうです。

 嘘ついてまで参加したくない。

 まさにそのとおりで。

 遊びのイベントとか、おせんべいとか、小さな話ではあるけど、正直にまっすぐに育ってくれているヒメっちのことを、私はわが娘ながら、心から誇りに思うのです。

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