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2008年6月30日 (月)

お手軽楽器

 口笛が吹けるっていうのは、珍しいことなんでしょうか。誰でもできると思っていたんですけど、そうでもないのかな。

 ヒメっちと一緒に外出先の道を歩いていたとき、口笛の話題になって、私がヒメっちの知っている歌を何でも鳴らしてしまうので、ヒメっちにいたく感心されてしまったことがあります。

 ヒメっちが言うには、たまにすぼめた口から突発的に音が出ることはあっても、それで音楽が奏でられるっていうところが凄いのだそうな。

 私の口笛も、そんなに上手じゃないんですけどね。1オクターブ半くらいの音階は取れるので、ある程度は曲になるけど、あまり大きな音が出せないし、綺麗に通る音は限られてるし。

 それでも、パッセージの速いメロディの部分があったりなどすると、ヒメっちにはかなり斬新なものに思えるのだそうです。

 道具は何も要らないし、楽器としてはこんなにお手軽なものはないでしょう。ヒメっちは、どうすれば口笛が上手になれるのか、興味を持ったようなのですが、私が「練習すればできるよ」とだけ言うと、まだ少し自分には敷居が高いと思ったみたいです。

 大丈夫。歌だって上手になっているんだから、口笛でメロディを鳴らすくらいのこと、すぐにできるようになるから。

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2008年6月29日 (日)

渇きの後に

 私の体調がまだすぐれないのと、雨が降っていたこともあるので、この週末は何も予定を入れていませんでした。

 筋肉痛は昨日よりはずいぶんマシになっていたので、今日は少しくらいは外出もしてみようということで、何もない休日に我が家でよくやるパターンなんですが、お出かけしたい子どもたちを納得させる方法として、近場のスーパーまで行って適当にお菓子を買って帰るという手を使いました。

 自宅から一歩も外に出ないというのは、ヒメっちの性には合わないらしいのです。

 ナイトっちはママっちが自転車に乗せて先に出発していました。私とヒメっちは、歩いてスーパーまで移動。ヒメっちは、新しい傘を買ってもらっていたので、どうしても歩きたかったんだとか。でも、先週のように出先でナイトっちに寝られてしまうと、今回ばかりはナイトっちを長時間抱っこしていられる自信もなかったので、最初からママっちに協力してもらいました。

 案の定、ヒメっちと歩いている途中で、眠ってしまったナイトっちを自転車の後ろに乗せてUターンしてくるママっちとすれ違いました。

 読みは的中。

 食後に食べようということで、アイスを4つ買って帰りました。

 夕食を済ませて少し食休みした後、歯磨きは後回しということにして先にお風呂。十分に体が温まり、さらに浴槽に浸かる時間を長めにとって、体が渇きを覚え始める頃になってお風呂を脱出。

 四人でアイスを食べます。風呂上りだったので、これがめちゃくちゃ旨かった。

 私だけお約束どおり、アイスクリーム頭痛になりました。

 この涼しそうな子どもたちを見てください。なんとも幸せそう。

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 この後は歯磨きをして、二人ともすぐに寝てくれました。

 アイス食べるなら、風呂上りがいいですね。でも、一気に食べるのは、頭が痛くなるのでやめましょう。

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2008年6月28日 (土)

体中が痛い

 原因がよくわからないのですが、数日前からなぜか、体中が筋肉痛のような痛みで覆われています。

 主に両腕と両脚。特にふくらはぎと、左腕の肘から先のあたりで、奇妙なのは、左手で洋服のボタンを留めるなどの細かい作業をしようとしたときにも、微妙な痛みが走ることです。手首から指先にかけて、少し痺れたような感じもします。

 久しぶりのゆっくりできる休日だったので、私はずっと家にいたのですが、この筋肉痛のせいで、子どもたちと十分に遊ぶ時間はあまりありませんでした。両脚が痛くて、動き回れないのです。

 五月に職場である常駐先が変わってから、毎朝戦場のような電車に乗っているせいなのかもしれません。トータルで片道二時間。そのうちの半分以上は、ラッシュの人ごみの中で変な姿勢で立ち続けているのだから、無理もないのかも。

 このまま何年も続けていくにはちょっとまずい通勤条件なんだろうか。

 毎日筋肉痛が蓄積していくのって、あんまりいいことなさそうですよね。

 子どもたちと体を使った遊びが休日なのにできないのが一番つらいです。何かいい方法はないものか。

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2008年6月27日 (金)

力持ちに見える?

 先日、休みの日に子どもたちと雨の中を図書館まで歩いていたときのこと。

 途中で眠くなってしまったナイトっちをしかたなく抱きかかえてヒメっちと並んで歩いたお話は以前に書きましたが、このとき、私は右手に傘を持ったまま、左腕の上にナイトっちを乗せていました。右手に持った傘は、どちらかというとナイトっちの頭の上を覆うためです。

 片腕だけでナイトっちを支えている私を見て、ヒメっちは感心したように、

「左手だけで抱っこできるなんて凄いね」

 と言っていました。

 ヒメっちには、ナイトっちが持っていた傘を預かってもらっていましたが、まだまだこれだけの荷物でも重く感じるみたいです。ましてや、片腕だけでナイトっちを抱えあげるなんてこと、想像もつかないことのようで。

 私も子どものころは、父の強い腕の力に感心した覚えがあります。父の場合は本当に力持ちだったんですけどね。

 ここにも、ちょっとした世代の移り変わりがあるようです。

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2008年6月26日 (木)

自分より小さい子と大きい子

 私の考えすぎというか、買いかぶりすぎというか、親ばかというか。

 でも、ごく最近に遊びに行った記憶の新しい中のひとつ、「しましまタウン」と、さらに記憶もまだ鮮明な「東京おもちゃショー」。この二つにヒメっちを連れて行って、気がついたことがあります。

「しましまタウン」では、着ぐるみしまじろうに触ったりするのに、ヒメっちは周りに自分よりも小さな子が多くいることを知っていたからか、しまじろうのすぐ近くの場所は小さな子に譲り、自分はその子の後ろからでもしまじろうに手が届くからと、一歩後ろからしまじろうの顔を触ったりしていました。

一方の「東京おもちゃショー」では、ヒメっちが一番見たかった「ふとまきマッキー」のコーナーで、ちゃっかり一番前のセンターポジションをGETしていました。周りには、そのおもちゃの対象年齢が少し高めだったせいでヒメっちより大きな子しかいなかったこともあってか、まったく遠慮する様子はありません。

 着ぐるみしまじろうと、ふとまきマッキーなら、ヒメっちの興味の対象としては間違いなく後者に軍配が上がるでしょうから、単に興味の深さの問題だったのかもしれませんけど。

 これでも結構、周りに気を遣っているのかもしれません。弟がいるからなのか、ヒメっちは幼稚園でも下の学年の子に優しいらしいですから。

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2008年6月25日 (水)

二歳半の識字能力

 理数系夫婦の間からは、文字に対するセンスの鋭い子が生まれるものなのでしょうか。

 以前から、漢字の読みに関しては小学生の一年生かそれ以上のレベルに達していそうなヒメっちのお話を何度かここにも書いてきましたが、弟のナイトっちも、姉と同じく、識字に関しては少しいいセンスを持っているような気がしています。親ばかという要素はふんだんに入っていますけど。

 まだ二歳半になって一週間にもならないナイトっち。ヒメっちもそれくらいの頃すでに、数字やアルファベットの一部は覚え始めていましたが、ナイトっちの場合、早くもひらがなを読み始めているのです。そういえば、アルファベットをナイトっちが読み始めているということをここに書いたのも、まだ最近のような気がします。

 ナイトっちがもうひらがなを読み始めているということに最初に気がついたのはママっちでした。

 ナイトっち、何かの広告を目の前にして、

「か・り・や・す」

 と、普段の舌足らずなナイトっちの発声とはちょっと違った感じで声をあげていたのだそうです。

 何を言ってるのか不思議に思ったママっち、ナイトっちが見ているその広告を覗き込むと、それは何かの児童用教材の広告だったようで、

「わかりやすい」

 と書かれていたのです。その、先頭と最後の文字は飛ばして読んでいたために、「かりやす」と声に出す結果になったようです。

 私が仕事から帰宅した後、ママっちが教えてくれました。

 先日ナイトっちを図書館に連れて行ったときも、大きめに書かれているひらがななら、もう読めるようだということを私も感じました。

 「とけい」とか「いまなんじ」などと書かれている絵本のページを、ゆっくりとですが、一文字一文字読んでいくのです。

 まだ、文字が複数つながりあってひとつの意味になるところまでは理解できていないようですが、文字と発声の関係を頭の中でつなげていくという作業を、すでにナイトっちは始めているということになります。

 もう少し私に時間があれば、ナイトっちに字を教えるのにも注力できるのですが、なかなかそこがうまくいかないところ。

 でもせっかく見つかり始めたナイトっちの素質です。伸ばしてあげられるようにするのが父親だと思っています。

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2008年6月24日 (火)

危険な二人

 五歳の姉が二歳の弟をおんぶしている、の図。

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 終戦直後ならありそうな気もしますが、実際には五歳の体では二歳の子の体重を背中で支えることは難しいようです。

 この二人、放っておくと、自分でおんぶ紐を持ち出してきて、勝手にこんなことをやって遊んでいるのです。

 ともすると、次の瞬間にはこんなことになったりします。この直後、二人とも後ろに転倒です。

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 二人ともご機嫌に笑ってますが、また実際のところどこにも怪我はしていないのですが、この手のつけようのないやんちゃっぷり、なんとかしてくれよと言いたい。

 これもまあ、仲睦まじき姉弟の姿と思えばいいんでしょうけど、心配は絶えません。

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2008年6月23日 (月)

超IT

 空気読めないことをKYと言ったりします。

 さらにそれを強調して、超空気読めないことをSKYなどと言うこともありますね。SはsuperのSで、読み方は「スカイ」だそうです。

 さらにさらに、他にもこんなにあるみたいです。

http://www.fmworld.net/product/phone/omoro/

 そして、私の職業はIT技術者ですが、ITという略語もあるのだそうです。

「超ITな気分だねー」

 などと使います。

 意味は、Information Technology(情報技術)ではなくて、「アイス食べたい」なんだとか。

 そういえば我が家の子どもたちも、最近はほぼ毎日、一個くらいはアイス食べたがります。おなか壊すといけないので、二個は食べさせません。

 ヒメっちもナイトっちも、超ITなんだね。

 こんな略語を、あと十年もしたら、ヒメっちも友達と一緒に、当たり前のように会話しているのかなあ。ちょっと想像がつきません。

 まあそのころには、KYだのJKだの、ITだのといった流行語が生き残っているわけもないでしょうけど、逆に、KY世代が大人になる頃に、その世代が世を憂えるような新しい流行語が誕生し、ヒメっちたちはその世代の中を生きていくことになるのかもしれません。

 世代が交代するたびに、繰り返されるものなんですね。

 職業柄、「IT=アイス食べたい」などという言葉は、早めに淘汰されてほしいと思うのが、私の個人的見解です。

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2008年6月22日 (日)

雨の日の散歩は重労働

 一日ずっと雨降りな日曜日でした。

 こういうときこそ、昨日行った東京おもちゃショーは空いていたかもしれないのですが、近距離ならともかく、この雨降りの中有明まで行くには少々難あり。

 ヒメっちも、今日もう一日ショーがあるのは知っていたはずなんですが、行きたいとは言いませんでした。

 それより、新しい雑誌を買ってほしいとのこと。今までに買ってあげた雑誌のワークブックも少しずつ片付けてるみたいだし、それなら買ってあげてもいいだろうということで、傘をさして歩いて商店街まで行くこととなりました。

 最初、ナイトっちはうちでママっちと留守番のはずだったんですが、ヒメっちがレインコートを準備している様子を見ると、急に一緒に行きたくなったようで、結局子どもたち二人とも連れて行くことに。

 商店街の書店まで、大人の足でも雨が降っていたら20分は軽くかかります。ナイトっち大丈夫か、と不安を抱えつつも、出発。

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 考えてみれば、二歳半のこのチビな体で、よくこれだけの距離を歩くものです。結局ナイトっちは、書店までの距離を歩ききりました。ヒメっちなんてもう、慣れたものです。それなりに足には来るみたいですけどね。

 できれば、雑誌を買った後に図書館にも二件寄って行きたいと考えていました。ところが、さすがにもうもたなかったのか、途中でナイトっちが、私の足にしがみついたまま眠ってしまいました。

 雨はマシになっていたし、しょうがないから、ナイトっちを左手で抱えたままで右手で傘をさして残りの距離を移動。一件目の図書館についてからママっちに連絡して、二件目に行くまでにヘルプに来てもらうことにしました。

 二件目の図書館に到着と同時にナイトっちが目を覚まし、その後まもなくママっちも合流。二件目の図書館は、子ども向けの本ばかりを集めてあるところなので、子どもたちも少し長居したがりましたが、なんとか子どもたち二人をママっちに引き渡して先に自転車で連れて帰ってもらってひとまずは落ち着きました。

 雨具などの余計な荷物もある中での子どもたち二人を連れた散歩。途中で片方に寝られてしまうと、とんでもない重労働になります。

 こんな可愛いレインコート姿の二人と散歩できるのも、もう何年もないことを思えば、これはこれで貴重な時間だとは思うんですけどね。

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2008年6月21日 (土)

年々混んでいく東京おもちゃショー

 二年前に一般公開を復活させ、それ以来毎年、いまくらいの時期に有明で開催される東京おもちゃショー。今年は少し早めのようで、梅雨も明けない時期に始まりましたが、行ってまいりました。家族4人でというのは、おもちゃショーに関して言うと今年が初めてです。

 二年前に私とヒメっちで行った時は、適度ににぎやかで、それでいて行列ができているような場所はほとんどになくて、それで入場無料だと言うのだから、こんなに子どもを遊びに連れてくるのにベストなところはないと思っていましたが、評判がいいのか年々混雑が酷くなってきています。

 遊べないことはないんですけどね。ただ、一昨年のがあまりにも理想的だったもので。

 二年前も昨年も、ナイトっちは小さかったので私かママっちのどちらかが自宅にいて、ヒメっちを二日間続けて私とママっちで交代で連れて行ったりしたものですが、今年はナイトっちも連れて行くので、家族四人で一日限定という形になりました。

 他のおもちゃのイベントとは比べ物にならないのが、この東京おもちゃショーです。一日で回れるところなんてほんのごくわずか。ヒメっちはやっぱり、人気の高いバンダイやタカラトミーのブースに興味があるようだったので、並ぶのを覚悟で両方まわってきました。

 ヒメっち最大の目的がこれ。バンダイの「ふとまきマッキー」という、後で本当に食べられる太巻き寿司を作れるというおもちゃ。この場にはママっちしかいませんでしたが、とにかく夢中でお寿司のできていく過程を見つめていたのだとか。

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 ナイトっちはいたってマイペース。目の前におもちゃがあれば何でもいいといった様子で、遊ばせておけばご機嫌で遊んでいるし、「次行くよ」と言えば素直についてきます。

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 首から提げた大きな手提げ袋がなんとも。

 もうひとつの目玉、タカラトミーでは、ヒメっちはリカちゃん人形で遊ぶのを楽しみにしていました。

 イベントには参加できなかったものの、イベント終了後も人形で遊ばせてもらえたので、参加できないと知って大泣きしていたヒメっち、なんとか機嫌を取り戻してくれました。

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 料理ごっことお人形遊びに夢中です。すっかり女の子の遊びが大好きになっているヒメっち。もうすぐ六歳ですからね。おませなところも、どんどん成長していくのでしょう。

 ナイトっちも、ヤッターマンやレスキューフォースのおもちゃでいつまでも遊んでいました。ここでもはっきり現れる、男女のおもちゃの嗜好の違い。男女両方の親になってみて思うことですが、自然にそういう傾向を身につけていくのが不思議なことです。

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 いつまででも遊んでいたいのですが、ショーは五時で終了です。帰りはちょっと長旅だったけど、同じ電車に一時間乗り続けていれば帰れる電車があったのがラッキー。乗り過ごさないようにと私は後半からずっと起きていましたが、他の三人は電車の揺れなど気にもせずに眠り続けていました。みんな疲れたんでしょうね。

 年々人が増えていく傾向があるのもしかたのないことですが、やっぱりこのイベントは連れて行く甲斐があります。明日は雨が酷いようなので、今年は一日だけにすると思いますが、本当ならもう一日連れて行きたいくらい。

 また来年もあるといいな。

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2008年6月20日 (金)

時間の扉

 日曜日に幼稚園に行ったとき、園児たちの作品が壁に飾られているのを発見しました。何日か前に作った時計の工作です。完成品を展示しているものだったので、その日は見るだけになりましたが、ヒメっちのもしっかり飾られていました。

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 棒状のものを三角形に組み合わせて、その上から時計盤をはりつけ、針を取りつけて出来上がり。なかなかしっかりとした仕上がりです。

 3、6、9、12の数字が、実に丁寧に、きれいに書かれています。ヒメっちが自分で書いたんだそうです。

 今のところはまだ、時計が読めるとはいっても、「○時ちょうど」と「○時半」だけなんですけど、時間の感覚というものも、ヒメっちの理解の中では確実に育ってくれているようです。

 それもひとつの成長の証なので、喜ばしいことではあるのですが、一方では一抹の寂しさも覚えます。私の個人的な感傷なんですけどね。

 今はまだ、時間に縛られたりすることのほとんどないのびのびした生活を送っている時期ですが、やがてはヒメっちも、大人になるにつれて時間に縛られざるを得ないようになっていくんですよね。そうじゃなきゃ、日本で生活していくことなどできないのだから。

 壁にかけられたヒメっちが作った時計の工作が、ふと一枚の扉に見えたりもしました。この扉をくぐると、そこは時間に縛られた大人の世界。

 私の掌くらいのサイズしかないこの作品は、扉というにはまだ小さいですね。

 その扉がまだ小さすぎてくぐれないうちの「今」という時間も、大切にしないとね。

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2008年6月19日 (木)

百から九九へ

 昨日に続いてまたお風呂でのお話です。昨日の事件と実は、同じ日のお風呂でのこと。時間的には、爆弾騒ぎが収まったすぐ後です。

 最近の我が家では、ヒメっちになんとか九九を覚えさせようとしています。強制してもしょうがないので、そんなにしつこく言いはしませんが、ちょうどいい機会なので、お風呂で浴槽にみんなで浸かっているときなどによくやってます。

 ごく最近まで、100まで数えたら浴槽から出てもいいということになっていました。途中、世界のナベアツの真似などしながら、ふざけつつも100まで数えてからお風呂を終わらせたりなどしていたものです。

 これを時々、100まで数えるのではなく、九九の暗誦で代用しようとするのですが、ヒメっちがなかなかやりたがりませんでした。よく覚えていないから、あまり積極的になれないといったところです。

 でもこの日は、お風呂に入る前の歯磨きとトイレを済ませた後、なぜか自分から九九表を見てくるといって、少し後からお風呂に入ってきました。

 まだ2の段もすらすらとは言えませんが、今までのように逃げ回るだけじゃなくて、取り組もうという意思を見せ始めたのは大きな進歩です。頑張って今から九九を覚えてしまえば、数年後が楽というのもあるにはあるけど、それよりも、数の持つ様々な面白い性質を体験できることになるだろうから、今のうちから頑張っておこう。3の段まで覚えれば、ヒメっちが大好きなナベアツがアホになろうとしていた理由も論理的に理解できるようになるでしょう。

 学問に王道なし。頑張れ、ヒメっち。

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2008年6月18日 (水)

お風呂で爆弾騒ぎ

 先日、子どもたち二人をお風呂に入れていたときのことです。一時的にですが、大パニックが発生しました。

 最初の発見者はヒメっちでした。二人の体も頭も全部洗い終わって、これから自分を洗おうとしていたときのことでした。

 ナイトっちがウンチしてる、というのです。

 私からはナイトっちの体の陰になってよく見えなかったのですが、自分の視線をナイトっちの奥に向けると、確かにお風呂の床の上に、ピンポン球くらいのサイズのウンチが、2個転がっていました。

 3個目は、ナイトっちのお尻からまだ離れようとしていないところでした。

 しばらくナイトっちが黙り込んでいたのですが、なかなかそれだけじや気がつかないものです。

 お風呂でしちゃったものはしょうがない。排水溝の蓋を開けて、流してしまうことにしました。

 床から排水溝まで約30センチ。直接手で触るのはちょっとためらわれたので、シャワーを全開にして2個のウンチを排水溝まで導きます。もう一個は、排水溝の傍で落としてもらったので問題なし。

 ナイトっちのお尻をきれいに洗った後は、さて問題の排水溝のネットの上にゴロンと転がっているウンチ3個をどう処理するか。

 シャワーを至近距離まで近づけて当てると、少しずつ細かく崩れて、排水溝の中へと流れていってくれることがわかったので、少し時間はかかりましたが、なんとか全部流すことができました。

 その間、ヒメっちは始終大騒ぎ。シャワーで崩れていくウンチを見て、ゲラゲラ笑っています。

 でも、一方のナイトっちは、ちょっとバツが悪そうでした。お風呂でウンチしちゃったことに、ちょっと負い目を感じていたのかも。叱られるんじゃないかと、ビクビクしていたようにも見えました。

 叱るわけないです。確かに、ヒメっちは過剰に騒ぎすぎましたが、スッキリと出てよかったねってところです。

 まだおむつが取れないから、こういうときにこそ、おむつを卒業するためのチャンスでもあります。今度はウンチが出る前に、出そうなことを言えるようにしよう。それがわかれば、次にはまた一歩前進できるかもしれない。

 最近では特に大盛り上がりなお風呂でした。

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2008年6月17日 (火)

子どもとの連携プレーについての考察

 一昨日の父の日プレーデーに参加したときの、後半の工作の時間に思ったこと。

 我が家のヒメっちはもともと工作が大好きなので、ほっといても自分でいろいろ考えては自分の作りたいものを作ろうとします。親子で共同で工作をするのが趣旨だったのですが、私の場合はヒメっちのやりたいように任せることにしています。けっして上手なものにはならないし、親がふんだんに手伝った他の子の作品などと比べれば見劣りするのが当然ですが、本人がどうすればイメージに近いことが実現できるかわからなくなって困っているとき以外は、今回に限らず口を出さないようにしています。

 それが一番、ヒメっちにとって充実した結果になると思うからです。

 でも、この日の他の家庭のパパさんを見てると、そうじゃなさそうなところも多いものですね。

 子どもがやろうとしていることに、頭ごなしに「そんなの無理だ」と決め付けてしまうパパさんや、子どもそっちのけで自分の工作に没頭してしまうパパさんも何人かいたようです。

 今の時期から、子どもの出す結果に見栄をはってもしょうがないと思うんですけどね。ましてや、親がほとんどを手伝うというより自分がメインでやってしまって、子どもの成果が親のおまけみたいになってしまうことに、何の意味があるんだろうと思います。

 親は子どもの成長している過程を見ることに満足を覚えればいい。自分の作りたいものをそこで作るために来てるんじゃない。

 子どもは、親の顔色なんか気にしないで、自分の思ったとおりのものを作ればいい。困ったときの相談相手に、その日はたまたま親が後ろにいてくれるっていうくらいで十分。

 自分が納得できるものを作るために、時間いっぱい最後まで粘り続けて工作を続けていたヒメっちの作品を、教室の後ろに並べたときには、置き場所に困るくらいたくさんの作品がすでに並べられていました。高さ20センチはありそうな、自立したガンダムみたいなロボットもあり、その脇に小さく自動車がくっついたような作品も。その自動車だけが、子どもの作品なんでしょうね。

 なかなか壮観な光景でしたが、私にとって一番輝いて見えた作品はもちろん、けっして巧くはないけど誰よりも一生懸命に作っただろう、ヒメっちの作品でした。

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2008年6月16日 (月)

おもちゃ美術館

 昨日の父の日プレーデーの振り替えで、今日は幼稚園がお休みになりました。

 そこで、私もヒメっちの平日休みの予定に合わせて、休暇を申請していました。平日に家族で出かけることができることなど、これから先何度あるかわからないですから。来年はヒメっちが小学生、ナイトっちはヒメっちと入れ替わりに入園です。

 そして、平日に遊びに行く場所として選んだのは、今年四月にオープンしたという、四谷の「東京おもちゃ美術館」でした。初めていくところなので、私も楽しみにしていました。

 ついでに、三日前に開通したばかりだという東京メトロ副都心線に乗ると便利だということで、こちらも初めての体験をしてみようということに。これが実は、とんでもない仇となってしまったのです。

 開通してから今日が初めての、通勤ラッシュというものを迎えた副都心線。まともに動いてなどいませんでした。開通したばかりの路線には珍しくないことらしいですが、それは酷いものでした。一駅の区間だけで何度も止まるし、おまけに車内アナウンスはボソボソ言っててほとんど聞き取れない有様。

 はっきりわかったことは、東京メトロの職員には、プロ意識のある人は誰もいないってことですね。過去にも他の路線が何度も辛酸をなめていることなら、ダイヤの改正にもっと慎重になったほうがよろしいのでは。

 明日の私の通勤には、影響を出さないでもらえることを切に祈ります。電車ごっこのメトロさん。

 ずいぶんと出遅れはしましたが、ようやくたどり着いた東京おもちゃ美術館は、こぎれいにはしているのですが、建物は古かったです。

 それもそのはず、ドーナツ化現象で小学生がいなくなってしまった大都会のある小学校の建物を改装して作られたのが、この東京おもちゃ美術館なのです。

 入り口に入った瞬間に、元は学校だった雰囲気がプンプンしていました。でも、小学校がおもちゃの美術館に変身するなんて、それはそれで意表をついたいいアイデアのような印象を受けました。

 素人じみたノロノロ電車の中で退屈してずっと眠っていた子どもたちは、ここに来て早速パワー全快で遊び始めました。

 キティちゃんもアンパンマンも、キャラクターの類は何もいない、正統派のおもちゃたちです。主に、木が素材のおもちゃが多くて、伝統的なおもちゃから、パズルやゲームやままごとの道具まで、触った感じも優しいおもちゃたちがたくさん並べられていました。

 簡単に回せる独楽。ナイトっちにもすぐに要領GET。

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 茶室のような部屋でその場にいたおともだちと姉弟そろって茶道ごっこ。ちゃんとにじり口から入るようにできています。

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 ナイトっちがやたらとハマったおもちゃその一。ボールを穴の上においてハンマーで叩くと、中に入ったボールが転がっていくというもの。なかなか他の子に譲ろうとしませんでした。

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 ヒメっちお得意のおみせやさんごっこにおままごと。お客さんになったり店員さんになったり。その場にいた子たちと役割をそれぞれ持って、仲良く遊んでいます。

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 ナイトっちがやたらとハマったおもちゃその二。カタカタといい音を立ててビー球などが転がり落ちていく、いろいろなしかけのおもちゃたち。原理は単純だけど、とても精巧にできています。ナイトっちをここに入れておくと、これだけで一日遊んでいそうでした。

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 万華鏡。極小のアートについ時間を忘れ。私の知っている万華鏡はただの円筒形のものですが、写真のようなタイプのもあるんですね。横向きの棒を回したり左右に動かしても、見える模様が変化するのです。

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 独楽回し。ナイトっちにも簡単に回せる独楽もあれば、伝統芸能で使われるような重たいのもありました。

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 ボールプール、のはずなんですが、ここでのボールプールでは、ボールまで木でできています。痛そうに見えますが、痛くはないらしい。私も少しだけ入ってみたら、確かに触れるだけなら痛いってことはないけど、その上に立ったときには、足裏のツボがやたらと刺激されて、やつぱり痛かった(笑)。

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 閉館ギリギリまで遊んで大満足。二人ともまた行きたいと声を揃えて言ってました。

 副都心線がまともに運行するようになったら、また連れて行ってもいいかな。こんなに楽しそうにしてくれるのなら。

 私とママっちはもう、クタクタでしたけどね。

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2008年6月15日 (日)

幼稚園から父親への贈り物

 父の日というと、毎年日曜日返上で、幼稚園が「父の日プレーデー」という行事を企画してくれます。

 日曜日なので、父親が参加している家庭がやはり多かったですが、私も三年連続で参加することができました。

 ヒメっちとのこの機会は、今年が最後です。来年は、年少で入園しているはずのナイトっちと、またここで同じように参加するんでしょうね。

 梅雨のど真ん中のこの時期に、今日はいい天気でした。体操着を来たヒメっちとグラウンドに並んで、まずは体を動かす遊びです。

 例によって、今年もやらされました。「パンダちゃん体操」。

 振り付けはとっても可愛いのです。園児たちが踊っているのを見る限りなら、それはもういつまででも見ていたいくらい可愛い体操です。でもこれを、子どもたちと一緒にその隣で父親も踊るのですから、恥ずかしいのなんの。

 何度やっても慣れるようなものじゃない。周りのパパさんたちも、同じような空気を嗅ぎ取っていたと思われますが、そこはまあ、せっかくの機会なので。

 幼稚園ではよくやってるゲームらしいのですが、ここで「猛獣狩り」という遊びをします。誰か代表が一人壇上で、リズムに合わせて「猛獣狩りに行こうよ」と音頭をとり、見つけた猛獣の名前を適当にひとつ言うと、その文字の数と同じ人数で集まることができたら成功という単純なゲーム。集まることのできないところには先生が入るので、結局全員が必ず成功する猛獣狩りです。

 代表には、来園している父親が4名手をあげていました。そのときのその4名がそれぞれ見つけた猛獣はなぜか、

 ティラノサウルス、イグアノドン、キリン、トリケラトプス。

 猛獣狩りじゃなくて、これじゃ恐竜狩りです。

 鉄砲と槍を持って恐竜狩り。なんと勇敢なハンターたちでしょう。

 三番目にキリンと指定したパパさんは多分、私と同じ矛盾を感じて、普通にサバンナの動物の名前(それも三文字)を出したと思うのですが、最後のパパさんがまたトリケラトプスと言ったものだから、もう台無し。逆に、一人だけキリンと言ってしまったのが、数の論理で変な空気になってしまいました。

 トラとかサイでいいじゃん、集まりやすいし。などと、つっこみどころ満載の猛獣狩りでした。来年ナイトっちとやるときは、恐竜狩りに変わっていないことを祈ります(笑)。

 このあとは教室に入って、子どもたちと共同で工作の時間です。

 たくさんの木片が準備されていました。好きな材料を使って、何でも好きなものを作りなさいという、実に自由なお題。

 工作が大好きなヒメっち、私のことなど眼中になしとばかりに夢中で何やら作っていました。

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 その向こう側には、木片で積み木を遊びしているナイトっちがいます。ただ見てるだけでは面白くなかったんでしょう。ママっちの抱っこを振りほどいて、私のところに走ってきました。私は自分の座っていた椅子をナイトっちに譲り、二人の様子を後ろから観察していました。

 できあがったヒメっちの作品。「おんがくたいとベッド」

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 下の二つは楽器で、紙が乗っているのがベッドです。音楽隊とベッドの関連がよくわかりませんが、もう帰ってもいい時間になってもヒメっちは、最後の一人になるまでねばって一生懸命にこれを作り続けていました。

 このときに色々思ったこともあるのですが、それはまた別な機会に書こうと思います。

 父の日プレーデーは、幼稚園が普段子どもたちと接する機会が少ない父親に特別に機会を提供しますというのがコンセプトの、ある意味とってもお節介な企画です。

 でも、それがいいんです。幼稚園でなきゃできない遊びを子どもたちとできるってことが、実に幸せなことです。このような機会を、一年に一度でも提供してくれる幼稚園に、感謝しなければ。

 幼稚園からの、素敵な贈り物です。

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2008年6月14日 (土)

遠きにありて

 家族全員が起きて朝ごはんが終わった頃だったでしょうか。

 足元で、微妙な揺れを感じました。

 すぐに地震だ、とは気がついたのですが、リビングに行ってみると早速地震ニュース速報でテレビは一色に染まっていました。

 震源地は岩手。そんなところでの揺れが東京まで伝わるというのだからどれだけ強い地震だったかと思えば、最大震度6度強だったとか。

 東北地方には、ママっちの実家があります。震源よりはかなり離れたところなので、それほど大きな被害ではないだろうと思いつつも、心配なのですぐにママっちが電話していました。

 やはりすぐにはつながらず、何度かかけなおしているとようやく受話器からコール音。

 少し上から小さなものが落ちたりはしたけど、被害はなかったのだとかでひとまずは安心。でも、一番揺れが酷いときは、立っていられないくらい激しく揺れていたのだそうです。

 大きな地震と言えば、今でも記憶に新しいのが95年に起きた阪神淡路大震災です。13年前といえばもう、私は上京していましたが、私の実家は京都にあります。京都なので、こちらもそんなに大きな被害はなかったのですが、あのときばかりは私はパニックになっていました。

 有名な話ですが、東京では当初、関西の被害はそれほど甚大なものではないと楽観視されていました。そんな状態が半日ほどつづいて、夕方になった頃から、実はかなり大きな被害が出ていると言われ始め、心配を抱えたまま仕事から自宅に帰り着いてすぐに電源を入れたテレビから流れてきた映像は、日が暮れた大阪の町を覆いつくす火の海の映像でした。

 その後、私は30分近く、自宅の電話を実家に向けて狂ったようにリダイアルし続けたのを覚えています。

 京都だったので、揺れはそれこそ激しかったものの、実家の被害は花瓶一本でした。電話に出てくれた母の声は落ち着いたもので、私が実家のことしか心配していなかったのに、母は二次災害で火災に遭っている人たちに同情するようなことを口にしていました。

 まったく余裕がなかったのはむしろ、遠方にいた私だけ。

 そんなことをふと思い出した朝のニュースでした。

 私だけではないと思いますが、こういうときって、自分の身内のことしか考えられなくなってしまうものですね。ここに書くのは不適切なことかもしれませんが、極端なことを言うなら、身内さえ無事でいてくれればそれでいいという心境にさえなってしまいます。冷静になってみると、それじゃいけないよなと思うんですけどね。

 子どもたちに特別に話さなくちゃならないようなことが起こらなかったのが幸いでした。今はただ、そういう気持ちにしかなれないのですが、岩手の地震の被害が少しでも小さくあればと、その一方では願って已みません。

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2008年6月13日 (金)

お昼寝の功罪

 仕事からの帰りが夜遅くなったときは、私はいつも、子どもたちが起きていてくれることを期待はしていません。むしろ、夜の11時ごろに帰宅してまだ子どもたちが元気に起きているときがあると、心配になってしまいます。

 私が帰宅したときは、二人とも眠っていることもありますが、一人だけ起きていたり、二人とも起きていたりすることもしばしば。「ただいま」の次に発する言葉が、「なんだ、まだ起きてるのか」という日も珍しくありません。

 子どもたち、お昼寝してしまうと、夜更かしさんになるらしいのです。といってもナイトっちはまだ必ずお昼寝していますが、その量の加減によってはやっぱり、夜更かしさんになってしまうものみたいで。

 まだ起きてるのか、とは言ってみるものの、それ以上厳しくは言えないものですね。私も甘い父親です。

 その日にあったことを一生懸命説明してくれるヒメっちや、「あーい、あーい(おかえり、おかえり、と言ってるつもりらしい)」と何度も私に話しかけてくれるナイトっちのまだ元気な顔が見られたら、やっぱりそれはそれで良かったと思ってしまうのです。

 パジャマに着替えて、風呂上りの匂いをさせて、あとはもう寝ればいいだけだというのに、お昼寝したことがそれを許さない。

 私はそれで、嬉しいのやら心配なのやら。

 たかがお昼寝ですけど、そのもたらす結果は複雑なもののようです。

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2008年6月12日 (木)

球面検索

 先日「Qさま」を見ていたら、こんなクイズが出題されていました。

「頭がアで始まる国名をできるだけ多く答えよ」

 普通に考えれば、アメリカ、アイルランド、アルゼンチン、アフガニスタン、といったところでしょうか。

 制限時間経過後に、正解例が表示されるのですが、その中にとっても難しい国の名前がありました。

「アンティグア・バーブーダ」

 私は聞いたこともない国です。そんな長ったらしい名前の国があるものなのかと思っていたら、一緒にテレビを見ていたヒメっちが、地球儀を持ってきて探し始めました。

 地球儀に載っていたとしても、かなり小さな国だろうし、そもそも載ってるのかどうかさえ怪しいのに・・・。

 などと、軽く考えていたのですが、なんとヒメっち、一分もしないうちに見つけてしまいました。

 確かにあるのです。南アメリカ大陸の北のほうに、小さな地球儀の上ではほとんどその国土面積も表示できないような小さな島国。

 文字の大きさは、ゴマ粒のようでした。

 球体の上のどこかに書かれたゴマ粒のような小さな文字を探すって、やってみるとわかりますが、ものすごく難しいことです。それをいとも簡単にやってのけてしまったヒメっち。目がいいのもあるんでしょうけど、それだけじゃないような気もする。

 ヒメっちの頭の中、どうなってるんでしょう。不思議でならない・・・・。

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2008年6月11日 (水)

アンパンに埋もれる

 和食の作法などでは、歯型が食べ物についているところを見せるのは大変お行儀が悪いとされているのだそうです。

 そのため、おにぎりなどどうしても一口目にはくっきりと歯型が残るような食べ物を口にするときは、一口目で残った歯型の左右のとがった部分もすぐに食べて、歯型がおにぎりにいつまでも残っていないようにするのがマナーなんだとか。添えられている沢庵も同様なんだそうです。

 そんな固いマナーの話はともかくとして、おにぎりでもパンでもハンバーガーでも、一度歯型をつけた食べ物は、その左右も次には食べていくようにしないと、形がどんどん崩れていって食べにくくなるものだから、自然にそうやって食べていくものですよね。

 ところが、ナイトっちの食べ方は面白いのです。

 先日恐竜博に行ったとき、時間がなかったのでナイトっちの昼食は駅の売店で買ったアンパンで済ませたのですが、このアンパンをナイトっち、一口目を食べたところから、どこまでもまっすぐまっすぐ食べようとするのです。その左右もバランスよく食べようとはしないのです。

 そのため、ナイトっちが手に持っているアンパンは、やがて大きくVの字に裂けたような形になります。

 その方が、あんこが少しでもたくさん食べられるから?

 いや、そんなことを計算しているようにも思えません。

 ただ要領をまだ知らないだけなんでしょうけど、ふとアンパンにかぶりついてしばらくしたときのナイトっちを見ると、アンパンに顔が埋もれているみたいに見えてきます。

 子どもの行動とは面白いものです。

 先週末、しましまタウンに子どもたちを連れて行ったときも、先にファーストキッチンで昼食を済ませたのですが、このときナイトっちに食べさせたのはホットドッグでした。ハンバーガーより細長いし、食べやすいだろうと思って注文したのですが、ここでもナイトっちは、真ん中のソーセージの乗っている部分だけをひたすら食べ進めていました。大人ならそこそこ大きな口で、ホットドッグくらいの太さのパンならそのまま食べていけるんでしょうけど、ナイトっちはやっぱり、口が小さい分パンの左右が少し余るようです。

 やっぱり、ホットドッグに顔が埋もれていました。

 これがそのうち、気づかない間にできるようになってしまうのだから、子どもの成長って不思議なものですね。

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2008年6月10日 (火)

音階がだんだん正確に

 もう何年も前のことですが、確か児童館に行ったときに、近くにいた知らない子がとっても上手に歌を歌っていたのを今も覚えています。

 その子の年齢は、当時で多分1歳そこそこ。会話なんてまだできません。だから、歌を歌うっていっても、歌詞はついていないデタラメな歌なんですが、私が感心したのは、音階がとてもしっかりしていたところでした。

 その子が鼻歌っぽく歌っていた歌は、間違いなく「星に願いを」だと解りました。ディズニーアニメ「ピノキオ」のテーマソングです。その子は多分、自宅で何度もそのアニメを見ているんでしょうね。それで、メロディも自然に覚えてしまったのでしょう。そのようなことを、その子のママさんも言っていました。

 歌詞が英語だから、なおさら鼻歌のようになってしまうんでしょうけど、メロディはほんとにしっかりしていたので、私は思わず驚いてしまったというわけです。

 ヒメっちが、今ようやくそれくらいのレベルで歌を歌えるようになってきました。歌詞はもちろん、もっとはっきりしています。

 そして、音階がかなり正確になってきているのです。

 先に書いた子のような、先天的に音感を持っているような要素はヒメっちにはなかったので、ヒメっちの歌う歌は最近まで、いかにも子どもが歌うようなオンチな歌でしかなかったのですが、ここにきてようやく音階というものを理解できるようになってきたみたいです。

 まだまだアップテンポな曲とか、頻繁に転調を繰り返す曲についていくのは難しいでしょうが、何にでも挑戦してみるのは大切なこと。

 幼稚園や学校で教わってきた私が知らないような歌を、目の前で歌ってくれるときが近づいてくれているのかもしれません。

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2008年6月 9日 (月)

4つのボタンは成長の証

 子どもというのは面白いもので、自分で何かやろうとしてみてそれがうまくできないと、癇癪起こして泣き出したりします。

 それも、実につまらない単純なことで。

 つい先日も、パジャマに着替えて胸の前のボタンを留めようとしていたナイトっち。ボタンがうまく留められずに、癇癪球が何個も破裂していました。

 落ち着いてやろうとしないから、いつまでたってもできないままなのは、私には見ていてすぐにわかりました。

 そこで、少し時間をかけてでもナイトっちが自分でボタンをかけるとこを見届けてあげなくてはと思い、一番下のボタンから、ひとつひとつ留めていくように言い聞かせてみると、確かに時間はかかりましたが、全部で4つのボタンを自分ひとりで留めることができたのです。

 それにしても、子どもの指先っていうのは、じれったくなるくらいうまく動かないものですね。多分、それで一番もどかしい思いをしているのは、ナイトっち本人なんでしょう。

 それ以来、ナイトっちは自分でパジャマのボタンを留めては、私に得意そうに報告してくれるようになりました。

 そのときの表情がまた、実に嬉しそうなのです。

 ナイトっちだって、4つのボタンを留めるまで根気よく頑張ったんですから、親もそれに向き合う根気が必要なんでしょうね。

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2008年6月 8日 (日)

こども美容院

 結局雨は降りませんでしたが、今日は天気予報ではまた崩れだす天候だったはずなんです。

 それで、昨日のうちに子どもたちを遠出して遊びに連れ出したのですが、拍子抜けするくらい、午後からはとくにいい天気になりました。

 もともと、今日日曜日は大した予定もありませんでした。ママっちが、ヒメっちの伸びてきた髪を切るのに、美容院へ連れて行こうとしていたくらいでした。

 めったに行くところではないし、美容院のお客になれるということが、ヒメっちのオマセな一面を呼び起こすようです。美容院から帰宅してから夜にかけて、さっそく美容院ごっこをしていました。

 迷惑なのはナイトっち。無理矢理お客さんの役をやらされます。ヒメっちはカリスマ美容師のつもり。

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 実際にナイトっちの髪に勝手にハサミを入れたりはしないので、ナイトっちがおとなしく姉につきあってあげているならと私も傍で、むしろ喜んでみていたのですが、アトマイザーでナイトっちの髪に霧を吹きかけたり、髪を部分的に固定したり、やってることは結構本格的です。

 でも、首から下を覆う布は広告チラシなのね(笑)。

 美容院で髪を切ってもらって嬉しかったかと聞いてみたら、髪を切ってもらったことより、店を出るときに子どもたち二人の分だけ飴をもらったのだそうで、その飴が一番嬉しかったのだとか。

 まだまだ、おこちゃまです(笑)。

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2008年6月 7日 (土)

親子三人で外出記念

 私が一人で、子どもたち二人を連れていくつもの電車に乗って外出したことは、今までまだありませんでした。

 そろそろ実現したいと思っていたところ。それが今日、叶いました。

 連れて行った先は、過去にもヒメっち一人を連れてなら二度ほど行ったことのある「しましまタウン溝の口店」。ここはもう、ヒメっちには年齢的に合わなくなっている感もあるのですが、ヒメっち本人が行きたいとリクエストしていました。

 もとより、毎日のようにしまじろうのビデオを喜んで見ているナイトっちを連れて行けば、きっと喜ぶだろうということもあって、三人で行くことにしました。ちょうど父の日キャンペーンで、私は入場無料となっていたこともあったので、ちょうどいいかと。

 ここには、本物のしまじろうが登場します。本物の着ぐるみが。ただ、頭がやたらとでかいキャラクターなので、身の丈2メートル近いしまじろうとなります。

 想像していたしまじろうがこんなにも巨人だったことに、ちょっとヒビっている様子もありそうなナイトっち。でも、泣いたりしないでその場を楽しんでいました。

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 ヒメっちがここに来たい理由は、様々なお店を模したレジごっこができるところにあるようです。果物屋さんとか弁当屋さんとかハンバーガー店などなど。しまじろうのショーが始まっても、ずっとここでマイペースな遊びっぷり。

 二人でエプロンつけて、レジごっこです。何が楽しいんだかは私にはよくわからないけど、二人ともエプロンが良く似合うことだけはわかりました。

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 ヒメっちにはちょっと申し訳なかったと思ったのは、どうしてもナイトっちにくっついていなくちゃならないところでした。ヒメっち本人は、目的のレジごっこが満喫できて、それなりに満足ではあったようなんですが、ヒメっちのは写真もほとんど撮れていないのです。それくらい、ナイトっちに振り回されていた感があります。

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 気がついたら、帰り間際のところでヒメっちもちゃっかりしまじろうと触れ合っていました。周りには自分より小さな子がたくさんいたので、その子たちにうまくポジションを譲りながら、自分もしまじろうの顔に触ったりしていたのが、私にはわかりました。

 周りの子に気を使いながら自分も楽しもうとするヒメっち。幼稚園も最後の年となると、お姉ちゃんになるものなんだねえ。

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 料金を精算して外に出ると、かなり蒸し暑くなっていました。二人ともお利口だったので、サーティーワンでアイスクリームを食べようということに。

 ヒメっち、アイスクリームがかかっているからなのか、ここでもお姉ちゃんぶりを発揮してくれます。

 疲れて歩けなくなっているナイトっちを、抱っこしてこのとおり。

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 なんとも頼りになる姉です。ここまでしてくれるお姉ちゃんなんだから、大きくなったらしっかり守ってあげられるようにならないとね、ナイトっち。

 私が抱っこを交代したら、ナイトっちはあっという間に眠ってしまいました。そのため、ナイトっちだけアイスクリームにありつけず。その代わり、しましまタウンではヒメっちのことはほとんどほったらかしてナイトっちに付き合っていたのだから、これで平等ってところかな。

 先週のこどもの城のときは、4時間ほど現地にいたことになるだけに、ママっちにもいてもらわないと子どもたちを二人連れまわすのは厳しいでしょうけど、今日みたいに、電車は混まないし現地での滞在時間も2時間程度なら、私一人でもなんとかなりそうです。

 そのうち、ナイトっちのおむつが取れて、もう少しやりやすくもなるでしょうし。

 三人で遊びに行った初めての休日は、まずは成功に終わったようです。

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2008年6月 6日 (金)

哀愁のシンフォニー

 30年前のトップアイドルといえばキャンディーズ。私は当時まだ子どもだったので、特に三人の中の誰が好きだとか、そこまではなかったのですが、少なくともその当時は他をまったくよせつけない磐石の人気を誇っていたことだけは鮮明に覚えています。

 そのキャンディーズが、解散してもう30年になるそうです。少し前に、それを記念して当時のキャンディーズのフィルムコンサートを上映したら、40台、50台のいいオジサンたちが大勢集まったのだとか。

 また、倉庫の中でずっと眠ったままになっていた未発表曲が見つかったのだそうで、これも近々他の有名な曲と一緒に発売されるというニュースを最近見た記憶があります。

 キャンディーズの活動後期の頃の歌に、この記事のタイトルにも使わせてもらった「哀愁のシンフォニー」という曲があります。不思議なもので、今でもところどころうろ覚えながら、どんな歌だったかは覚えているのですが、ちょっと物悲しい失恋の歌だったような記憶があります。

 その歌の中に、こんなくだりがあります。

「遊びと恋の区別、まだまだわたし、つかないの」

 なかなか凄い歌詞です(笑)。

 この部分を、まだ幼かった私の妹が当時歌っていたとき、父が「なんちゅう歌やねん、それ」と、呆れていたのを思い出しました。なぜか、そこだけ、今でもはっきりと覚えているのです。ただ、妹とひとつしか離れていない私にも、父が呆れかえっていた理由はわかりませんでした。問題の歌詞の意味は、なんとなく理解していた気もするのですが、父がその部分にだけ過剰に反応する理由が、どうしてもわからなかったのです。

 もちろん、今なら痛いくらいにわかりますよ。

 ヒメっちが、その詞の意味を知ってか知らずか、歌っているところを目の当たりにしたら、私もきっと、複雑な思いに駆られることでしょう。

 一曲のありきたりな失恋ソングが、30年の時を超えて、深く沈められていた記憶を呼び起こすのですから、歌に秘めたる力、そして子を思う親の心、それらが絡み合った30年という時間は、重いものだなどと、一人、今のキャンディーズの再ブームを見ては考えさせられるのです。

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2008年6月 5日 (木)

ストレイ親子

 先日、こどもの城に行くのに、渋谷まで行ってきた我が家ですが、行きは記事にもあるとおり、私が子どもたちを二人とも連れて歩いていました。

 そして、渋谷の駅を出た後に、道を間違えてしまったのです。

 そのため、子どもたちも不必要に歩かせることになるし、時間はかかるしで、ろくなことはなかったわけなんですが、最終的には目的地に無事にたどり着いたとはいうものの、一番私がまずかったなあと思ったのは、時間がかかるとかそういうことではなく、別なところにありました。

 道を間違えなければ、そもそも起こりえなかったこと。

 歩いているうちに、いつの間にか渋谷駅西口に来ていた私と左右の手をそれぞれつないでいたヒメっちとナイトっち。

 手近にあった周辺地図で、こどもの城の位置はすぐにわかったものの、今いる場所は目的地とは線路を挟んで反対側。渋谷駅周辺の複雑な道路や立体交差の構造からして、振り出しに戻るようなものです。

 でも、そっくり振り出しに戻ったわけでもなく、地図にあった道をなるべく意識して線路の反対側へと移動してみました。

 この中途半端な行動が、できれば子どもたちに見せたくはなかったものを見せてしまうことになりました。

 渋谷近辺のJRの線路は、わりと高い位置にあるので、歩行者が横断するときはガード下をくぐることになります。

 そのガード下のところだけ、雰囲気が異様なのです。

 おびただしい数のダンボール。それも、特別大きなサイズではないダンボール箱を5個くらいつなげたような、つまりわざわざ人間一人中に入れるようにしたようなダンボールが整然と道の端に並んでいます。

 ところどころ、本当に人が入っているものも。足だけが出ていて、上半身は隠れたままで。腐臭は放っていなかったけど、本当に生きているのかさえわからない。

 時間にすれば、せいぜい2~3分程度のことでしたが、私は二人の手を強めに引いて、できるだけ早くその場を離れようとしていました。

 ヒメっちは、道の脇に並べられたそれらの異様な物体のことを、私には何も聞いてきませんでした。

 聞いちゃいけないような空気を、感じ取っていたのかもしれません。

 それは、今の子どもたちにはまだまったく見せる必要などない、繁華街の裏の顔。

 いずれは知らなければならないことでしょうけど、まだヒメっちたちには早すぎるものです。

 道に迷ってもあんまりいいことはないものですね。勝手知ったるつもりの場所でも、しばらく遠のいていたような場所の場合は、念を入れて道順を確認した方が賢明なようです。

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2008年6月 4日 (水)

石兵八陣

 最近までお世話になっていた常駐先でも、5月から新たにお世話になっている常駐先でも、なぜか水曜日だけはノー残業デーという名目になっていて、早く帰るようにとせきたてられます。

 その日に片付けなくちゃならない仕事がある人にとっては、関係ないことなんですけどね。

 このところ、帰宅したころには子どもたちは眠ってしまっていることも多くなりました。仕事も忙しい上に、片道二時間の通勤距離がさらに輪をかけてくれています。

 帰りの電車では、座れる席を見つけたらもう、まず本を読んだりなどしていられません。強烈な睡魔が襲ってきます。

 あれだけ不眠に悩んでいた私が。

 水曜日と週末以外は子どもたちとの接点のない生活が、しばらくは続くのかもしれません。

 しばらくって、いつまでだろう。長いトンネルに迷い込んだような心境。

 その昔、三国時代の中国では、蜀軍の軍師、諸葛孔明が敵軍を石兵八陣と呼ばれる迷路に導いたという話がありますが、私もまた、孔明の智略に翻弄されて出口の見えない迷宮をさ迷い歩いている凡将の一人なのかも。

 そんなことはない。出口のない迷路は、そもそも迷路などと言わないはず。

 子どもたちの明るい笑顔の待つゴールは、必ず見つかるはずです。それまでは走り続けなくては。

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2008年6月 3日 (火)

シャキーン!!

 朝、目がぱっちりと覚めたときの様子を音で表現するとするなら、このタイトルのように、「シャキーン!!」なのでしょうか。

 実は、このタイトルと同じ名前の子ども向けのテレビ番組が、NHK教育テレビで放送されています。ちょうど7時スタートで、そのころには仕事に出なければならない私は、一度も最後まで見たことがないんですけど、わりと面白い番組なのです。

 ヒメっちが、この番組にはまってます。

 パズルみたいな問題がめまぐるしく出題される番組なので、我が家にはうってつけなのかもしれません。普段、私と一緒によくクイズ番組を見ているせいもあるのか、ヒメっちは画面にかじりついています。

 朝っぱらからにぎやかな音楽を聴きつつ、パズルで頭の体操をしているうちに、寝ぼけた頭もシャキーン!!

 てなことみたいです。

 でも、この番組のせいで、ヒメっちは玄関まで見送りにきてくれなくなってしまいました。今までは、テレビを見ている途中でも、私が出かけるときには必ず玄関まで来てくれていたのに、それがいとも簡単に崩されてしまったのです。

 朝の目覚めには、ちょっと効果がありすぎるようです、この番組。

 興味のある方は、ぜひ。

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2008年6月 2日 (月)

娘から受ける羞恥プレイ

 誰でも多かれ少なかれあることはあるでしょうから思い切って書いてしまうのですが。

 特に仕事から帰った後、しかも大雨が降っていた日の場合などは、靴を脱いだ後の自分の足が臭います。自分でも「うっ」と思うくらいそれはもう、はい。

 ここまでは、多分誰にでもあることだと思うのですが、ヒメっちが変な行動を取るのです。

 靴を脱いだばかりの私の足に鼻を近づけて、クンクンしているのです。

「お父さん、足クサイ」

 と笑いながら。

 あったりめーだろがよ!!などと、なぜかそこでキレそうになりながら、そそくさと足を隠す私。

 恥ずかしいですよ、マジで(笑)。なんでそんなものの臭いを、自分から嗅ぎにくるかなあ。

 まあ、身内だからできることなんでしょうね。子どもって、汚いものとか臭いものとか面白がる傾向はありますが、知らない人の足の臭いを面白がって嗅いだりすることはいくらなんでもないだろうし。

 ヒメっちからは、足のにおいも平気なくらいのお父さんだと思ってもらえてるということはわかりました。

 それはわかったから、もうこんな羞恥プレイは勘弁してください(切実)。

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2008年6月 1日 (日)

こどもの城、4度目のレポート

 渋谷青山のこどもの城に、また行ってきました。昨年11月以来。前回はもう寒くなり始めていて、日も短い頃でしたが、この時期は自宅に帰り着いてもまだ明るいので助かります。

 きっかけは、ヒメっちのたってのリクエストでした。こどもの城に行きたいと。

 そこで、私が子どもたち二人を連れて先行して行き、ママっちに昼食を買ってきてもらって合流するという段取りで向かいました。

 渋谷駅に着いてから道に迷ってしまい、ちょっと子どもたちに遠回りさせてしまったけど、なんとか無事に到着。このブログを始めてからでさえもう4回も行ってるのに、なぜ道に迷うかと。自分に問い詰めたい。

 まずは造形ルームへ。工作したり絵を描いたりできるところです。二人が最初に楽しんだのは、おなじみの17メートルのホワイトボードに落書きできるコーナー。一番いいのは、午後2時を狙うことなんですけど、今回はそれには固執せず。2時に一度ホワイトボードを綺麗にしてもらえるのですが、今回はそれより早めだったので、最初からにぎやかに彩られた上からさらに塗りたくっている二人でした。

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 今回、二人が一番夢中になったのは、音楽ルームでした。

 サンバに使われる楽器をいろいろ触らせてもらえる企画をやっていました。そこで、二人は、スチールドラムやらヘコヘコといった楽器を片っ端から触って遊んでいました。

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 何年か前にも同じようなイベントをやっていて、そのときもたくさんの楽器を体験させてもらえましたが、楽器を自分の思うように触って遊ぶ経験させてくれるというのは、実に貴重なことです。

 お姉さんたちの演奏に、好きな楽器で参加できるコーナーでは、ヒメっちは先頭のポジションをしっかり手に入れて、演奏に参加していました。

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 音楽の楽しさはまず、自分から参加することから始まります。帰りは全員クタクタになってましたが、いつも子ども達に大切なことを教えてくれるこのこどもの城、我が家の子ども達も、また行きたいと言っていました。

 そうだね、また行こう。二人がそんなに楽しんでくれるのならね。

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