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2008年2月29日 (金)

夜中のサンドイッチマン

 昨年のM1グランプリで優勝したというサンドイッチマン、旬なお笑い芸人さんですけど、芸人のサンドイッチマンを検索してここに来た方には、何もネタはありません、ごめんなさい。

 サンドイッチマンって、もともとは広告看板を体の前と後ろに下げて、看板に挟まれるようにして繁華街などで立っている人のことですね。立っているだけとはいえ、夏の暑いときは大変だろうなあと思うこともあります。池袋では今でもよく見かけますね。

 昨夜は私がサンドイッチマンでした。私を挟んでいたものは、看板ではなく、二人の子どもたち。ヒメっちとナイトっちの間に入って寝ていたら、なんだか二人が同時に私の傍に近づいてきて、二人同時に連続キックをラッシュでお見舞いしてくれました。

 ただでさえ寝付きにくいタチなのに、これじゃ絶対に眠れやしません。

 でも、やっぱり笑うしかなかったです。子どもたちが寝ぼけながらとはいえ、同時に私に近づいてきて、ぴったりくっついてきてくれるなんてこと、なかなかあるものじゃないですから。

 繁華街に立つことなどない、そして無冠のサンドイッチマンは、眠れない夜と引き換えに、貴重な時間を与えられるみたいです。

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2008年2月28日 (木)

大人向けの本だろうと

 我が家には、厚さ3センチくらいあるお菓子のレシピ本が何冊かあります。

 もともと、ママっちが結婚する前から持っていた本で、お菓子作りが趣味(というか、ママっちも実際に作れるレパートリーはそんなに多くはないんでしょうけど、作り方を読んだり知ったりするのだけでも好きな人なので)というところから、ずいぶん昔から持っていた本です。嫁入り道具のひとつみたいなものですね。

 この本の内容に、ヒメっちがとっても興味を示しているらしいのです。以前から、ママっちがケーキを焼くときにできる範囲でお手伝いしたりするのに積極的だったヒメっちなので、その本が興味を持つ対象となるのは必然的だったのかもしれないんですけどね。

 ところでその本、子ども向けに書かれた本ではありません。お菓子を作るのが好きなアマチュアパティシエ向けくらいのレベルで書かれている、まるっきり大人を対象にして書かれている本なので、難しい字がたくさん出てきます。

 ヒメっちは、読めない字をひとつひとつママっちに聞いては、興味のあるお菓子のページを一生懸命に読むらしいのです。しかも、一度教えた字は、まず十中八九覚えてしまっているのだそうで。

 そういえば今日も、私がクイズ番組が好きなこともあって、夕食後にみんなでテレビを見ていたとき、その番組でこんなクイズをやってました。

「野菜を表すこれらの漢字の読み方を答えなさい。

 白菜、大根、南瓜・・・・」

 全部で漢字は9個出題されていましたが、私も読めない漢字が3つくらいありました。全部は思い出せませんけど。

 難読の部類だと、玉蜀黍だの、石刀柏だの、普通読めないって。ちなみに、とうもろこしと、アスパラガスです。

 さすがに、後者のふたつはヒメっちも読めませんが、その前の三つ、白菜、大根、南瓜(はくさい、だいこん、かぼちゃ)は読んでました。

 何度かここでも書いていることですけど、ヒメっちの漢字に対する吸収力は、私から見てもすごいと思います。書ける漢字はまだそんなに多くはないんでしょうけど、読むことができれば、大人向けに書かれている本だってどんどん読んでいけちゃうものなんでしょうね。

 無差別に、また無目的に、なんでも吸収してしまえる記憶力。私自身、子どものころは、

「子どもはやっぱり吸収が速いね」

 などと言われたこともあり、でも当時はそんなもんかな、自分では普通なんだけど・・・などと軽く考えていたものですが、今になって、子ども頭脳のやわらかさを痛烈に感じ取っているところです。

 子どもが金の卵だと言われるわけだ・・・・。

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2008年2月27日 (水)

今も残る余韻

 幼稚園の発表会から三日が過ぎました。

 もうとっくに終わってしまった発表会ですが、とくにその中でも頑張って覚えた「トレロカモミロ」のダンスは、今もヒメっちの心の中にしっかり残っているようです。

 日曜日の記事で写真も載せた、白いブラウス、赤いスカート、黒いベルト、黄色い布の衣装4点セットのうち、ブラウス以外は私物ではないので、いったん持ち帰って洗濯した後、幼稚園に返さなければならないものでした。

 それらの衣装の返却も済んで、もう自宅で着ることもできなくなってしまっても、今でもヒメっちは我が家のリビングで踊っています。相手の必要なダンスですが、そこは相手がいるつもりになって一人で。

「衣装はもう返しちゃったんだね」

 と言うと、

「うん、だから今日は、この緑のドレスなの」

 と返ってきます。緑のドレスっていうか、ただ洋服が緑色なだけなんですけど。

 私が子どものときなんて、学芸会でやった劇やお遊戯を、本番が終わった後にも反芻するなんてことは絶対になかったと思うんですが、ヒメっちはそうじゃないんですね。今も頑張って覚えたダンスを一人で踊るのが大好きなようです。

 それだけ、頑張ったことに自信を持っているってことなのかもしれません。

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2008年2月26日 (火)

真夜中の食欲

 昨夜あたりから、またしてもナイトっちが発熱。姉弟交代で熱を出して親を心配させるのは、この季節しかたないのかもしれませんが、なかなか家族みんなが元気でいられることってのは少ないものですね。

 熱はすぐに引いて、今朝にはもうほとんどなかったのですが、やはり今日一日はナイトっちの元気がなかったようです。ヒメっちはすっかりやんちゃ娘に戻ってくれてますけど。

 熱はもうないし、新しい「こどもチャレンジ」のおもちゃで遊んだりもしていたらしいのですが、少し心配だったのは、私が帰宅したときにナイトっちはもう昏々と眠ってしまっていて、夕飯を食べていなかったことでした。

 ところが、ヒメっちもママっちも寝てしまった真夜中になって、ナイトっちは起きだしてきました。おなかが空いて目が覚めた様子でした。

 その気配でママっちもすぐに起きてきて、ナイトっちのために少しだけご飯を用意してくれました。夜中なので用意できるものはほとんどないのですが、梅肉を混ぜ込んだ白ご飯。これ、ナイトっちの大好物なのです。

 軽く子ども用の御飯茶碗二杯、しっかり平らげました。グーで握ったままのスプーンで、パクパクパクパク。これがまた、旨そうに食べるのです。

 食べ終わったら歯を磨いてもう一度朝までしっかり寝るんだよと言い聞かせてはおきましたが、いろいろと心配は尽きないものです。

 それにしても、あんなに食欲旺盛なナイトっち、久しぶりに見た気がします。普段から、何を食べるときでもああだといいんですけどね。

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2008年2月25日 (月)

いないいないばぁ

 昔は住んでいたマンションと職場が近かったこともあって、朝仕事に出かけるのもわりと余裕がありました。ヒメっちがまだ小さかった頃です。

 その当時は私も、ヒメっちと一緒にNHK教育テレビの「いないいないばぁ」をよく見ていました。対象年齢はかなり低めです。二歳くらいの子どもをターゲットにした番組なので、今のヒメっちにはもう物足りないのでしょうが、今だとナイトっちにちょうどいいくらいの内容になっています。

 今は私の朝が早いので、子どもたちと一緒に朝からのんびりとテレビを見ていることもなくなってしまいましたが、ナイトっちはやっぱり、今この番組が好きになりつつある様子です。

 ナイトっち、またひとつ、はっきりといえる言葉を身につけました。それも、ゼスチャーも一緒に。

 顔を手で隠しながら

「いないいな~い」

 そして手を広げて

「ばあっ!」

 これができるようになったんですね。それも、感心するくらい上手にやります。

 毎朝刷り込まれている効果でしょうか。

 私が帰宅したときに

「おかえり、って言ってごらん」

 と言ってみても、

「あ~~い!?」

 と返せるのがやっとなんですけどね。

「お父さん、って言ってみて」

 って言っても、相変わらず私の方を指差すだけ。

 それでも、少しずつ言葉が出てきているナイトっちです。現在二歳二ヶ月。三ヶ月の頃には、もう少しわかりやすい変化をしていることでしょう。

 私自身が書き忘れないように、一ヶ月後を意識しておかなくちゃ。

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2008年2月24日 (日)

緊張なんて吹き飛ばせ

    待ちに待っていた幼稚園の発表会当日です。

 昨年は二回に分けたステージでしたが、今年のは三回に分けられていました。その分、全体で見られる演目の数は少なくなりますが、保護者にとっては自分のうちの子の出番がしっかり見られればそれでいいというもの。三回に分けられているだけに、客席の父兄の人数も少なめになり、ビデオの撮影などはしやすくなっていました。

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 ヒメっちの出演する演目は、昨年と同じ構成ですけど、歌と合奏とダンス。大きく口を開けて、しっかりと歌っています。後で本人に聞くと、わりと緊張もしていたらしいのですが、写真を見る限りあまりそれは感じられないようですね。

 次の写真は、ヒメっちにとってはメインの演目、ダンス「トレロカモミロ」。強くて負け知らずなのになぜか寝ぼすけで、戦うより昼寝が大好きな闘牛士のちょっとコミカルなお話です。でも、踊っている姿は真剣そのもの。

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 最後には全員で並んで「オ・レ!」と決めてくれました。前列左端がヒメっち。いい表情しています。

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 帰宅してからも、もう一度衣装に着替えて見せてくれました。

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 ずっと頑張ってきただけに、衣装やダンスには思い入れが強いんでしょうね。ダンスの中でところどころに出てくる決めのポーズを自ら指定して、写真を撮って欲しいとリクエストしてきます。

 最後に、ナイトっちも一緒に入ってあと二枚撮影。

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 この最後の写真なんて、偶然なんですけど、二人で踊っているように見えます。ヒメっちの指先の伸ばし方がとっても綺麗です。

 風邪ひいてリハーサルには参加できなかったっていうのに、本当に良く頑張りました。今日はヒメっちが眠りにつくまで、ずっと褒めていてあげたいような気分です。

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2008年2月23日 (土)

砂舞う後の友

 東京も郊外にあたる我が家のあたりでは、今くらいの時期によく、細かい砂塵が舞うことがあります。時間帯は昼過ぎくらいが主で、窓の外を見ると視界全体が白っぽくなっています。

 少し様子を見ているとすぐに収まるのですが、最も砂塵が濃いときに見ると、これから何が始まるのかという気になることもあるくらい、わりと壮観なことがあります。

 今日、昼過ぎにちょうど外では砂塵が舞っていたため、ヒメっちがキッズルームに行きたがっていたのですが、しばらく見合わせていました。休日にまとめてやりたい仕事があったりするので、自室にこもって作業するにはこの砂塵もいい口実になってくれるのですが、一日どこにもヒメっちを連れ出さないのも申し訳ないので、夕方近くに少しだけキッズルームに行ってみました。ナイトっちは昼寝に入ってしまったので連れ出せませんでした。

 マンション内の施設なので、空いているときはガラガラなこともよくあるのですが、今日は最後まで残って遊んでいる子がたくさんいました。子どもたちだけで6人くらいいたかな。

 親がついてなくちゃいけないからつれては来たけど、部屋に入ってしまえば子どもがどんなふうに遊ぶかまで親は干渉できません。一人でおもちゃを使って遊ぶのか、他の子と一緒に遊ぶのか、その選択はヒメっちに任せるしかありませんでした。

 何人か同じ年齢の子がいたけど、知っている子は誰もいない様子でした。二年半くらい前、ほぼ自由に話せるようになったばかりのころのヒメっちは、そういうときでも積極的に知らない子に話しかけて遊び相手を見つけてしまったものですが、当時より少しは大人になり始めたヒメっちが、今日のこの状況でどんな行動を起こすのか、私は部屋の隅っこで観察していました。

 そしたら、ヒメっちは今でもちゃんと同じことができるのです。最初に、「仲間に入れて」、「一緒に遊ぼう」と声をかけ、相手のことや自分自身のことなどを上手に会話に混ぜつつ、次第に打ち解けていくということが、自然にできているのです。

 五歳になって、ときどき引っ込み思案な様子を感じたときもあったのですが、全然そんなことないんですよね。遊び相手がいないなら、今そこにいること仲良くなって遊べはいいっていうことを、十分わかってて、行動に移すこともできるのです。

 幼稚園でもきっと、こんな感じでうまく他の子と打ちとけ合っているんでしょうね。

 人とのコミュニケーションについて、我が子から改めて教えられたような思いがしました。

 明日は、ヒメっちが毎日楽しく通っている幼稚園の発表会の、いよいよ本番当日です。本人は緊張するかもしれないと心配していましたが、大成功させてくれるものと信じています。

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2008年2月22日 (金)

メンタルセキュリティホール

 今日職場で、あるファイルをZIPに圧縮してメールで送ってくださいと頼まれたので、すぐに送って差し上げたのですが、受け取った人から、

「ZIPファイルにパスワードがかかってて開けない」

 と言われてしまいました。

 そうだ、忘れてた。そのままZIPに圧縮したらパスワードガードがかかるように設定していたんだった。

 本当は、パスワードをかけないでもう一度圧縮して送るべきだったんですが、そんなに慎重を期さなくてはならないような事情があるわけでもなかったので、そのままパスワードを教えることにしました。

「私の娘の名前を入力してください」

 はい。パスワードは、ヒメっちの本名にしてあったのです。

 でも、その人は私の娘の名前など知りません。さらに困った顔をしていました(笑)。

 親ばかな父親が、何らかのパスワードを愛娘の名前にするなんてことはよくあることだと思うのですが、私の思考パターンを曝してしまったような形になってしまったわけですね。

 まあ、今回の場合は、こんなことからセキュリティホールが発生するなんてことには発展しないと思いますが、人の心理がサイバーセキュリティに関係するっていう事例は、意外とすぐ目の前に転がっているものなのかもしれません。

 パスワードの設定、ナイトっちの名前に変えておこうかな。

 それじゃ何にも懲りてないだろって?

 そうかもしれない(笑)。

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2008年2月21日 (木)

子どもたちが求めているもの

 ここしばらく、休日もあまり子どもたちと積極的に遊んだりできていません。

 そのせいなのかどうかは定かではないですが、子どもたちが起きているうちに私が帰宅したときは、よく私にじゃれついてくるようになりました。

 とくにその傾向が強いのがナイトっち。座っている私の背中に回り、私の体をよじのぼったりしてきます。昨日まで熱のあったヒメっちも、今朝にはすっかりよくなって、「私もやってー」と、同じことを要求してきたりします。

 子どもたちのことをいつも考え、心配しているつもりはあるのですが、実際に一緒に過ごすための時間がとれていないことを、子どもたちの行動が指摘してくれているのかもしれません。

 悪い父親ですね。ただでさえ時間は限られているというのに。

 せめてもう少し、時間が自由になるといいのですが、なかなかそうも言ってられないのが現実です。

 風邪の波も去り、再び我が家に明るい灯がともってくれたのが、何よりの救いです。

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2008年2月20日 (水)

ゆっくり流れる時間の中で

 昨日から高い熱を出していたヒメっち。今朝になっても熱が下がる様子がなかったので、大事なリハーサルの日ではあったのですが、幼稚園を休ませることになりました。

 職場から電話してみると、お医者様の診察では風邪だということでした。インフルエンザじゃなかったっていうだけでも、よしとした方がいいんでしょうね。

 発表会のことをプレッシャーに感じていたのが実際どれくらいのウェイトだったかは定かではありませんが、しばらくダンスの練習のことは忘れて、一日ゆっくりと流れる時間をすごしたのは、今のヒメっちには必要なことだったのかもしれません。

 ようやく寝付いてくれましたが、寝る前に検温したら37.9度。まだ少し平熱までには温度差があります。明日の朝には下がっててくれるといいんですが。

 ダンスがうまくできるかどうかなど、私にはどちらでもいいことで、そりゃうまくいかなかったよりはいった方がよりいいものとは思いますが、それよりもヒメっちがのびのびと踊っている様子が見られることの方がずっと大切です。言い換えれば、それさえ見られれば他には何もいらないのだから。

 子育てって、ほんとに不思議なものですね。突然に何が起こるか、わからないものです。でも、それをひとつひとつ消化していくことしかできないですものね。

 明日は元気なヒメっちの笑顔を見せてもらいたいものです。

 風邪がナイトっちにうつらなかったのも、幸運なこと。私が帰宅してからも、一人元気いっぱいでした。

 でもやっぱり、やんちゃ娘とやんちゃ坊主がひとりずついてこその我が家ですから。

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2008年2月19日 (火)

見えない敵

 仕事から帰宅してみたら、一人元気なナイトっちが玄関まで迎えに来てくれました。さてはヒメっちは今日も疲れて寝てしまってるのかなと思ったら、それより少し深刻な事態。

 ヒメっち、38度を超す熱を出して、ぐったりしていました。

 季節柄、ただの風邪なのかもしれないのですが、気になるのは、明日の幼稚園に行きたくないと言っているところ。

 明日は、次の日曜に控えた幼稚園の発表会に向けた、本番さながらのリハーサルをする日なのだそうで、プレッシャーを感じているのかもしれないのです。

 何度か本人の口から、「本番当日は緊張するかも」と言っていたこともあったので、いよいよ発表会が近づいてきていることに、本人なりにまだ経験したことのない得体の知れない感覚に戸惑いを覚えているのかもしれません。

 たかが幼稚園の発表会と言ってしまえばそれまでのことですが、きっと本人にとっては途方もなく不安な気持ちがしてならないんでしょうね。

「絶対に大丈夫だからね。お父さんが大丈夫だって言ってるんだから、間違いないことなんだよ。」

 などと、何の根拠もないハッタリで元気付けるも、熱を出しているヒメっちは、少し赤くなったほっぺと焦点の合わない目で何かを見つめているばかり。

 経験したことのない壁にぶつかったときは、大人だって不安を覚えて当たり前のことです。それを今、ヒメっちは、五歳のこのり小さな体で、なんだかよくわからない、見えない敵と戦っているわけです。

 そういう壁を感じ取るセンスを身につけ始めているのも、ヒメっちのひとつの成長の表れだと思えば、私としてはうれしく思えるところではあるのですが、何て言ってあげるのがヒメっちの自信を呼びさまさせてくれるのか、私にも正解はわからないままです。

 ただ、私に今できることは、自分を信じなさいと励ますことだけ。目の前の壁を乗り越えるのは、本人にしかできないことですから。

 壁の向こう側に何が見えるか、自分の目で確かめなくちゃね。

 がんばれ、ヒメっち。

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2008年2月18日 (月)

食器の数だけ行ったり来たり

 いつものように仕事から帰り、食事。脇から、ツバメの雛みたいに口をアーンと開けて、おすそわけを待っている子がいます。

 時間的にまた歯磨きも済ませていないナイトっちが、私のご飯をつまみ食いしたがるのです。

 歯磨きがまだなら、少しくらいいいだろうと思って食べさせるのですが、ママっちが不満に思うのは、自分の食事のときよりも食欲があるっていうところなんだそうで。

 二歳の子どもにも、他人の食事がより美味しそうに見えるって言う心理があるものなんでしょうね。

 でも普通、大人でも口に入れたときに熱いって思うようなものだと、子どもはわずかな量でも吐き出したりするものなんじゃないかって思うんですけど、ナイトっちはそうじゃないんです。私がまだ熱いだろうなあと思いながら食べさせたものでも、ナイトっちは一瞬だけ顔をしかめたりはするのですが、出さないでちゃんと食べようとするところは偉い。

 ヒメっちにこれをやって、何度吐き出されたことか。

 でも、それ以上に感心することが、ナイトっちにはあるのです。

 私の食事が一通りおわると、ナイトっちは食器を下げてくれるのです。それも、茶碗、汁椀、お皿、小鉢など、食卓に並んでいた食器を、二つ以上一度に運ぶのがまだできないということもちゃんとわかってて、食器をひとつひとつ両手で大事そうに持って、キッチンにいるママっちのところまで運んでくれます。

 食器の数だけ、食卓とキッチンとを往復することになるわけです。

 そうやって、両手に一個だけの食器を慎重に、何回にもわたって運んでくれるナイトっち。その往復している様子を見ているだけでも、実に我が子が可愛く思えてならなくなります。

 おかげで私は座ったまま。ママっちも、キッチンから離れなくても食器が回収できるってことになります。

 明日で二歳と二ヶ月になるナイトっち。まだまだ話していることのほとんどは私には理解できないけど、とってもお利口さんなのです。

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2008年2月17日 (日)

来週は大丈夫だから

 この週末はお休みがありませんでした。

 そのためなのか、来週末もまた仕事で私が分かけてしまうんじゃないかと、ヒメっちが心配しているみたいです。

 来週の週末は、仕事になることはないから大丈夫なんですけど、ヒメっちの幼稚園の発表会がいよいよ来週の日曜日なので、心配になってきちゃったんでしょうね。

 ヒメっちの晴れの舞台をほったらかしてまで、仕事の予定を入れようとは思いませんから。その仕事をそのタイミング以外で解決させる方法を必ず考え出すようにします。

 だから大丈夫。

 残り一週間ともなると、幼稚園でも練習は毎日追い込みです。週明けには本番さながらの状態でのリハーサルもするのだとか。

 ヒメっちのクラスでは、劇とダンスの演目で子どもたちがふたつに分かれるらしいのです。ヒメっちはダンスのチーム。「トレロカモミロ」という曲でダンスを疲労してくれるそうです。劇のチームは「はだかの王様」なんだそうです。

 ここでちょっとヒメっちには不満があるみたいで、劇にどうしても練習時間が割かれてしまうため、ダンスの練習が思うように進んでいないのだとか。

 絶対にヒメっちだったら大丈夫だから。家にいるときもあれだけ練習しているんだもの。

 緊張するかもしれない、などと心配の尽きない様子のヒメっちなんですが、そこは私がしっかりフォローしなくちゃいけないところです。

 ハッタリだろうとなんだろうと。

「絶対に大丈夫だから。心配しなくていいから、しっかりやっといでよ。」

 と、しっかりヒメっちの目を見て言い聞かせておきました。

 私の仕事のことも、本番当日緊張するかもしれないなんてことも、何も心配しないで、精一杯頑張っておいで。

 そう、来週は絶対に大丈夫だからね。

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2008年2月16日 (土)

気配りのムスメ

 昔、元NHKのアナウンサーがこの記事のタイトルとよく似た本を出版していたような記憶がありますが、無関係です。

 またまたほんのわずかな時間のためだけに往復四時間かけて仕事に行かなければならない土曜日となってしまいました。往復時間を含めてしまうと、日中帯の時間はそれだけでつぶれてしまうので、実に効率の悪い仕事のしかたなのですが、他に人がいなかったので、やむを得ず出勤しました。

 明日も仕事です。子どもたちに申し訳なくてならないのですが、こればかりはしょうがないことですね。

 仕事疲れはそんなにないので、子どもたちをお風呂に入れるのは私がしました。ヒメっちが、週末は私とお風呂に入れるのをいつも楽しみにしてくれているようなのです。私との入浴の場合は、お風呂で遊ぶ時間があるかららしいんですけどね。

 で、ヒメっちとナイトっちを連れて脱衣室に入ってみると、そこにはもう、私の着替えが用意してありました。ヒメっちが出してくれていたのです。しかも、必要なものがすべてそろっていて、無駄なものはひとつもありません。

 お風呂の中でも、私がヒゲを剃ろうと思っていたところにカミソリを出しておいてくれました。

 お風呂でわいわい騒いだ後、ヒメっちは洗濯物をたたむ作業をしていました。ママっちのお手伝いです。ここのところよく、この洗濯物をたたむお手伝いをしてくれるようになっているのだとか。

 細かいところに気を配れるようになってきているんですね。いいことです。

 素敵なおヨメさんになれるかもしれないですね。

 いやいや、そんな先の話、考えたくもないけど。

 っていうか、考えてたまるか。

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2008年2月15日 (金)

絶妙な帰宅時間

 私の仕事からの帰宅のタイミングの加減ひとつなんですけど、早ければなんとか子どもたちの食事に途中から合流でき、遅ければ子どもたちはもう眠ってしまっているっていうくらい、その程度には差があります。

 でも、その中間というのも実はいろいろあるのです。

 子どもたちの食事は終わっているけどお風呂がまだ、だとか、

 食事もお風呂も終わってて、もう寝るだけ、だとか。

 子どもたちのお風呂がもう済んでしまっているということは、歯磨きも済んでいるということ。私の食事を子どもたちが欲しがったとしても、磨きなおしになるため、なるべくあげないようにしています。

 でも、子どもたちの夕飯が終わっててお風呂はまだというタイミングで私が食事を始めた場合は、子どもたちはわりと遠慮なく、私の食事をつまみ食いしに来るのです。

 このタイミングなら許されている、とでも言わんがばかりに。

 まあ、そんなときくらいは食べさせてもいいのですが、二人からこれをされると、落ち着いて食事ができない(笑)。

 それはまあいいんですけどね。

 でも、自分のご飯は残したくせに私の食事をつまみ食いしたがるのは、ママっちとしてはあまりいい気はしないものみたいです。

 ヒメっちはそのあたのことは随分理性的にわかるようになっているんですけど、ナイトっちにはまだまだわかりません。

 そればかりか、自分のご飯を残したとは思えないような食欲だったりします。

 多少熱いものでも、辛いものでも平気で食べるし、ものによってはかなり大きな口を開けることもよくあります。

 それだけ食欲があるなら、自分のご飯のときにめいっぱい食べとけばいいのにね(笑)。

 私としては、食べた気がしないなんてこともありますが、これも少ない子どもたちとのコミュニケーションのひとつだと思って、なるべく言うとおりにしてやってるところです。

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2008年2月14日 (木)

バレンタインチョコ、大と小

 数日前から、あと何日でバレンタインデーだね、という声が、我が家の中で聞かれ始めていました。

 今日がそのバレンタインデーなわけなんですが、この日が来るのを一番楽しみにしていたのは、ヒメっちでした。

 手作りチョコをママっちと一緒に作って、それをお父さんにあげるんだ、とばかりに、ヒメっちはこの日が来るのをとても楽しみにしていたらしいのです。

 それがなんとなくわかっていたので、私も今日は早めに帰りました。夕食を食べ終わった後に、小さなアルミケースに入った、綺麗なトッピングで飾り付けられたチョコレートを、ヒメっちが冷蔵庫から出してきてくれました。

 ラッピングはしてなかったけど、タッパに入ったままのそのチョコレートは、いかにも手作り感たっぷりで、これをママっちとヒメっちが協力して作ってくれたのかと思うと、とってもうれしくなりました。

 タッパは、チョコをたくさん入れた大きいのと、その大きなタッパに入りきらなかったのを入れたかのような小さなのと、二種類ありました。

 大きいのが私用、小さい方が子どもたち用のタッパなんだそうです。

 小さい方のタッパにはそんなに数が入っていなかったので、子どもたち二人がかりであっという間に平らげてしまいました。かといって大きい方のタッパに入れられているチョコを私が一人で一度に食べてしまうのはあまりにももったいないので、4粒ほどもらって蓋をしめてしまうと、ヒメっちが不思議そうにしています。

「もう食べないの?」

 一度に食べるのはもったいないからまた後でもらうことにする、とだけ言い残しておいたのですが、多分ヒメっちはもう少し食べたかったんでしょうね。

 でも、もう夜も遅い時間だし、今夜の間だけは、大きい方のタッパは私の分ということにしておきました。そうすると、なんともおとなしく、その場の状況を理解してくれるヒメっちとナイトっちです。

 二人ともお利口さんだ。

 明日になったら、残っているチョコを二人で仲良く、ママっちも一緒に、今夜の続きを食べてもいいよってことを忘れずに言おうと思います。

 みんな、素敵なバレンタインデー、ありがとう。

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2008年2月13日 (水)

天高く聳え立つ4つの塔

 町の長老は言いました。

「この町から東西南北それぞれの方向にそびえ立つ4つの塔の頂上の部屋に、四天王と言われた伝説の勇者が祀られておる。それぞれの部屋にひとつずつ安置された4色の宝珠をすべて集めれば、新たな勇者への道は開かれよう・・・」

 10年前のロールプレイングゲームの一節のようなセリフではありますが、今日の記事とはあんまり関係ありません。私がただこんな書き出しをしてみたかっただけなんです(笑)。

 先日、ナイトっちが積み木で塔を作りました。

 積み木は、赤、青、黄色、緑の4色。色別にきちんと分けて、長方形の同じ形の積み木を立てて積んでいます。

 全色ともに同じ数だけあるわけではないので、塔の高さはそれぞれまちまちになってしまうのですが、中でも緑の塔が一番背が高いです。

 緑の塔は10階建て。現在9階目を微妙な腰使いで建立中。

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 9階目も成功。

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 そして、最上階を完成させて、一息ついているナイトっち。その向こうでは、着替えもそこそこにテレビに夢中なヒメっちがいます。

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 途中でずれそうな積み木は、少しずつそのズレを調整しながら、10個の積み木を縦に積むことに成功したナイトっちです。もちろん、他の色の塔も、しっかり完成させています。

 手先が器用になってきました。それに、積み上げた積み木とナイトっちの背丈との対比を見ても、ナイトっちがいかに大きくなっているかがわかるような気がしています。この積み木は、一昨年のナイトっちの誕生日に、もともとあった50個の積み木にさらに100個足したプレゼントだったのですが、当時は積み木を握る手もとっても小さかったような記憶があります。

 新たな道を開いた勇者とは、ナイトっちのことだったのね(笑)。

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2008年2月12日 (火)

御代わりしてまで

 子どものハミガキは、実は子どもが自分で歯ブラシを持ってハミガキしているのはただのポーズみたいなもので、その後で親がしてあげる仕上げ磨きが実は本命だという話はよく聞きます。

 ママっちは、ハミガキにはちょっとうるさいので、子どもたちの仕上げ磨きは念入りにしています。おかげで、ヒメっちにもナイトっちにも、今虫歯はありません。

 その文化が育ってくれたおかげからなのか、子どもたちもハミガキを自分ですることにあまり抵抗を覚えていないみたいです。

 ナイトっちが先日、自分でハブラシを持ってハミガキしていたのですが、夕食後二度目のハミガキだったらしいです。

 ママっちいわく、「ハミガキの御代わり」。

 この表現には吹きだしそうになりましたが、ナイトっちは御代わりまでしてハミガキがしたいようです。

 私には虫歯の経験がありますから、あの独特な痛みは、経験などしないにこしたことはないですものね。

 しっかり歯を磨く習慣をつけましょう。

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2008年2月11日 (月)

素直にごめんなさい

 三連休の最終日なんですが、また私の体調がすぐれなかったので、子どもたちを外に遊びに連れて行くのはママっちがしてくれました。

 近くの公園で遊んできたみたいです。

 しばらくして、玄関先で子どもたちが帰ってきた気配がしました。でも、ちょっと様子が変・・・。と思ったら、ヒメっちの泣き声が聞こえてきます。

 ヒメっちは、泣きながら帰ってきたようでした。

 玄関で、ヒメっちとナイトっちを私に預け、ママっちはもう一度外へ、新聞を取りにいくとかで出てしまいました。大規模なマンションなので、新聞受けもマンションのエントランスにあり、取りに行くのに時間がかかるのです。

 帰りについでに取りに行こうとしたら、そこでヒメっちがゴネたからのようでした。それでいったん玄関まで子どもたちをつれてくるしかなかったようです。

 なぜヒメっちが、新聞を回収してから帰ろうとするのを拒否したのかはよくわかりません。単なるきまぐれだったのか、結局昼寝はしなかったけど遊びつかれて眠くなっていたのか、寒かったから早く家に帰りたかったからなのか。

 でも、泣きじゃくるヒメっちからようやく簡単な事情だけは聞きだして、

「じゃあお母さんが帰ってきたら、すぐに謝らなくちゃね」

 とだけ言い含めておきました。

 子どもたちの手洗いとうがいを済まさせたころに、ママっちが戻ってきました。

 ヒメっちは玄関先まですぐに飛んでいって、ママっちに謝っていたみたいです。

 もう泣き止んで、機嫌ももとに戻ってナイトっちの遊び相手をしてくれていたヒメっちですが、ママっちが帰ってきたらすぐに謝らなくちゃ、という思いを強く持っていたんでしょうね。

 その素直な気持ちは大切にしてほしいな。

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2008年2月10日 (日)

貴重な雪体験

 今年は東京もわりとよく雪が降る年のようです。

 昨日降り続いていた雪は、3センチほど積もりました。雪国からしてみれば、そんなの降ったうちに入らないといわれそうですけど、これでもよく降った方です。

 軽く雪遊びするにはちょうどいい頃合。

 ヒメっちとナイトっちにできる限りの厚着をさせ、マンション向かいの病院の駐車場まで行ってみました。

 駐車場のアスファルトの上にはもう残っている雪も少なかったのですが、車が踏み込まない芝生の上などは、まだ十分な雪が残っていました。すでに、少しシャーベット状になってしまっていて、フワフワのバージンスノーとはいきませんでしたけどね。

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 湿り気の多い雪だったせいか、転がすだけでわりと簡単に雪玉ができます。もともと3センチほどの積雪量なので、転がした傍から地面が露出してしまいますが、それでも面白いように雪玉は大きくなっていきました。

 ヒメっちと同じくらいの背丈の雪だるまが、あっという間に完成。

 この後はヒメっちと雪合戦もしました。

 逃げるのに夢中になりすぎて、雪の上で思い切り転んでしまったヒメっちは、ズボンが濡れて気持ち悪くなって泣き出してしまい、ここであえなく雪遊びは終了。ナイトっちも鼻水が出始めていたので、そろそろ潮時と帰ることになりました。

 大して遊んではいなかったような気もしますが、それでも一時間くらいはここにいたようです。

 子どもたちと雪で遊ぶ機会そのものが、珍しいことです。少なくとも、ナイトっちは今日が初めての雪遊びでした。最後はちょっと泣いてしまったけど、二人とも楽しんでくれたかな。

 寒いのが苦手な私としては、そんなに積極的にやってみたいものではないのですが、やっぱり子どもたちが楽しそうにしてくれるなら、その表情見たさについ、一緒に遊んでみたくなるものなんですね。

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2008年2月 9日 (土)

不眠の挙句

 ここ二日間ほどほとんど寝てませんでした。昨日仕事から帰ってからも眠れないまま、朝になってしまい、二夜連続してほとんど眠れない状態のまま土曜日になってしまいました。

 でも、さすがにこの状態ともなると、一度眠りのきっかけをつかむと泥のように眠れるみたいです。

 昼食を自宅でとったころに、外では雪が降り始めました。今年は東京でもよく雪が降りますね。去年とは違った感じがします。

 おなかがいっぱいになって、外は寒いので床暖房をガンガン入れた状態にして、それで温かい床の上で横になったら、いつの間にか死んだように寝ていたらしいです。

 ママっちが、退屈している子どもたちをマンションのキッズルームに連れて行ってくれたのは覚えているんですけど、いつ帰ってきたのかは覚えていません。ヒメっちから聞いた話では、子どもたちとママっちが帰ったときにはまだ、私は昏々と眠り続けていたのだとかで。

 体に悪い生活を続けてしまっています。

 申し訳ないので、ヒメっちに頼まれて、我が家ミュージアムを少しバージョンアップすることにしました。

 以前、このブログでもお話したことのある、子どもたちの描いた絵を我が家に飾っている「我が家ミュージアム」。絵がいくつか増えたので、きれいに壁に張りなおしてみました。

 前回の八月の記事から、三枚の絵が追加となりました。

Dvc00312

 追加されたのは、白い壁に貼られているうちの、上と下と、二枚並んでいるうちの右の絵です。下の作品は、ナイトっちが描いたものです。

 三枚を拡大したところ。

Dvc00313

 上の絵のタイトルは、「みんなでドライブ」。

 なぜか、全員が一台ずつの車に乗っています。免許持っていないヒメっちもナイトっちも、この絵ではドライバーです。

 右のは、「おかあさんとおでかけしているところ」。

 太陽と空が元気に描かれていて、一番うまく描けているというのが私の所感。

 下のは、無題です。ナイトっちが描いたものです。色も三色くらい使ってて、何を描いたものなのかはまったくわからないけど、本人は楽しんで描いていたみたいです。

 休みの日はただ家で寝ているだけの悪い父親ですけど、子どもたちが描く絵を見ていると、知らない間に子どもたちが自然に身につけているものって実にたくさんあるものなんだと思い知らされるような気がします。

 窓から家の外を見ると、少し雪が積もっていました。

 明日は一緒に遊んでやりたいな。でも、今夜はちゃんと眠れるのだろうか・・・。

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2008年2月 8日 (金)

眠れぬ夜の小さな安らぎ

 体調が悪いです。

 時々強烈な不眠に悩まされる私ですが、最近またその症状が出てきて、昨夜などはついに一睡もできませんでした。

 何度も布団の中と外を出たり入ったりして、ついに朝になってしまったころ、ふと隣を見ると、子どもたちが面白い寝相で寝ています。

 ヒメっちは、最初に眠りに就いたときと、体の上下が逆になっていました。普通なら足があるはずのところに頭があって、枕の下に足がもぐりこんでいました。

 ナイトっちは、うつ伏せになって、お尻をピョコンと持ち上げたような姿勢で寝ていました。お尻が高い位置にあるため、顔がただのうつ伏せ以上にひしゃげてます。

 二人とも、布団などまったくかぶっていません。

 この真冬もピークだという時期に。

 いくら我が家の寝室が冷えにくいっていっても、布団から出てしまったらさすがに寒いだろうと思うのですが、子どもたちの寝相は本当に自由奔放ですね。

 子どもたちが不眠に悩んだりすることこそ最悪の事態なので、今のこれくらいのがちょうどいいのでしょうけど、それにしても、ぐっすり眠れるヒメっちとナイトっちが羨ましくてならない(笑)。

 子どもたちの天使の寝顔に、なんとか救われている私です。

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2008年2月 7日 (木)

冷たい手、冷たい顔

 自宅の最寄り駅から家まで帰る間に、体はすっかり冷えてしまいます。

 特に、昨日はまた、東京の空は少しだけ雪空でした。先週末のほど酷い雪ではなかったけど、白くて冷たいかけらが降り続いた一日だったのです。

 家に着くまで手袋でもしていればよかったんですが、なんでだろう、煙草でも持っていたからか、そのとき私の手は外気に露出していました。

 そのまま家まで帰ると、私の手を握ったヒメっちが、

「お父さんの手、冷たいね」

 とびっくりしていました。

 調子に乗って、その冷たい手でヒメっちやナイトっちの顔や首筋を触って遊んでみると、これが結構盛り上がる(笑)。

 ついでに、手はそろそろ温まってきたので、今度は顔をすりつけてみます。

 外気に触れやすい体の部位としては、手は手袋で覆うことができても、顔だけは完全に衣類で覆うことは難しいんですよね。

 二人とも嫌そうにしながらも楽しんでいたみたいで、こんな他愛もない子どもたちとのコミュニケーションが楽しいものです。

 寒いところを帰ってくる父親ってことも解ってくれたなら、一石二鳥ですね(笑)。

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2008年2月 6日 (水)

Uターン

 ずいぶん遅い時間だったと思います。

 数日前のある夜、仕事から帰ったら子どもたちはもうぐっすりと眠ってて、私は食事した後の短い時間を過ごしていました。ママっちもまだ起きていました。

 コーヒーが飲みたくなってキッチンへ。一杯だけでいいので、一番簡単な方法としては、マグカップにインスタントコーヒーを水で入れて、それを電子レンジで温めるというもの。あまり美味しいコーヒーにはならないけど、お手軽な方法なのでよくやります。

 キッチンで電子レンジの音が聞こえたからなのでしょう。ナイトっちが、寝室から目をこすりながら出てきました。ふと目が覚めちゃったんでしょうね。

 ナイトっちは、まっすぐにキッチンの中に入ってきました。

 私はコーヒーを取り出しながら、

「あ、ごめん、起こしちゃったかい?」

 と話しかけてみたのですが、なんとナイトっち、キッチンにいたのがママっちじゃなく私だと気づいて、くるっと踵を返してリビングに向かっていきました。

 キッチンじゃないなら、リビングのパソコンのところにママっちがいるに違いない。

 ナイトっちは咄嗟にそう判断したみたいです。

 事実、ママっちはリビングでパソコンを触っていました。

 すぐにまた、ナイトっちはママっちに抱っこされて寝室に戻っていきましたが、あのUターンはまったく見事でした(笑)。

 Uターンというよりむしろ、ロンドンの兵隊さんのような、綺麗な方向転換でした。

 行動パターンがわかり安すぎるよ、ナイトっち(笑)。

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2008年2月 5日 (火)

子どもは究極のオタク

 今日の職場でのとあるミーティングの席で、会議内容がひととおり終わり、会議を閉める前に少し雑談をしていたときのこと。

 現代のソフトウェアの開発で、動きさえすればそれでいいというスタンスのものなら、小学生にだって作れる。

 という話題がありました。

 私もまったく同じ考えでした。

 私はこういうとき、よくソフトウェアとラーメンを比較して話します。

「ラーメンなんて、食えりゃそれで十分だ」

 などと豪語する店主のいるラーメン店に、お金を払ってまで食べに行く客などいないというのと同じで、動けばそれでいいソフトウェア、っていう発想で納品されるアプリケーションを使うことになるクライアントがいたとしたら、それはもう気の毒な話です。

 ソフトウェアというものは、動きさえすればいいというものではありません。何年も使い続けられるようにするためには、開発している段階でいろいろなことに気を使わなければならない側面がたくさんあるのです。

 これを話し出すと、とてつもなく長くなるので、ここまでにしておきますが、プロが開発するソフトウェアは、動けばそれでいいというものではけっしてないということなんです。

 じゃあ、プロが意識しなければならないレベルを無視して、とりあえず動けばいいだけのソフトなら、本当に子どもでも作れるものなのか、といえば、私は多分、作れると思っています。

 普通のスペックのPCと、開発に必要な道具がひとそろいと、子どもをある程度上手に指導できる人がいれば、子どもでも十分、それなりのソフトウェアを作ってしまえるような時代だと考えています。

 会議の最後で、私は

「子どもは究極のオタク」

 と表現してみました。

 時間がたっぷりとあって、大人の何倍もの吸収力のある子どもは、その気にさえなればどんな奇跡でも起こす、ということを言いたかったのですが、同意してくれる人は会議の席にもたくさんいらっしゃいました。

 普通子どもは、吸収力はあるけど、浮気性で飽きっぽいから、ひとつのことにのめりこむようなことはあまりないわけです。だから、たいていの平凡な子どもの場合は、ひとつのことに抜きん出て力を発揮するようなこともないのでしょうけど、これがひとたび、時間を忘れて何かに没頭するようなことにでもなれば、大人には絶対にまねのできない結果を出してしまいかねないんですよね。

 ヒメっちを見ていて、ときどきそんなことを思うことがあります。

 ヒメっちがソフトウェアを開発してるってことじゃないですよ。

 今日も、幼稚園の発表会の練習をずっとしていたヒメっち。布団の中で眠る直前まで、ダンスで使われる歌を歌っていました。きっと頭の中では、ダンスのステップを繰り返しイメージしているんだと思います。

 今月末の発表会が楽しみです。

 子どもの爆発的な吸収力に、無限にも等しい時間をかけた集中力が加われば、どんな奇跡も起こるような、そんな気がしてならないのです。

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2008年2月 4日 (月)

どんな色が好き♪

 毎日毎日、発表会の練習で全力を使い果たしてしまうのか、私の仕事からの帰宅がちょっと遅くなってしまうともう、ヒメっちは眠ってしまっています。ナイトっちが一人、まだ元気だったり。

 ヒメっちはしっかりと寝て、明日また幼稚園で頑張ってもらわなくちゃいけないので、起こさないようにしながら、ナイトっちと少しだけ遊んでみます。

 手近にブロックのおもちゃがあったので、それを見せながら、

「赤色のブロックはどれかな?」

 などとクイズを出してみるのですが、ちゃんと通じてるんですよね。完璧に、何色を指定しても正解を答えてくれます。

 男の子の場合、赤と緑の色の区別が先天的にうまくできない場合があると聞いたことがあります。女の子にはその症状が出ないのだとか。なので、ヒメっちの場合は問題なくても、もしかしたらナイトっちにはその傾向が出る可能性もあるという心配をしていなかったわけではなかったのですが、これなら大丈夫かな。

 でも、相変わらず、「お父さん」も「お母さん」も言えません。

「おとうさん、って言ってごらん」と言っても、私のほうをただ指差すだけ。ママっちの場合も同じです。

 ただ、昨日ナイトっちがはっきり言えるようになった言葉がありました。

「ゆき」です。

 かなりはっきりと、「ゆき」と発音します。

 これが、昨日東京で降り続いた雪のことを意味していると理解できているかどうかは、まだちょっと怪しいんですけどね。

 微妙なお年頃のナイトっちです。

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2008年2月 3日 (日)

雪とともに鬼来たる

 東京では珍しく、朝から雪が降り続けた日となりました。

 リビングから窓の向こうを見ると、絶え間なく雪が舞い続けていました。

 大喜びなのはヒメっちです。念願の雪遊びがこれでできるとあって、そりゃあもう大変な喜びようだったのですが、この雪、一日やまないままでした。

 やんでくれないことには、外に出て雪合戦も雪だるまもできません。マンションの向かいの病院の駐車場なんて、ほんとにいい感じに積もっていたんですけどね。

 夕方日が暮れ始めてようやくやんだようですが、暗くなってからまた降り出したようです。

 明日の朝にはやんでいてくれないと、私の通勤に今度は影響が出始めるので、そればかりは勘弁願いたいところではあるのですが、明日の幼稚園はきっと、もりあがっていることでしょう。

 ということで、節分でもある今日は、雪のお楽しみは明日にとっておいて、豆まきの日となりました。

「お父さん、鬼の役をやってくれない?」

 と、ヒメっちにせがまれて、しょうがなくやりましたよ。鬼の役。

 スーパーには、便利なものが売られています。袋に入った福豆なんですけど、袋のデザインが鬼の顔になっていて、その袋がそのまま鬼のお面になるという優れもの。

 ほんとに優れものだよ、まったく(笑)。

 視界の悪いお面をかぶって、ナイトっちの前に立ちはだかって怖がらせてみたり、ナイトっちを抱っこして

「この子はもらっていくぞ」

 などと言ってみたり。

 それにしても、迫力のない鬼だったろうなあ(笑)。

 無数の豆攻撃をもらいました。ヒメっちが喜び勇んで投げてました。

 痛くはないけど、微妙に体のあちこちにぶつかる豆が、変な痛覚を刺激してくれます。

 まあでも、喜んでもらえたみたいで。

 来年は、ヒメっちが泣くまでやってやるから(笑)。

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2008年2月 2日 (土)

2月になったので

 月が変わると、前月のカレンダーは不要になります。

 大きめの紙が手に入るので、子どもたちにとってはお絵かきのチャンス。

 二人で仲良くクレヨンを自在に走らせています。

 ナイトっちのは、絵というよりただのグチャグチャでしたけどね。赤一色で、自由に塗りたくっただけの、まさにあるがままの絵が出来上がりました。

Dvc00308

 なんでもない遊びですけど、こんなことからも、子どもたちは大切なものを身につけていってるんでしょうね。

 大きな紙に自由にお絵かき。私も参加したい(笑)。

 描いているところをちょっと邪魔して、二人をアップで撮ってみました。

 二人ともいい表情しています。

Dvc00309

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2008年2月 1日 (金)

世話好き頑張り娘

 昨日も書いた幼稚園の発表会のことですけど、今、毎日のように劇やダンスの練習が、幼稚園で行われているのだそうです。

 今日は私が帰宅したとき、ヒメっちもナイトっちも起きていましたが、ヒメっちはかなり眠そうにしていました。

 それもそのはず。発表会の練習をたっぷりやって、その後引き続いて幼稚園のスポーツクラブに参加し、しかもお昼寝もなし。九時を過ぎれば眠くなってくるのも当然です。

 お風呂から上がって、自分から布団にもぐりこんだヒメっちは、そのまま深い眠りに落ちていきました。ナイトっちもお昼寝しなかったからか、その後まもなく就寝。今夜の子どもたちは、二人とも素直に眠ってくれました。

 ヒメっちは、弟がいるからというのもあるのでしょうが、幼稚園でも実に世話好きなんだそうです。ママっちが父兄と教職員の二者面談で先生から聞いてきた話によると、ヒメっちのダンスのパートナーが上手にダンスを覚えることができないので、ヒメっちが上手に振り付けを教えてあげているのだとか。先生もたくさんの子どもたちを見なくちゃならないので、ダンスを教えることができる子には、その役目を任せてしまうこともあるそうで、ヒメっちは相手の男の子のダンス指導をすっかり任されてしまっているのだそうです。

 手がかからないし目立たないという性格の子もいるそうで、そういう子の面談は短時間で終わってしまうらしく、一部の父兄からは面談の内容がちょっと薄いと感じている声もあるみたいなんですが、ヒメっちの場合は先生も話すことが多いそうです。手がかかるというのとは逆の意味で、先生にとって印象の強い子なのだとか。

 いつの間にか、幼稚園でもとっても頑張り屋さんになっているヒメっち。どっちの親に似たんでしょうか(笑)。

 私はその面談に居合わせたわけではなかったのですが、ママっちからその話を聞いて、すやすや眠っているヒメっちの寝顔をとても誇らしく思いました。

 こんなに優しくて世話好きな姉のいるナイトっちは幸せ者です。

 今はまだ、赤ちゃんをようやく卒業したばかりの非力なチビですけど、もう少し大きくなったときにはきっと、姉を力強く支える存在になってくれることでしょう。

 我が子の頑張りに励まされる、これもまた幸せ者の父親は、自分もまた頑張らなきゃなるまいと、子どもたちの寝顔に誓うのです。

 いい子に育ってくれてありがとう。

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