待つことしかできない気持ち
新しい命との出会いでしたが、その翌日にはおいとましなければなりませんでした。
ヒメっちが、「(帰省期間が)短かった」と帰りがけには不満をブチブチ。確かに、大好きなおじいちゃん、おばあちゃん、伯母さんと、あらためて会えることとなったTくんと一日でお別れしてしまうのは、もったいなかったかもしれません。
でも、今はまだTくんは新生児。生まれたばかりの赤ちゃんのいる家は、やっぱりあわただしいです。すべてが赤ちゃんを中心に回っています。
こちらの実家には、ヒメっちもナイトっちも、生まれてから一ヶ月検診を終えるまではずっとお世話になっていました。今は、Tくんがまさにそのときなわけです。ヒメっちやナイトっちが生後一ヶ月になるまでは、私が東京に一人で暮らしていたことを思い出します。その一ヶ月の間に会いに行けるのはせいぜい一度か二度くらい。あのころは死ぬほど孤独だったなあ。
それと同じことを多分、私に負けないくらい子どもが大好きなTくんのパパさんは、今めいっぱい感じているんだと思います。彼は私と違って、住んでいるところはわりと近くなんですが、仕事が忙しいのでなかなか会いにも来られないんだそうで、一ヶ月検診が無事に終了するのを、どれほど心待ちにしていることだろうと思うと、まったく他人事とは思えないのです。
今生後三週間のTくん。Tくんのパパさん、後二週間の辛抱です。それまで、仕事にしか自分の気持ちを持っていくところはないのでしょうが、我慢してあげてくださいね。その我慢が終わったあとには、とっても素敵な生活が待っていますから。
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