2012年5月21日 (月)

天空のリング

 事前に日食グラスもちゃんと購入していました。あとは晴れることを祈るのみ。今日は待ちに待っていた金環日食の日です。私自身、金環日食を観測するのは生まれて初めてのことです。中学生くらいのことでしょうか、部分日食を、日没間もないときに何も道具を使わないで少しだけ見たことがあったくらいのもので、それ以来日食を見たこと自体ありませんでした。理屈は知っていましたが、それを実際にこの目で確認することができるとあって、私自身ちょっと興奮気味でした。

 小学校では、三年生以上の児童は、時間までに学校に行けば日食グラスを貸してもらって校庭で観測することができるようになっていました。ヒメっちはそちらに乗っかればよかったので、私はナイトっちと一緒に観測するための準備だけしておけばよかったのです。保護者がつきそうということと、日食グラスの準備を自前でやっておけば、一年生のナイトっちも校庭で観測するということ自体は学校でも許可してくれていました。

 学校に行く前に少しだけ、私一人でマンションの玄関を出て、本当に太陽が見えるかどうか試してみましたが、すでに食が始まっていたこともあり、またこのころから薄雲がかかる程度で観測には十分な太陽が出始めていたこともあって、学校に早めに向かうには十分な条件がそろっていたというわけです。

 七時を過ぎて、いざ学校へ。ママっちも少し後れて来るということで、私とナイトっちで太陽をときどき交代で見上げながら、校庭まで向かいます。

 東京では7時35分、日食は食の最大、食甚といわれる状態になりました。見事な金の輪が、天空に現れたのです。ほんの一瞬のことでしたが、環の幅も全体的にほぼ一定の、美しい輪になった太陽が観測できました。

 地球全体で言うなら、日食も月食もまったく珍しい現象ではありません。地球のどこかでは、年に何度も発生していることです。それでもこの実にありふれているはずの現象が、ここまで私たちをひきつけてやまない世紀の天体ショーと言われるのは、人間が宇宙の前では実に小さな存在であるからだということに他ならないのでしょう。

 まだ日食が起こるメカニズムもそれが日本で観測できることがどれほど稀なことなのかもしっかり理解できていないだろう我が家の子どもたちですが、物理的な理屈も、そしてそれを前にしたときの人間という存在についても、これからの未来を担う子どもたちに伝えていきたいものです。

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2012年5月20日 (日)

字のきれいな小学生

 毎日宿題として漢字の書き取りが出されるヒメっちは、なかなか集中してすぐには片付けられないその宿題を、ぶつぶつ言いながらもなんとかこなしています。

 ふと、ヒメっちが漢字の書き取り練習をしているところを覗き込んでみることがあるのですが、なんとこれが、きれいな字を書いているのです。担任のH先生も認めてくれていて、特に四年生になってから、字が格段にうまくなっているということなのです。私はあまりきれいな字を書くのが得意ではない上、手書きで字を書くときはつい走り書きしてしまうので、私が仕事で使うノートに書いた字など、自分にしか絶対に読めないような字が並んでいることも多いのですが、ヒメっちの書く字は実に読みやすく、全体のフォルムもまとまっているのです。

 あまり急いで書こうとする傾向がなく、しっかりと丁寧に書いているからそうなるのでしょうが、これは私も見習わないといけないことです。

 幼稚園に通う前から字に対するセンスがあったヒメっちは、漢字を書くということについてもちょっとぬきんでた才能を発揮してくれているようです。

 きれいな字が書けるということは自分を有利にしてくれます。このままがんばって、書くことでもっていろいろなことを人に伝えられるようになってくれたらと思っています。

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2012年5月19日 (土)

二人抱っこはそろそろ限界

 しばらくやっていなかったので、まだできるかどうかちょっと自信がなかったのですが、子どもたち二人を同時に抱っこするということがまだできるのかどうか、試してみました。

 最初にナイトっちを左腕で抱え、右腕でヒメっちを抱え上げて、気合を入れて立ち上がります。一応立てることは立てたけど、もうそろそろ限界に達しているようです。

 重さで言うと、二人の体重を足した値がそろそろ私の体重を追い抜いているはずです。私の体重がちょうど60Kgだから、二人を同時に抱えあげたら私の両足にかかる重さは全部で120Kg以上ということになります。二人を抱えてみたとき、以前同じことをやったときの記憶と比べてみても、実に重くなったものだということを実感します。

 また、子どもたちが小さかった以前と比べて、二人とも体が大きくなっていることもあるので、重さだけではなく、私の両腕に二人の体を乗せておけるだけのスペースにもそろそろ限界が来ていることがわかります。60Kgのバーベルを持ち上げることは難しくはなくても、同じ重さの冷蔵庫を持ち上げることはまずできないのと同じことで、体重が増えるにしたがって体そのものが大きくなっているので、抱きかかえにくくなっているのです。

 子どもたちが小さかったころは当たり前のようにできていたことがまたひとつできなくなりつつあります。

 それが二人とも順調に大きくなってくれているということの、何よりの証なんでしょうね。

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2012年5月18日 (金)

湯加減さじ加減

 私が子どものころも同じでしたが、子どもって熱い風呂を嫌がりますね。ある程度の年齢に達すれば、むしろ熱いくらいの方が好きになるものだと思うのですが、子どもは頼りないくらいぬるい風呂が好きみたいです。ヒメっちとはもう長い間一緒に入浴することもなくなってしまったのでわからないのですが、ナイトっちが今まさにそうなのです。

 もう修理してしまったので今はなんでもないのですが、少し前のこと、我が家のお風呂のヒーターが壊れてしまって、細かい温度調節ができなくなってしまったときがありました。しかたなく、熱めのお湯を出して我慢するしかなかったというときがほんの数日ですがあったのです。

 お湯が熱いと、特にシャワーで頭を洗うときがつらくなります。私でも頭を洗うときだけはぬるめのシャワーがいいと思うくらいなので、このときばかりはナイトっちにとっては拷問のような熱いお湯で頭を洗われていたような印象を持ったことでしょう。

 またナイトっちは、こう見えて結構やんちゃなこともしてくるのか、学校で遊んでいてよく転んで膝に痣を作ってくることがあります。熱いお湯に浸かると、傷口が沁みるといって嫌がることがよくあります。よくもまあ、こんなに頻繁に転んでくるものだと思うくらいです。

 子どもとお風呂を楽しむのも、昔のように親の言うことにほぼ従順に従ってくれていたころとは違ってきているんだということを実感することがあります。あまりぬるいお湯では私も楽しくないし、湯冷めしては何にもならないので、適度なさじ加減が必要ですが、子どもが好きなお風呂の温度というものもあるんでしょうね。

 早めにお風呂のヒーターを直しておいてもらってよかったというものです。

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2012年5月17日 (木)

幼児向けセキュリティ教育

 五百近い数の世帯が住んでいる我が家のマンションは、郵便物がエントランス近くの集中メールボックスに集まるように作られています。新聞や小型の宅配物件なども、このメールボックス内のそれぞれの郵便受けに、各世帯に届けられたものが入れられるようになっています。メールボックスの外側から配達され、住人は内側から郵便受けを開ける仕組みになっているのです。当然、郵便受けにはダイヤルロック式の鍵がかけられるようになっていて、試したことはありませんが各世帯ごとにその鍵の開け方は異なっているはずです。

 このダイヤルロックの開け方を、ナイトっちが知りたいと言ってきたことがあります。そういえば、このダイヤルロックの開け方は、ヒメっちにはずいぶん前に教えた覚えがあるのですが、まだ鍵の高さまで背の届かないナイトっちには教えようとしたこともありませんでした。でも、ナイトっちはまだ自分の視界にも満足に入らないこのダイヤルロックの開け方を、知りたくてしょうがないらしいのです。

 ダイヤルロックといっても、金庫に代表されるような複雑な空け方を必要とはしません。簡単なまわし方をするだけで開いてしまうものなので、いい機会だからナイトっちにも教えておこうと思いました。

 ナイトっちを抱っこしたまま、開け方を教えます。何回かやってみせて、自分でも開けられるかどうかやってみて、意外と簡単なことにナイトっちも納得したようです。

 最後にナイトっちには、「家族しか知らないことだから、絶対に誰にも教えちゃいけないんだよ」と釘を刺しておきました。さすがにそのときだけは、ナイトっちもちょっとだけ緊張した面持ちで聞いていました。郵便受けとはいえ、個人情報の集まりのようなものです。たとえ仲のいいお友達でにでも、教えていいことではありません。そこだけはしっかりと強調しておきました。

 そうやって少しずつ、セキュリティに対する子どもの意識が根付いていってくれればいいと思っています。

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2012年5月16日 (水)

仲良し三人組

 小学校に入学して一ヶ月、それまでに、ナイトっちに何度か同じ質問をしてきました。

 もう、クラスの友達の顔と名前を全部覚えられたか。

 入学したばかりのころはよくきいていたのですが、しばらくききそびれていたら、いつの間にかナイトっちは、クラス全員の子の名前を覚えていたようです。一ヶ月あれば自然に覚えてしまうものでしょうけどね。

 入学当初、すぐに仲良くなった背の高いTくんは、今は一番後ろの席に移り、背の低いナイトっちは一番前に残ってしまったため、その後二人はそれほど頻繁に一緒に遊ぶこともなくなってしまったらしいのですが、変わりに席が近くなったRくんやNくんと、今は積極的に遊ぶようになっているんだそうです。学校から帰った後も、宿題を片付けた後、RくんやNくんと示し合わせて遊びに行ったりしています。同じマンションに住んでいるどうしなので、遊びに誘いやすいというのもあるんでしょうね。

 友達いっぱい作るといいよ。今はその意味がよくわかっていなくてもいいから、とにかく仲良しの友達をたくさんつくろうね。

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2012年5月15日 (火)

同じ内容の宿題

 ナイトっちが持って帰ってきた宿題のプリントに、同じ内容のものが二枚ありました。一枚のつもりで配られたプリントがたまたま二枚くっついていただけなのかもしれないのですが、もしかしたら、隣のMちゃんという女の子の手にこの宿題が渡っていないのではということが懸念されます。

 電話して確認してみたら、やはりMちゃんはこのプリントを持って帰っていなかったのです。ナイトっちがMちゃんに渡さなかったのか、他に理由があるのかはわかりませんが、少なくともMちゃんはこのままでは宿題ができないということになります。早く届けてあげなければなりません。

 こんな間違いもたまにはあるものです。ナイトっちも、このときのバツの悪さを実際に体験した上で、同じ間違いを起こさないように気をつけるようになってくれればそれでいいと思っています。

 友達の宿題まで持って帰ってきたときの後味の悪さは、ナイトっちもしばらく忘れられないことでしょう。

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2012年5月14日 (月)

課外活動とバイオリン

 月曜日は週に一度のバイオリンのレッスンがある日です。ところが今日はヒメっち、あわやレッスンにいけなくなってしまうところでした。

 学校が終わった後は、帰宅しても自分ひとりという家庭の事情を抱えている子のために、午後五時までは延長して校内で子どもを預かってくれる任意参加の課外活動があります。場所は学校の中ですが、運営している人は自治体の職員かボランティアの方なのでしょう。学校は場所提供以外の関与はしていない活動のようです。

 ここにヒメっちが参加していて、そのために帰りが遅くなってしまい、バイオリン教室には一人自転車をかっとばしていかなければ間に合わない状態になってしまったのです。バイオリンという大きな荷物を抱えているため、普段はバスを使うのですが、そんなギリギリの時間に都合よく来てくれるバスはありません。

 もともとヒメっちはかぎっ子じゃないし、この課外活動に参加するなどとは一言も言っていませんでした。その場で誰かに誘われて、自分も参加していいのなら友達と一緒に宿題をしたり、残った時間を遊びに使ったりできると思って急に参加することを思いついたようなのです。少なくとも、一時的にバイオリンのレッスンのことは頭から離れていたのでしょう。

 この課外活動では、一度預かった子どもがいつの間にかいなくなっていたなんてことにならないように、途中で抜け出して帰るということを禁止しているのだそうです。あくまで子どもが自分の判断だけで断りなく帰宅してしまうことを禁じているだけのことなんでしょうけど、これをヒメっちは、一度参加したらその日の活動が終わるまでは帰ってはいけないと誤解して、それでレッスンギリギリまで我が家に帰ってこなかったのです。

 自分の判断で課外活動に参加し、途中で抜けられないと勝手に思い込んで、バイオリンのレッスンには今日は行けなくなっても仕方ないと勝手に結論付けているのでは、もうバイオリンに関しては見込みがあるとは思えません。なにより、自分の勝手な判断と思い込みで自分のやりたいように行動し、その結果本来やるべきだったことができなくなってしまうことをいたしかたなしと自分で結論付けるというなら、もう何もやらせてあげることもできなくなってしまいます。

 本人も反省したのか、今後はこの課外活動には、月曜日は参加しないことにすると決めたようです。つまり、バイオリンのレッスンをやめさせられるのは嫌なようなのです。

 バイオリンにどこまで情熱が残っているのかも怪しいのですが、さてヒメっちのバイオリンはいつまで続くでしょうか。

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2012年5月13日 (日)

我慢のヒーロー

 以前からナイトっちが見に行きたいといっていた映画「仮面ライダーvsスーパーヒーロー大戦」を見に行ってきました。他にもナイトっちが見たがっていた映画はいくつかあるのですが、前売りを買い忘れていたりもたもたしているうちに上映期間が終了してしまったりで、しばらく映画館にも連れて行っていなかったので、今回はしっかりナイトっちと映画を楽しんでくるつもりでいました。

 映画が始まった時点では何も問題はなく、たくさんのヒーローがめまぐるしく現れては暴れまわる、実に痛快な内容でした。月面で流れ星が見えることに何の不自然さも感じない「仮面ライダーフォーゼ」の主要キャラクター三人に、ナイトっちと二人で小声でツッコミを入れていました。

 物語が佳境に入ってきて、戦いもいよいよ最後の大一番を迎えようとしているそのときです。ナイトっちが私に小声で話しかけてきました。

「トイレ行きたい・・・」

 もうまもなく上映期間を終了してしまう映画だったことに伴う駆け込み需要なのか、劇場はほぼ満席の状態です。空席の多い劇場なら途中で席を空けてまたもどってくることも可能でしょうが、とてもそんなことのできる状態ではありません。

 何故劇場に入る前にトイレを済ませておかないのか、子どもにはよくあることなんですが、いつもそう思ってしまいます。それでいて、さらに手元の飲み物を飲もうとするし。

 映画鑑賞を中断する覚悟を決めて、ナイトっちのドリンクをひきあげ、一度トイレに行ったらもう劇場にはもどって来れないことを告げて、ナイトっちを連れ出そうとしました。

 するとナイトっちは、なんとか我慢すると言い出したのです。映画の残りの上映時間は30分ほどだったと思うので、ナイトっちが我慢できるかどうかはギリギリのラインだと思えました。どうしても我慢できなくなったときは言うように釘を刺して、その場は席を立たないことに。

 結果、ナイトっちは劇場内が明るくなるまでずっとオシッコを我慢し続け、200人を軽く超える戦隊ヒーローとライダーたちの、色とりどりの合戦シーンを見守ることになったのです。私も隣のナイトっちがいつ限界に達するか気が気でならず、全然映画に集中できませんでした。

 ロケットを両手につけたゴーバスターオーが土星の先まであっという間に行って帰ってきたシーンを見て、地球から土星までの距離を往復するには光の速さでも丸一日かかるくらいのことは指摘できるでしょうが、そんな細かいアラ捜しが精一杯。後でナイトっちに聞いてみましたが、ナイトっちも映画の内容をほとんど覚えていませんでした。とてもそれどころじゃなかったんでしょうね。

 劇場を出てすぐにトイレに駆け込み、ナイトっちのトイレが間に合ったことを確認した後、私もその近くで用を足していたのですが、ナイトっちは私よりも用を足し終えるのが遅かったくらいです。とれだけたまっていたというのだろう。よく我慢できたものです。

 途中からトイレに行きたくて全然集中できなくなってしまった映画でしたが、それでもなんとか要所要所では楽しむこともできたみたいだし、これはこれでよかったのかもしれません。

 映画を見る前に、、トイレはちゃんと済ませておくようにしないとね。

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2012年5月12日 (土)

二倍の濃縮授業参観

 新学期が始まって最初の学校公開の日が来ました。今回からは、我が家の子どもたちは二人とも小学校に通うようになっているので、一時限目から三時限目までの授業を二つに分けて見に行くことになります。一年生と四年生を別々の日に参観できればいいのですが、そこまではできないことですね。

 三年生までの低学年と四年生以上の高学年とで分かれてセキュリティ教室という特別授業が体育館で行われるという予定があり、こちらは我が家の子どもたちがどこにいるのかまでは確認しにくいと思っていたのであまり見に行こうとは思っていませんでした。それより、一時限目に一年生が特別授業を受けている間は四年生を、三時限目に同じく四年生が特別授業を受けている間は一年生の参観をするつもりでいました。二時限目だけはかぶってしまうので、四年生を途中で抜けて、一年生を見に行くという形をとることにしていました。

 一時限目は四年生の社会科です。四年生になって地図帳を扱うようになり、地図からいろいろな情報を読み取ろうという内容の授業でした。後でヒメっちの地図帳を見せてもらいましたが、なるほど小学生が使う地図帳というのは面白いものです。絵がいろいろと描かれていて、その土地の名所旧跡や産業、地形や交通など、多くのことがわかりやすく載せられているのです。

 各班に分かれて首都圏の各都県から一箇所ずつ、その都県の特徴を地図から読み取って気がついたことを発表するというような趣向も取り入れられていました。私は子どものころから社会科が苦手でしたが、当時の私でも参加したくなったのではないかというくらい楽しそうな授業でした。

 二時限目は算数です。四年生は今、算数の授業を習熟度別に三つのグループに分けて少人数制で行っているそうです。ヒメっちの場合は特に後れているわけでもなく、ぬきんでているわけでもないので、一番人数の多い普通レベルのグループに入っていました。でも、普通レベルのクラスにも、まだ九九をしっかり覚えきれていない子がいるようなのです。授業の半分の時間が、九九の復習に費やされていました。ヒメっちの九九のレベルはもう問題ないものと思っていますが、今一度どこかで抜き打ちでチェックしてみたほうがいいかも知れません。

 九九の復習が終わったあたりで四年生の参観を抜け、一年生のクラスに向かいました。一年生の二時限目の授業は国語でした。

 まだひらがなの書き方練習の段階です。今日の授業では、「よ」の特集でした。バランスのいいひらがなを書けるようにするために、書き方には時間をかけるんですね。ナイトっちもそうなんですが、今の小学校一年生でひらがなを読むこともできない子はそんなにいないと思うのです。ただ、読むと書くとではずいぶん違います。ナイトっちも、読むだけなら一年生レベルの漢字をほぼ全部読んでしまえるのですが、書くとなるとひらがなやカタカナでさえ、まだまだその鉛筆の動きは頼りなげなのです。

 自宅でも、もっとたくさんの字を書かせるようにしたほうがよさそうです。

 最後の三時限目は、図工でした。五月なので鯉幟をあしらったサンバイザーを作ろうという主題でした。一枚の画用紙にサンバイザーの組み立て前の状態が描かれています。これに鋏を入れ、色を塗って組み立てるというものです。組み立て方は決まっているので、オリジナリティは色の塗り方や模様のデザインで出すことになります。それをねらいとした授業のようでした。

 ナイトっちは、左右に一匹ずつ描かれている鯉幟に、それぞれ赤と青でハートや鱗の模様をつけていました。赤の鯉幟は赤ばっかり、青いほうは青ばっかりと、原色だけを大雑把に使った極端なデザインになっています。私の子どものころの図工でも、そんな色の塗り方をしていたように思います。工作は好きでしたが、図画や色を塗る作業は苦手だったことを思い出します。ナイトっち、やっぱり私の血をしっかり受け継いでいます。

 二人分の授業参観をまわるのはなかなか大変でした。でも、二人で三時限で終わりと言うと、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。もう少し見ていきたいくらいでした。

 ただ、二人とも楽しそうに授業を受け、学校生活を満喫してくれていることを感じ取るには十分な時間だったといってもいいかもしれません。それがわかったのなら、今日の学校公開と授業参観は、たとえ半分ずつだったとしても、十分に意味のあったことだと思うのです。

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2012年5月11日 (金)

時間よ進め

 子どもたちの通う小学校の校門は、午前8時15分に開門されます。それより早く学校についてしまったとしても、中に入れてもらえないんだそうです。ナイトっちはそれでいつも、八時を少し過ぎるころまでは自宅で時間をつぶして、時間がきたら学校に向かうようにしています。

 ヒメっちの場合はちょっと違っていて、学校にはまだ入れないことをわかっている上で、それまでは仲のいい友達と示し合わせて雑談したり適当に遊んだりして開門を待っている習慣があるみたいで、ナイトっちよりは早く自宅を出てしまいます。逆に、ヒメっちのような習慣がまだないナイトっちが、ヒメっちよりも少し後れて自宅を出発するといった具合です。

 ただ、ナイトっちとしてはこれがちょっと面白くないのです。姉はとっくに学校に向かってしまっているのに、自分はまだ家を出るには早いと引き止められて、時間がくるまでは自宅で適当に時間をつぶしていることしかできないことがもどかしくてならないようなのです。

 先日など、ヒメっちが7時半くらいに早々に出発してしまったため、あとたっぷり30分は自宅にいなければならないナイトっちは、マンガの本を読みながら、五分ごとに「もう30分たったかな」と聞いていたくらいです。

 それくらい、毎日学校に通うのが楽しくてしょうがないんですね。いい傾向です。お友達も少しずつ増えているみたいだし、何も心配することはなさそうです。

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2012年5月10日 (木)

いつも平常心を

 もう何日も前のことなんですが、都内でも体感できるような地震が起こったことがありました。震度4程度の、それほど大騒ぎするほどでもないレベルの地震でしたが、揺れている間はやはり、昨年の東日本の震災を思い出してしまうこともあり、不安がつきまとってしまいます。

 その日の夕食時、我が家では家族で何かテレビのバラエティ番組を見ていました。ただ、そのときに放送されていたものではなく、数時間前に録画したものを見ていたのです。

 この番組を見ている最中に、緊急地震速報が流れました。テレビを見ている途中、まったく番組の内容とは無関係に、(速報なんだから当たり前ですが)予告なしに流れてくるこの緊急地震速報、あの耳に残る警告音も含めて、心臓に悪いです。そういう心理現象もあいまってのことなんでしょうけど、私もママっちも、「また地震かよ」と咄嗟に思ったものでした。

 録画を見ていたのだから、その緊急地震速報は速報としては何の意味も成さない情報なのですが、つい身構えてしまうとこれから起こる地震の速報と誤認してしまうことがあるということなのです。

 ただヒメっちだけが、

「これ、さっきの地震の速報なんじゃないの?だってこれ、録画だよ」

 と、きわめて冷静に指摘してくれました。一番平常心を保っていたのはヒメっちだったというわけです。

 地震というと異常に緊張してしまうようになっているのは、あまりいい効果を生まないように思われます。いつも平常心を保っているようにしなければ。特に自然災害を前にしたときには、必要になることです。

 あらためて肝に銘じようと思っています。

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2012年5月 9日 (水)

次の目標

 毎日DSのゲームに夢中な我が家の子どもたちですが、まだそれほどゲームソフトの本数は多くはありません。市販のカートリッジ式のソフトでは、ヒメっちが五本、ナイトっちにいたってはまだDSを買い与えて半年ほどのものなので、二本にとどまっています。

 といっても昨今のゲーム機の場合は、市販のソフトを買わなければ何もできないのかと言うとそういうわけでもなく、最初から遊べるようにインストールされているゲームもあるし、ネットにつないで新しいゲームソフトを拾ってくることもできます。中には、無料なのに良作がダウンロードできる場合もあります。

 良作を無料でダウンロードできる機会は常にあるものでもないとはいうものの、例えば市販品のゲームソフトを一部分だけ体験できるような、いわゆる「体験版」と言われるゲームソフトなら、宣伝を兼ねているのだからわりと簡単に手に入れることができるようになっています。デパートの地下の食料品売り場で試食をするようなものです。

 いくつもの体験版のゲームソフトをDSに保存していたナイトっちに、体験版をやってみて製品版が欲しくなったゲームはあるかと聞いてみたら、「リズム怪盗R」という、音楽のリズムに合わせてタッチペンで画面を操作するタイプのゲームが欲しいというようなことを言っていました。

 ゲームソフトというとわりと高額なものなので、そんなに頻繁に買い与えることはできません。以前、スーパーマリオのゲームを買ってあげたときは、九九を全部幼稚園を卒園するまでに覚えることができたらという条件を出していたのも、単純に欲しいゲームソフトを買うだけじゃなくて、何らかのハードルをクリアしたら買ってあげるという目標設定を本人に意識させるためにしたことだったのです。

 そこで、また新しく欲しいゲームソフトが出てきてしまったナイトっちに、じゃあどんな目標を立ててみようかと持ちかけてみました。

 残念ながらナイトっち本人は、どんな目標が適当かというところまではノーアイデアだったようです。割り算ならできるかな、などと言っていましたが、九九を覚えたからといって、掛け算の概念を本質から理解しているわけではなく九九をただ暗記しただけのナイトっちには、まだ割り算は難しいでしょう。ただの暗記物の方がいいのではということで、私は日本の都道府県の名称を、北海道から沖縄まで全部覚えるというのでどうかと言ってみたのですが、これは逆に、ナイトっちの苦手意識を刺激してしまったみたいです。本人が算数が得意だという意識があるので、算数で勝負してみたいらしいのです。

 難しすぎず、簡単すぎず、ちょうど適当な目標設定ができるといいうのですが、何かいいアイデアはないものでしょうか。

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2012年5月 8日 (火)

大きめの月

 数日前、地上から見る月が通常よりかなり大きく見える「スーパームーン」という天文現象が観測できました。昨年末の皆既月食などと違い、タイミングはそんなにシビアでもなく月が出ている間はずっと観察できるものなので、あまり騒がれもしなかったようですが、通常より14%も大きく見える月というのは、地上から観測していても明らかにわかるくらい、大きく見えるものです。

 人間が地球の上でわいわい騒いでいるだけのことで、惑星の周囲を衛星が描く公転軌道が楕円なのは当たり前のことだし、それがたまたま満月の時期と重なっただけのことなんですけど、その原理はともかくとして、地上から観測してみると確かに、いつもよりかなり大きく見える月というものは、神秘的なものです。

 自宅のバルコニーに出て観測してみようと思ったのですが、月の出ている方向が逆だったため、月を見るためには一度自宅の玄関を出なければなりませんでした。

 私は少しだけ月を見てくるというつもりで玄関を出て、確かにいつもより大きな月を確認したらすぐに家にもどるつもりでいたのですが、家にもどろうとしたそのとき、ナイトっちが玄関から出てこようとしているところに鉢合わせしてしまいました。私が何を見に行ったのか、ナイトっちも興味があったようなのです。そこで、もう一度月の出ているところまで二人で行ってみました。

 月を背景にしてナイトっちの写真を撮ってみましたが、携帯電話のカメラではこの程度の写りが限界。右側の大きな灯りはマンションの照明です。左側に浮かんでいる丸い点が、この日の満月です。携帯電話のカメラでは迫力にかけますが、目の前の照明にも負けないくらいの光を放っているくらいなので、やはりいつもよりずっと明るい月だったんでしょうね。

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 注意深くしていると、宇宙にはこんな面白い現象がたくさん起こっています。森羅万象のレベルではごく当たり前の何の不思議もないことだとしても、やはり人間のようなちっぽけな存在からしてみれば、神秘のオンパレードというわけです。子どもたちに、そんな神秘的なものへの感動を、うまく伝えていきたいものと思っています。

 まずはさしあたり、今月21日に迫っている金環日食ですね。調べてみると、全国各地で観測できる時間まで教えてくれるサイトがありました。東京の場合は、午前7時35分の前後くらいが一番観測に適した時間帯のようです。この時間帯だけでも、子どもたちと一緒に空を見上げることができるといいですね。それ以前に、晴れてもらわないといけないわけなんですけど。

 宇宙は面白いです。子どもたちにそれを伝える大人の一人に、私はなりたいと思っています。

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2012年5月 7日 (月)

姉を超える日

 福島のママっちの実家での思い出も覚めやらぬ中、一緒に遊んだTくんの話のつながりで、京都にいる私の実妹の二人の子どもの話になったときのことです。

 私の姪は高校一年生、甥は中学二年生です。甥が最近、みるみるうちに背が高くなり、まもなく私の背も抜いてしまいそうな勢いだということは、以前にも記事にしたことがありました。もちろん、甥はもうとっくに、姉である姪の背をはるかに超えてしまっています。

 そのことをナイトっちに言ってみると、年下のはずの弟が姉の背を抜くことがあるということが、俄かには信じられないといった様子でした。

「ボクもいつか、おねえちゃんの背を抜くかもしれないの?」

 と、私に真顔で聞いてきます。まあ、本当にそうなると断言はできないけど、同じ親から生まれている男の子と女の子なら、背が止まるまで伸びきったころには男の子の方が背が高くなっているということのほうがが多いでしょう。

 そうなったときには、ナイトっちはきっと、自分より体格も一回り小さい姉を、全力で守ってくれるでしょう。優しいけど芯の強いナイトっちです。きっとそんな強い男になってくれると信じています。

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2012年5月 6日 (日)

シャボン玉飛ばそう

 先日皆で行ってきた多摩六都科学館で、シャボン玉メーカーというものを購入していました。そのことを当時の記事にしなかったのは、そのときに参加したイベントがあまりにも拍子抜けする内容だったからです。館内のそのイベントに参加するには、子ども一人あたり1000円を払ってシャボン玉メーカーというおもちゃを購入する必要がありました。これが参加費のようなものということで納得してはいたのですが、イベントの内容は、購入したシャボン玉メーカーの組み立て方をレクチャーしてくれるだけで、実際にそこでシャボン玉を飛ばすことさえさせてくれなかったのです。大勢でシャボン玉を大量に飛ばすと、室内がビチャビチャになるからなんだそうで。それにしても、何のために二つもこんなおもちゃを購入したのか、意味のよくわからないイベントでした。

 ママっちが友人と約束があるとのことで、連休最終日の今日は一人で遊びに出かけてしまったので、私は子どもたちとどのように過ごせばいいかと思案していたのですが、天気は崩れそうだし、ヒメっちはお昼ごはんにもあまり外食したい気分じゃないというし、むしろカップラーメンが食べたいという始末。ナイトっちはサンドイッチがいいというので、ママっちがサンドイッチを準備しておいてくれていました。カップラーメンだけならおいておけるからその日に食べなくてもよかったけど、サンドイッチがあるならやはり無理に外食に子どもたちを誘わずとも、自宅で昼食を済ませたほうが賢明だと、出かけないという結論になりました。

 そこで、以前に購入して組み立てだけやってそのままになっていたシャボン玉メーカーの登場です。シャボン液が大量に必要になるので、これは私が自作しました。台所用洗剤と洗濯糊を少々コップに半分ほどの量の水に溶かしてできあがりです。洗濯糊を混ぜるところがミソです。ためしにストローで吹いてみると、連続して無数のシャボン玉が一息でできるようになりました。

 この液をペットボトルに移し替え、シャボン玉メーカーを二台とも持って、自宅の玄関前で実験です。

 シャボン玉メーカーは、単三電池二個でモーターをまわし、シャボン液の膜を張った輪に風を送り込むようにできています。シャボン液の膜の輪は六個あって、これが順に風の前にくると、風がシャボン玉を大量に作り出すという仕組みです。理科の教材としては、シャボン玉というより、モーターで風とシャボン液の膜を張った輪を電動式で回すメカニズムに焦点を当てたものというべきかもしれません。

 天気の崩れ始めた空の下で、シャボン玉をたくさん作ってご機嫌な二人です。

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 もう一度また別な機会に遊ぶかどうかもわからないようなおもちゃですけど、子どもたちにとっては中途半端だった科学館でのイベントは、一応これで完結したと言ってもいいでしょう。

 また気が向いたらシャボン玉を大量生産して遊んでみてね。

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2012年5月 5日 (土)

あっという間にお別れの日

 昼過ぎになり、ママっちの実家を出るまで、祖父母宅最後の日を満喫するヒメっちとナイトっち。途中からはまたTくん母子も遊びに来てくれて、実家の中ではまた台風が吹き荒れます。

 あっという間の二泊三日でした。帰りの電車にを待っているとき、ヒメっちは黙って寂しそうにしていました。まだ遊び足りなかったんでしょうね。ナイトっちも、表情こそ暗くはありませんでしたが、電車が来る前に「今ならまだ引き返せるね」などと凄いことをしれっと言ってくれました。

 待ちわびて待ちわびて、ようやく訪れることができた福島の祖父母宅に、二泊三日では足りなかったのかもしれません。

 慌てることはありません。震災がまた来たらそれはちょっと冗談ではすみませんが、放射線の心配もないようだし、ヒメっちの病気の再発もないなら、もう昨年のようなことはないはずです。今後は定期的に来ることができるはずです。時々顔を見せにきて、二人が成長していく過程を報告していければそれが一番いいことです。

 お世話になりました。ありかどうございます。また、近いうちにお伺いいたしますので。

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2012年5月 4日 (金)

駅前のアミューズメント施設にて

 福島駅前に、新しいアミューズメント施設ができたというので、Tくん母子と我が家の四人で遊びに行って来ました。

 過去にも似たようなところに行ったことがあります。入場料は払うけど、中ではお金を使わないでいいようになっています。古くなったゲームセンターの筐体などを払い下げてきて、フリープレイで遊べるようにしてあるのです。早くも壊れてしまっている筐体がいくつか散見されました。

 入場してすぐのところに太鼓の達人が置いてあります。二~三年ほど前のモデルです。写真ではヒメっちとナイトっちの二人で遊んでいますが、この後ヒメっちは、しばらくこの太鼓の達人で何度も同じ曲を練習していたそうです。

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 そこまで凝る理由もよくわかりませんが、ヒメっちはこのゲーム、昔から好きです。

 ヒメっちが太鼓ばかりやっている間、ナイトっちはTくんと一緒にボールプールだの屋内のアスレチックだの、「House of dead」というゾンビを撃ち殺す射撃ゲームだのと、一緒にやって遊んでいました。ゾンビの首を打ち抜いて興奮している六歳と四歳。なかなかシュールな図です。コンティニュー繰り返してエンディングまで行ってしまいました。

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 滅多に連れてこれるところではないだけに、少しは散財もしてしまいましたが、まあたまにはいいというものでしょう。これもひとつの連休の思い出作りというものです。

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2012年5月 3日 (木)

二年ぶりの福島

 昨年三月の東日本大震災と、その当時のヒメっちに襲い掛かった得体の知れない病魔のために、帰省することがかなわなかった福島のママっちの実家に、二泊三日の短い期間ですが、ようやく訪れることができました。実に丸二年のご無沙汰です。ママっちのご両親は変わらず元気で、何よりでした。そして、子どもたちが顔さえ忘れそうになっていた祖父母にようやく会うことができ、嬉しそうにしている様子が印象的でした。実家にたどり着いたとき、ママっちよりも先に我が家の子どもたちは二人とも、気がついたらもう実家の玄関の中に消えていたくらいです。

 子どもたちも、よほどこのときを待ちわびていたんでしょうね。

 そして、ママっちの実姉の一人息子Tくんとも再会です。我が家の子どもたちからすると従弟にあたります。Tくんとのご無沙汰は二年じゃ利きません。二年前に実家を訪れたときはTくんが熱を出して来られなかったので、三年ほどのご無沙汰になるはずなのです。今四歳のTくんの以前の記憶がまだ一歳のころだったのだから、私にはもう、その当時の記憶しかない赤ちゃんが急に大きくなって、巧みに言葉を操るようになったように思われてなりませんでした。

 仮面ライダーフォーゼが大好きなTくん、ライダーベルトを持ってきていました。フォーゼとメテオと両方のベルトを持っています。メテオのベルトを借りて、ナイトっちも一緒に記念撮影。折しも放送の中でも本当に心が打ち解けあったフォーゼとメテオが、ここでコラボしています。それにしてもベルトがでかい。

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 午後九時になってTくんと義姉が帰るまで、実家の中はずっと暴風雨が吹き荒れるようでした。とにかく三人の子どもがやかましいくらいはしゃぎまわります。京都の私の実家で会う従姉兄は、同じ従姉兄でも高校生と中学生なので、小学生二人と同じようにはしゃぎまわることはもうしませんが、やはり福島の場合は違う。我が家の子どもたちよりもさらに小さなやんちゃ坊主がもう一人加わったのだから、鬼に金棒を与えるようなものです。

 でも、三人ともやかましくはあったけど、仲良く遊んでくれていました。大人が入り込むことのできない三人の世界が、そこには確かに存在していました。

 T君、想像通りのやんちゃ坊主で面白いです。ナイトっちとはずいぶん違うタイプですが、でもナイトっちのことは兄貴分として見ているみたいだし、たまにしか会えないけど、この先どんな個性を体得していくのか実に楽しみです。

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2012年5月 2日 (水)

バイオリンの今

 昨日は遠足疲れでバイオリンの練習ができなかったヒメっち。だからといって、丸一日分の練習を免除するほど私は甘くありません。

 その分、今日は一時間練習するようにと言っておきました。一時間はさすがにちょっと長いと感じたようですが、それでもなんとか計ったようにぴったり一時間、昨日の分も含めて練習はしていたようです。

 自宅でバイオリンの練習をするのは楽しいかと、ヒメっちに聞いてみました。ただ言われているから、やらないと叱られるからやっているだけの練習では、楽しくなどないだろうし、楽しめない楽器の練習では上達の見込みなどないと考えるのは当然のことです。

 返ってきた答えを要約すると、手放しに楽しいわけではないけど、ある程度は楽しいとも感じているようです。ただのストレスになっているだけというわけでもないらしいのです。

 確かに、初挑戦したときはほとんど弾けなかった曲が少しずつ弾きこなせるようになっていく過程は楽しいでしょう。それが感じられるのであればいいのですがヒメっちのバイオリンからは、あまり愉しそうに練習している様子が感じられないことも多く、どうしたら楽しんで練習ができるのか、それがヒメっちのバイオリンの目下の最大の課題のように思えることがあるのです。

 それでも、バイオリンを手にしたばかりのころと比べれば、ずいぶん上達したように思います。まだまだ音程がずれることがあるし、ミストーンも多いんですけどね。

 退院したらぜひやってみたいと自分で言い出したバイオリンです。そして、今でも続けていたいと言っているのです。

 それなら、毎日練習を欠かすことなく、少しずつでも上達していってもらわねば。せめて、練習が愉しいと思えるところまで早く到達してもらいたいものです。

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